見出し画像

【そっか雑談|湿度】晴れていたのに体育着が乾かない!? 天気予報の「湿度」は何のため?

「湿度って、理科のテストで計算するための数字でしょ?」

そんなふうに思っている中学生もいるかもしれません。

でも、天気予報に出てくる湿度は、毎日の生活にもちゃんと役立っています。

今日は、ハルの体育着から始まる湿度の話です。


ハルは、ベランダに干してある体育着を触りながら、困った顔をしていました。

ハル

「アキ、おかしいんだけど」

アキ

「どうしたの?」

ハル

「今日は晴れてたのに、体育着がまだ少し湿ってる」

アキ

「今日は湿度が高かったし、あまり風もなかったからね」

ハルは、スマートフォンの天気予報を見直しました。

ハル

「あ、本当だ。湿度82%って書いてある」

アキ

「空気中に水蒸気が多く含まれている状態だね」

ハル

「湿度って、理科のテストで計算するための数字じゃなかったの?」

アキ

「教科書の外でも、ちゃんと使われてるよ」

ハル

「教科書の外にも湿度がいたのか……」

アキ

「以前から天気予報に出てるけどね」


ぬれた体育着が乾くとき、体育着に含まれている水は、水蒸気に変わって空気中へ出ていきます。

ところが、湿度が高い日は、空気中にすでに水蒸気が多く含まれています。

そのため、湿度が低い日と比べると、体育着の水が蒸発しにくくなるのです。

また、風があると、体育着のまわりにたまった湿った空気が入れ替わるため、乾きやすくなります。

つまり、洗濯物の乾きやすさは、

晴れているかどうか

だけでは決まりません。

湿度や風も、見るべき大切な情報です。

ハル

「晴れマークだけ見て、天気予報を全部分かった気になってた」

アキ

「洗濯物のことを考えるなら、湿度や風も見た方がいいね」


中学校の理科では、湿度を考えるときに、

その気温で含むことのできる水蒸気の最大量

と、

今、実際に含まれている水蒸気量

を比べます。

湿度が高いということは、最大量に対して、今の水蒸気量が多いということです。

ここまでを図で整理すると、こうなります。

ハル

「“最大量”と“今の量”って、計算問題にしか使わないと思ってた」

アキ

「その意味が分かると、天気予報の数字も読みやすくなるよ」

ハルは、体育着どうしの間を少し広げました。

ハル

「よし。風が通るようにして、理科の力で体育着を救う!」

アキ

「次から前の日までに洗濯に出す方が、もっと確実だけどね」


今日の「そっか」

湿度は、問題集の中だけにある数字ではありません。

天気予報の湿度を見ると、洗濯物が乾きやすそうかを考える手がかりになります。

学校で習った、

最大量と今の量を比べる

という考え方は、毎日の生活にもつながっています。


湿度の意味から、計算問題まで整理したい人へ

湿度の計算では、公式を使う前に、

どれが最大量か
どれが今の量か

を見分けることが大切です。

分数を使わず、「比」で解く考える順番を本編でやさしく整理しています。無料部分だけでも、基本問題まで練習できます。

【中学理科】親子で1問確認|分数を使わず「比」で解く

【中学理科】湿度の計算は明日のテストにも間に合う|分数を使わず「比」で解く3ステップ完成



今日の「そっか」が、明日の「できた」になる。

いいなと思ったら応援しよう!