山陰特急リレー・2つの「スーパー」乗り継いで京都へ
スーパーおき:アトラクション級の揺れ?山陰本線・振り子の洗礼

雨の日だったので少しどんよりしてます
「WEST EXPRESS 銀河」で、春の出雲に到着しました。出雲と松江を満喫し、いよいよ帰路につきます。

本当に怒られてしまいそうですが、どこからが島根県で、どこからが鳥取県なのか、よく分からないまま過ごしてしまいました(すみません)。
京都への帰りは、「特急スーパーおき」と「特急スーパーはくと」を乗り継ぐことにしました。

「スーパーおき」は、主に鳥取駅・米子駅 〜 新山口駅間を、山陰本線・山口線経由で結ぶ特急列車です。海岸線を見たかったので、今回はD席を選択しました。

実際に乗ってみると、かなり揺れました。「揺れる」というレベルを超えて、もはやアトラクションのようです。

しまねっこえーる 島根ビール ヴァイツェン
鳥取までの山陰本線は、急カーブの連続。そこをスーパーおきがどう走るかというと…振り子式の洗礼。
キハ187系は「制御付自然振り子装置」を搭載しているそうで(知らんけど)、カーブに差し掛かると、遠心力を打ち消すために車体がグイッと内側に傾くそうです。これが独特の揺れを生みます。
あと、加速力がエグい。見た目はわりとシンプルですが、中身はすごいエンジンを積んでいるので、縦にも横にも揺さぶられる感じで進んでました。
スーパーはくと:智頭急行の自慢の車両で京都を目指す

鳥取で乗り換えて、「スーパーはくと」。

「スーパーはくと」という名前の由来は、日本神話の因幡の白うさぎに登場する「白兎(はくと)」からきています。
鳥取(因幡地方)を象徴する存在であり、特急列車のスピード感や軽快に走るイメージを、神話の中で海を渡っていった白うさぎの姿に重ね合わせて命名されました。

狙った訳ではないのですが、なんと、コナン号。

智頭急行の公式サイトなどでは「どの便がコナン号で運行されるか」のスケジュールが公開されているため、狙って乗るファンの方も多い、非常に人気の高い列車です。

普段、列車に興味ないであろう方も、こぞって記念撮影をしているのがなんだかいいなと思いました。それぐらい、写真に撮りたくなる列車でした。
『名探偵コナン』の作者である青山剛昌先生が鳥取県北栄町出身であることから、鳥取県とJR西日本、智頭急行が連携して実現したそうです。
2023年12月から運行を開始しており、京阪神と鳥取を結ぶ「スーパーはくと」のうち、特定の編成(1編成のみ)がこの特別仕様になっています。

「まんが王国とっとり」は、多くの著名な漫画家を輩出している鳥取県が、漫画の力を活用して地域の活性化や観光振興を目指して取り組んでいるプロジェクトの名称です。
2012年に「建国」が宣言され、県全体を一つの「王国」に見立ててさまざまな活動を展開しています。知りませんでした…。


向かいのホームはポケモン。


専用の座席のヘッドレストカバー


マツイビール 倉吉
スーパーはくとは大きく揺れる訳でもなく快適でした。鳥取から関西圏は遠くないのですね。体感、すぐ大阪に着きました。
京都に到着する時のアナウンスで「本日も第3セクターの…」という、車内アナウンスでは聞き慣れない単語が聞こえました。第3セクター??
「スーパーはくと」に使われているHOT7000系という車両は、JR西日本の持ち物ではなく、智頭急行という鉄道会社が所有している車両なんだそうです。なるほど。だから智頭急行のホームページにコナン号のスケジュールが載っているのですね。

「さんいん(31)」の語呂合わせで作られたという、遊び心あふれるホームに到着。ようやくこの場所を、本来の目的地からの帰り道として使うことができました。
仕事終わりの金曜日から始まった弾丸旅。最高のチャージをして、京都の日常へと戻ります。
次はどこいこ。
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