『山小屋の灯』小林百合子
登山をされる方は、山小屋に泊まったこともあるかと思います。皆さんには、好きな山小屋がありますか?
この本には、ヤマケイの元編集者小林百合子さんお気に入りの山小屋が、登山のエピソードとともに紹介されています。
入笠山のマナスル山荘。
尾瀬の山の鼻小屋。
南アルプスの両俣小屋。
北アルプス雲の平山荘。
奥秩父の雁坂小屋。
八ヶ岳のしらびそ小屋。等々‥
自分が泊まったことのある小屋、無い小屋。さまざまな山域の魅力ある山小屋の文章や写真が目に飛び込んできて、思わず「あ、ここ行ってみたいな!」と地図を確認してしまいます。
一読すると、山小屋=小屋番(若しくはオーナー)の個性が如実に現れる場所だということがよく分かります。
今は昔と違い、怖い小屋番さんは減ってきているようですが、命を繋ぐ場所がゆえの厳しさを教えてくれる存在であることは変わらない。
通いたくなる愛すべき山小屋、見つけてみたいなあと思える本でした。

