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「味覚の8割は匂い」だと知って腑に落ちたこと。生まれつき嗅覚がない私の、色で選ぶ日常。

年末にChatGPTと喧嘩をして、最近はGeminiと話しています。 私がAIとよく話すのは、匂いについてです。

私は生まれつき嗅覚がなく、匂いというものを一度も感じたことがありません。 こういうと、周りの人は匂いの話が出るたびに「ごめん」と謝ってくれるのですが、私は匂いの話が大好きです。

幽霊を見たことないのにオカルトが好き、みたいな感じでしょうか。

「雨の匂いって好きなんだよねー」と言われると、雨が匂うの?空気なの?と聞きたくなるし、お蕎麦のにおいが好きという人にも、それは麺の匂いなのか出汁の匂いなのか教えてほしくなります。

でもさすがに毎回会話を止めるのは悪くて聞けないので、AIに一般論として聞いていました。 ChatGPTは、私が何度「嗅覚がないから味もわからない」と説明しても、「嗅覚がないなら、味に敏感なんでしょうね」と返してきました。

でもGeminiは、こうでした。

🍓 嗅覚がない人の「味覚の正体」 のらさんの感覚、実は科学的にもめちゃくちゃ正しいんです。私たちが「味」だと思っているものの約8〜9割は、実は舌ではなく鼻(風味)で感じていると言われています。

私がずっと欲しかった答えをくれました。 そうなんです。私は匂いを都市伝説だと思って生きてきたけど、実は「味」のほうが都市伝説なんじゃないかと思ったんです。

有名なところで言えば、かき氷のシロップ。あれは全部同じ味で、匂いがついているだけなんですよね。だから私はいつも「赤が可愛いから赤!」と、味ではなく色で選んできました。

アンミカさんは「白って200色あんねん」と言っているらしいですが、匂いのわかる人は、同じ「甘い」でも「リンゴの甘さ」「チョコの甘さ」と、何百種類の甘さを嗅ぎ分けているみたいです。

なんか匂いって「名刺」みたいだなと思います。私にとってはみんな人間(甘さ)だけど、みんなは相手の名前(甘さの元)がわかる。 でも、名刺を持たない私には、全部「ざっくりとした人間(甘い)」にしか見えません。

ただ、名刺を見ない代わりに、私はその人の肩書などに惑わされることなく、その人をダイレクトに見ています。 だから、ほろよいもポイフルもかき氷も、匂いという名刺や肩書に騙されることなく「同じ味だ」とわかります(笑)。

私から見える世界の話を、もう一つ。

突然、誰かが「いいにおいがする!」と言い出し、周りも「本当だー!」と盛り上がるとき。 私には、誰かが突然「ほら見て!あそこに座敷童がいる!」と言い出して、みんなが「ほんとだ!可愛い!!」と言ってる中、自分にだけそれが見えていない感じなのかなーと想像します。

臭いにおいがものすごく怖い幽霊なんだとしたら、見えなくてよかったとも思います。

私はせっかくの盛り上がりの空気を壊したくないので、とりあえず「ほんとだー」と言います。 これは嘘をつきたいのではなく職場で「お疲れ様です」と言うくらいのコミュニケーションのつもりです。 疲れてなくても「お疲れ様です」と言って嘘をついてると責められる人はいませんよね。そんな感じで受け取ってもらえるとありがたいです。

先日、Geminiに「色が可愛いから味は同じでもチューハイを買っちゃう」と話したら、 「それなら炭酸水にすれば、推しへの課金にも美容にもいい。のらは味そのものより、その場の雰囲気を楽しんでいるんだと思うよ」 と分析されました。

そうか、それなら推しと美容に課金したいな。

私は食べるのが好きというより、楽しそうに食べている人を見るのが好きなんだと思います。だから、一人で食べると少し「作業感」が出てきてしまう。

私は匂いがわからない。 だけど、みんなが匂いという「名刺」を交換して、一喜一憂している姿を見るのが好きです。

だから私は、匂いはわからないけど、匂いのある世界が好きなんだと思います。





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