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「年収が1円高いだけで、10万円はもらえない!?」。— 物価高給付金が作り出す『見えない壁』と、置き去りにされた中間層の怒り


皆さん、こんにちは。Social Pentagon マーケ部(仮)です 👋

私たちは、社会に潜む見過ごされがちな課題を「ビジネスの力」で解決しようと取り組んでいる、ソーシャルビジネスのスタートアップです 🚀



年が明け、一部の世帯のポストには、自治体からある「封筒」が届き始めています。中身は「物価高騰対応給付金」のお知らせ。対象になれば、1世帯あたり10万円(+子供1人あたり5万円)という、決して少なくない現金が振り込まれます。
※自治体によって「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金」や「〇〇市くらし応援給付金」など名称はバラバラですが、国の交付金を使った同じ仕組みの事業です。

しかし、毎日働き、納税しているあなたの家のポストには、その封筒は入っていなかったのではないでしょうか?

今、SNS上では、この「届かない給付金」を巡って、ある怒りの声が爆発しています。

「真面目に働いて税金を払っている人間が、なぜ罰ゲームのように冷遇されるのか?」

今回は、わずかな年収の差で天国と地獄が分かれる、日本の給付金制度の「残酷な境界線」について考えます。


2. 名言の引用:インセンティブの罠


名言の引用:(投資家、チャーリー・マンガーの言葉より)


「インセンティブ(動機づけ)を見せてくれれば、結果を言い当ててみせよう」 (Show me the incentive and I will show you the outcome.)


「働かない方が(あるいは労働をセーブした方が)、お金がもらえる」というインセンティブがある社会で、人々はどう動くでしょうか?答えは明白です。働かないことが賢い選択になってしまうのです 🤔




3. 【現状】SNSで溢れる「#税金払い損」の声


今回の給付金の対象は、原則として「住民税非課税世帯」などが中心です。 物価高で苦しいのは皆同じはずですが、一定以上の収入がある中間層には、1円も支給されません。

これに対し、X(旧Twitter)などでは、悲痛な叫びが溢れています。

  • 「毎日残業して、高い税金と社会保険料を引かれて、手取りはギリギリ。なのに給付金は対象外。これって何の罰ゲーム?」

  • 「隣の家は働かずに10万円もらえるのに、うちは必死に働いてクーポン券すら貰えない」

  • 「『住民税を払っていること』が、支援を受けられない理由になるなんておかしい」

これらは決して「弱者叩き」ではありません。限界まで負担を強いられている現役中間層(サイレント・マジョリティ)の、偽らざる本音なのです。


4. 【構造】「1円の壁」が産む逆転現象


この怒りの根源にあるのは、制度設計の「デジタルな残酷さ」です。

住民税が非課税になるライン(例:東京23区の単身者なら給与収入100万円以下)をたった1円でも超えると、給付金10万円は「ゼロ」になります。

  • Aさん(年収100万円):
    判定:ギリギリ非課税
    給付金:+10万円
    結果:実質手取り 約110万円

  • Bさん(年収100万1円):
    判定:たった1円超えたため「課税」
    給付金:0円(さらに数千円の税金が発生)
    結果:実質手取り 約99万円

「稼ぎが1円多いBさんの方が、最終的に10万円以上貧しくなる」。この逆転現象(モラルハザード)こそが、働く人々の心を折り、労働調整(あえて稼がない)を加速させている正体です。


5. 【矛盾】コストをかけて「不公平」を配る


さらに私たちが指摘したいのは、この給付金を配るための「莫大な事務コスト」です。

マイナンバーカードがこれだけ普及しても、多くの自治体ではいまだに「紙の申請書」を郵送し、返送させ、職員が手作業でチェックしています。その郵送費や人件費(事務委託費)だけで、数百億〜一千億円単位の税金が消えていると言われています。


「税金を使って、税金を払っている人を不快にさせる制度を、高コストなアナログ作業で運用している」。これほど非効率なことが、2026年の日本でまかり通っているのです。


6. 【視点】「救済」か「分断」か


私たちが考えたいのは、この制度が社会に「分断」を生んでいないか、ということです。

困窮している世帯を助けるのは当然の責務です。しかし、その財源を負担している現役世代が「自分たちは搾取されるだけだ」と感じてしまえば、社会保障への信頼は崩壊します。

必要なのは、「年収〇〇円でバッサリ切る」線引きではなく、「働けば働くほど報われる」上で、苦しい時には手を差し伸べる、グラデーションのある支援ではないでしょうか。


7. まとめ:封筒の中身よりも大切なこと


もし、あなたの元に給付金の封筒が届かなかったとしても、それはあなたが「社会を支える側」として踏ん張っている証です。その誇りまで捨てる必要はありません。

しかし、政治や行政に対しては、声を上げ続ける必要があります。「私たちが求めているのは、一時的な10万円の給付金ではなく、働いた分が正当に報われる社会構造だ」と。

最後までお読みいただき、ありがとうございました 🙏




いかがでしたでしょうか。「働き損」を感じさせる制度の歪み。次回も、皆さんの生活に潜む「同意」や「契約」にまつわる課題について、一緒に考えていきたいと思います 🤝


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