『ジェリーフィッシュは凍らない』市川憂人
読書再開
最近めっきり本を読んでいなかった。
一昨年の冬くらいから生活リズムが変わり、まとまった読書タイムを確保しずらくなってしまっていた。不思議なもんで、しばらく本を読まないと、読書欲そのものが薄まっていってしまった。あんなに読んでたのにね!
最近、図書館のカードを作った。図書館なんて行ったのは15年ぶりくらいかも。やっぱり思う、図書館っていいなって。昔はあんなに行ってたのにね!
図書館すごい
最近の図書館に感動。
なんと会員ページからスマホで読みたい本の予約ができる。近隣の図書館からの取り寄せも。
いや昔から予約自体はできてたのかもしらんが、当時の私が知らなかっただけで。
ともかく、図書館最高!
人気図書すごい
予約ができてすごい!のはいいのだが、やはり人気の本はすごい。
今本屋大賞で話題の『探偵小石は恋しない』読んでみたいな~。
試しに予約してみたところ、400人以上待ち、貸出期間は2週間、何冊かあるにしても、一体借りられるのいつよ!?
そういうのはもう自分で買おうと思う。
閑話休題
読書再開
とまぁそんなわけで前々から読みたいと思ってた本を読んでみたところ、
やっぱり読書っていいなぁ~!!
と、思いましたとさ。
本題
さて、今回私が読んだのが、『ジェリーフィッシュは凍らない』だ。
海月と書いてジェリーフィッシュと読む
海月みたいな形の新型飛行船<ジェリーフィッシュ>
そこには真空気嚢という新技術が使われており、その新型機の長距離航行試験飛行中に雪山に不時着して試験参加者全員遺体で発見されました。
という話。
海月=クラゲ=ジェリーフィッシュ
くらげって英語でジェリーフィッシュっていうのね、
ゼリーみたいな魚ってこと。魚か?あれ。
それと比べると「海の月」と書いてクラゲってのはなんだかおしゃれな気がする。
ちなみに「Moon Jellyfish」というのも居てそれはミズクラゲのことですって。
交代制
中身の話をしよう。
本作には2つの軸がある。
①海月の試験飛行中の話
②海月の試験飛行参加者の死を捜査する警察の話
①で全員死亡し、②で操作する。
で、①と②を少しずつ交互に描いている。
①で訳も分からないまま次々に殺人事件が起き、②で少しづつ捜査が進み事実が明らかになっていくという構成。そこに犯人の独白も挟まれている。
①と②が同時並行で進むから
①の事件はどんな最期を迎えるのか
②捜査の末どんな解決を迎えるのか
2つのドキドキが最期まで持続するので飽きずに読める。
相棒
この事件を捜査する刑事の二人、マリア&蓮
この二人、良い。
なにかとだらしないが上司マリアといつでも冷静な蓮のコンビが良い!
二人の掛け合いが面白い。
マリアに対する連の暴言が面白い。
バディもの好きの私としてはかなり推せるバディですな。
ちなみにこの二人の物語はまだ続くんだそうで、続編もぜひ読んでみたい。
みんな大好きなアレ
そしてラストの結末
みんな大好きですよね?アレ。
そう、どんでん返し。
ねぇ、、、?
done it
さて、どんなどんでん返しか、
もちろんネタバレを避けるため明言はしないが、
この作品、だれが犯人か、つまりフーダニットは割とわかりやすい。読んでいたらなんとなく想像はつく。
それよりもどうやって、つまりハウダニットが重要だ。
そこにどんでん返しがある。
いやぁ分らなかった!
ある一つのトリックについては分かった!でもそこから先が重要だった!
まとめ
空飛ぶ海月という密室、雪山という密室
そして誰もいなくなったトリック
密室やひねったミステリー、あとバディもの、
それとどんでん返しも。
これらが好きな人にはぜひ読んでもらいたい一作であった。
