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ferdinand_ja_jp
20250926「幽玄の奥底」
今日も寝そべって
起きているのかいないのか
うつらうつら
夢であるようで
夢ではないようで
横になって
何かを見ている
目の前のことなのか
夢の中なのか
誰かを案じ
誰かを呼んでいる
もしかしたら呼ばれているかもと
暑くもなく寒くもない
ちくりとつっついて
風船をぱちんと突っつく
いつもの風景を見つつ
違いが在るのだと思い
わたしに帰り
また放つ
流れる景色を存分に受け取って
満腹の態で充している
暫くすれば8分目
あとの余白は未だ残っている
ゆらゆらと靡き
うつらうつら
舟を漕ぎ
ゆっくり進ませ
任せた存在の四方八方
どこに居てもいい
それからわたしたちを充すのだろう
どれもが要らないが
無ければ不便ではあるし
適当に与え
少し工夫すればいい
無ければ無いで
自分もまた無くてもいいのだろう
必要なら何かを得て
またいつもの自分と
誰かの自分とを替えて
幽玄の奥底を叩いている
晒された空気を充し
気にしないことを詰めて
緩やかに其処に居る
一畳ぶんの送りで
時間をたっぷり賄うことを得るだろう
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