ソロミュージアムで埴輪の性別を見分ける能力を鍛えた話
みなさんは、埴輪を見て男性か女性か瞬時に判別できますか?今回はそんな埴輪の性別の見分け方を追求してみたお話です。
江口のりこ主演でテレビドラマ化されている『ソロ活女子のススメ』をなんとなく見始めたらマイブームとなってしまいました。そして、私もやってみたい!!と思い立ったのはソロミュージアム。目指すは、上野恩賜公園内にある東京国立博物館です。初めてやってみた、ソロ活女子聖地巡礼。
「上野恩賜公園に東京国立博物館なんてあったっけ?」そんなレベルで上野駅に降り立ちました。
ここで、上野発の夜行列車降りた時から〜♪とか脳内再生される人は昭和ですかね。しかも、上野で降りてないし。むしろ乗ってるし。

一気に人口密度が高まる中、東京国立博物館を目指します。みなさん、向かう方向が同じなんでぞろぞろ歩く感じです。ぞろぞろ。そしてすぐに東京国立博物館に到着。

行列すごい。芸術鑑賞をしようと意識高く来たのですが、「●時間待ち」という看板を見て、すぐに諦めることにしました。

東京はすごいなー、と思いながら公園散策に切り替えです。

京都国立博物館の考える人は見たことあるから国内2体目かな。何考えてるのかな
歩きながら気付いたのですが、東京国立博物館は広いのです。本館、東洋館、表慶館、平成館、法隆寺宝物館、黒田記念館と沢山の展示館があり、とても一日で回りきることはできなさそうです。


そして私のお目当ては平成館の特別展だったので、そもそもさっきの行列ではなかったのです。よかった。

実は私、ハローキティと同い年です

東京国立博物館にはレストランやキッチンカーがあり、館内にも自由に飲食できるスペースがあったので驚きました。美術館って飲食NGだと思ってたので、ドリンクコーナーやテラスがあったのは有り難かったです。上級者は持ち込みをするのかも知れないですね。私は初心者なので、販売していたお弁当を頂きました。
コインロッカーもたくさんあって、荷物を預けて鑑賞できたのも良かったです。しかも100円戻ってくる気前の良いロッカー。手ぶらでじっくり見ることができます。

特別展の感想はまたの機会にして、『ソロ活女子のススメ』にも出てきた常設展を見ることにします。
入口にあったのがこの子。

解説によると、女子埴輪のほとんどが半身の中、全身の埴輪は珍しいそうです。
・模様のない筒袖の上に、
・波模様の袖のない服を重ね着し、
・縦縞模様の裳と呼ばれるスカートをはいている
とのこと。
重ね着なんてオシャレ上級者じゃね?
弥生時代はワンピースだったことを考えると、ツーピースの服は新しいスタイルだそう。しかも、耳飾・首飾・腕飾。身分が高い人だと推測される装いに髪の毛は島田髷(しまだまげ)。結った髪を竪櫛で留め、ハチマキを巻き…
ん?ハチマキ?

これ、ハチマキなんだそうです。なんでハチマキなんでしょうね。なにか意味があったりするのかな?と思ったのですが、よく分かりませんでした。
気合いでしょうか、オシャレでしょうか。それとも髪が広がるのを単純に抑えたかったのでしょうか。答えの分からない仮説を考えながら、埴輪からその時代の文化が想像できることが単純にすごいと思いました。
本来の目的ではなかったかも知れないけれど、結果として、埴輪が写真のない時代の記憶の残し方にもなっているの、すごくない?

この空間に癒されて、色んな埴輪をうっとり眺めていました。



人の埴輪には「両手をあげる女子」「片手をあげる男子」「笑う男子」などタイトルがついていました。何気なくタイトルを眺めていると、湧き上がる素朴な疑問。
男性女性、どうやって判別してるの?
入口にあった盛装女子はスカートみたいな広がった服を着ていたので、裾がぴろんっと広がっているのが女子、広がっていないのが男子とも考えられそうです。
体型的にウェストがきゅっとなってて、胸の膨らみが表現されているのが女子?寸胴な感じが男子?それくらいしか思いつきません。
AI先生に聞いてみたところ、
男性は、美豆良(みずら)と呼ばれる髪型(顔の左右で振り分ける髪型)をしているものが多い。
女性は、髪を頭頂部に結い上げて、額に櫛を差して飾り、首飾りや耳飾りをつけて、正装する姿をしているものが多い。
との答えが返ってきました。首飾りや耳飾りがある埴輪が女性と思っていいのですかね。なんとなく分かってきましたが、まだ正答率60%くらいですかね。もう少し研究してみたいなと思ったのでした。
