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住民税の納付書が届くたび、「ああ、個人事業主だな」と思う

毎年6月になると、住民税の納付書が届きます。封筒を開けるたびに、正直、少しため息が出ます。

会社員のころは、こんな気持ちになることはありませんでした。住民税は給料から毎月勝手に天引きされていて、自分が払っているという感覚すら、ほとんどなかったからです。金額も、いつ引かれているのかも、きちんと意識したことがありませんでした。

個人事業主になって変わったのは、この住民税が「自分で払うもの」になったことです。

毎年6月ごろ、自治体から納付書がまとめて郵送で届きます。年4回分の納付書が入っていて、それを自分で払う。私はPayPayで、4期分をまとめて片付けてしまいます。スマホでバーコードを読み取るだけなので、手間そのものは大したことはありません。

ちょうど今年も通知書が届き、納付しました。

天引きされていたころは見えなかった金額が、紙の納付書として目の前にどんと現れる。「これだけ払うのか」と、はっきり数字で突きつけられる。便利に数分で払い終えても、その「見えてしまった」という感覚は残ります。


去年の自分の分を、今の自分が払う

もうひとつ、住民税には独特の重さがあります。前年の所得をもとに計算される、ということです。

いま払っている住民税は「今年の稼ぎ」ではなく「去年の稼ぎ」に対するもの。去年がんばって稼いだ分の請求が、1年遅れで今の自分に届く、という構造です。

調子のいい年が続いているうちは、これは気になりません。でも、もし収入が落ち着いた年でも、前年ベースの住民税はやってきます。
「今はそんなに稼いでいないのに、去年基準の金額が来る」 ── この時間差は、独立してから初めて肌で理解したことのひとつでした。

だから私は、住民税は「後から来るもの」として、あらかじめ少しよけておくようにしています。来た請求に毎回ヒヤッとするより、最初から覚悟しておくほうが、気持ちが楽だと気づいたからです。


気は重い。でも、嫌いではない

正直に言えば、住民税の納付書は、私が毎年いちばん「個人事業主だなあ」と実感する瞬間かもしれません。

会社員のときのように、誰かが代わりに天引きして、きれいに処理してくれるわけではない。自分の名前で稼いで、自分の名前で納める。その全部が、自分の手の中にあります。

気は重い。ため息も出る。でも、不思議と嫌いではないのです。この「自分で払っている」という手触りは、会社という傘の下にいたころには持てなかったものだから。

毎年6月、ため息をつきながら、私はPayPayの「支払い完了」を4回タップします。そして「今年も、自分の足で立っているな」と、ちょっとだけ思うのです。


具体的な払い方(PayPayでの手順や、納期・注意点)は、ブログのほうにまとめました。

X(@soloji_fire)でも日々の発信をしています。よかったらこちらも覗いてみてください。

#個人事業主 #住民税 #フリーランス #おひとりさま #独立

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