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【事前課題編(前編)】施設アセスメントでフリーズするあなたへ。「とりあえず欄を埋めるだけ」から抜け出す方法【感染管理認定看護師】

どうもこんにちは!
元・感染管理認定看護師養成機関の教員のまめです!

感染管理認定看護師の教育課程に向けて、事前課題に取り組んでいる皆さん、毎日のお仕事と並行しての準備、本当にお疲れ様です。

パソコンの前に座ったものの、画面のカーソルが点滅するだけでまったく課題が進まない。

そんな夜を過ごしていませんか?

特に「施設アセスメント」という言葉を聞くと、なんだかとても難しそうな気がして、どこから手をつけていいか分からなくなりますよね。

前回は「問題」と「課題」の違いについてお話ししました。
今回はそこから一歩踏み込んで、入学前の大きな壁である事前課題について深掘りしていこうと思います。

ちょっと長くなりそうなので、前編と後編に分けて書こうと思います。
そのため、前編はちょっと短めです。



1. なぜ感染管理には「看護」がつかないのか?

認定看護師の分野はたくさんありますが、その中で唯一「看護」という言葉がつかないのが感染管理分野です。

少し不思議に思ったことはありませんか。

理由はとてもシンプルです。

私たちが対象とするのが、目の前の患者さんだけではないからです。

感染管理とは、文字通り施設全体を管理すること。

対象となるのは、医師や看護師などの医療従事者だけではありません。
リハビリスタッフ、清掃スタッフ、事務職員を含むすべての働く人々です。

そして、病室の環境、空調設備、水回りといった【ハード面】
さらには、院内の教育体制や運用ルールといった【ソフト面】

これら施設全体を俯瞰し、包括的にコントロールすることが求められているのです。

だからこそ、感染管理認定看護師になるための第一歩は、自分が働いている施設の全体像を深く知ることから始まります。

これこそが、事前課題である施設アセスメントの本来の目的なのです。


2. 施設アセスメントの第一歩:マニュアルと見学の重要性

自分の施設の現状をよく知ることが大事。
そう言われて、きっと皆さんが最初に集める情報は、病院の規定や指針、感染対策マニュアルではないでしょうか。

それは非常に素晴らしい、正しい第一歩です。
間違いではありません。

たしかに、病院がどのようなルールを定めているのか、公式な基準を知らずしてアセスメントはできません。

「当院の感染対策指針にはこう規定されている」
「標準予防策の手順はマニュアルでこう定められている」
というベースラインの確認は絶対に必要です。

次に皆さんがやることは、実際に現場を見学させてもらったり、担当者に説明を聞いたりすることではないかと思います。

手指衛生のタイミングはどうなっているか、PPEの着脱場所は適切か。
自分の目で見て、現場のスタッフに質問して情報を集める。

長年働いてきたけど、初めて見たという部署もあるのではないでしょうか?

給食(栄養課)や中央材料室とか、色々実際に入って見たことがなかった部署はありませんか?

これも施設アセスメントを進める上で欠かせない、とても大切なプロセスです。


3. あなたの課題、「とりあえず欄を埋めているだけ」になってない?

マニュアルを読み込み、現場を見学し、スタッフに質問して情報を集めた。

さて、その集めた情報を持ってパソコンに向かい、いざアセスメントを書き始めてみてください。

「規定にはこうある」「見学した結果、こうだった」という事実を書き連ねていく。

でも、書いていてふと手が止まりませんか?

結局、何が問題なのだろう。

気がつけば、提出用紙の「現状」や「アセスメント」の欄を埋めることだけが目的になってしまっている。
集めた情報をただ並べているだけで、そこから解決すべき「問題」がいまいち浮き彫りになってこない。

そう気づければまだ良い方ですが、そのような状況になっていることにも気づかず、ただ情報を埋める。

そして整合性のない情報が羅列し、自分で書いた情報とは関係ない内容のことを問題だ!と言って挙げる。

そんな風になっていませんか?

研修生や入学を控えた皆さんとお話ししていると、ここで立ち止まってしまう方が本当に多いのです。

規定や指針をまとめ、見学で得た情報を整理したはずなのに、なぜ肝心な「問題」が見えてこないのでしょうか。

その答えは、決定的に足りない情報があるからです。

後編では、なぜマニュアルや見学情報だけでは問題がわからないのか、その理由を解き明かします。

そして、課題の欄を埋めるだけの状態から抜け出し、説得力のあるアセスメントを完成させるための具体的なノウハウをお伝えしようと思います。

次回の更新をお待ちください!!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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