見出し画像

【月と文社】から出版される「今日も演じてます」に私のロングインタビューが掲載されます。

2025年12月10日に「月と文社」から出版される「今日も演じてます」に、私のインタビューが掲載されることになった。私含め、8人のインタビュー形式のアンソロジー本で、ネット通販の予約も始まっている。11月23日(日)の文学フリマ東京@東京ビッグサイトにて先行発売もされるとのこと。


「月と文社」の代表・藤川さんよりnoteを通じて連絡があったのは7月。
「演じていることに自覚がある人」たちのインタビューを集録したアンソロジー本の製作を予定しており、私にインタビューをしたいとの連絡いただいた。何事かと驚いた。
そして私は神戸市内のホテルでインタビューを受けた。

インタビューの元になった記事はこちら。
私のnoteにおける最大の自己開示だと思って書いた記事だ。鼻息荒く書いたわりには♡は伸びていない。まぁnote的に好かれる記事ではないだろうし、反対側の人、母親であることが喜びである人には不快だろう。

これを書いたのはnoteを始めてどんどんアウトプットが進んでいた頃かな、と思う。
この記事をはじめとする私の自己開示的なnoteに目を止めていただき、人生で初めて雑誌の編集者さんから取材を受けた。

今回出版される本は、人生の何かを「演じている」ということを自覚している人たちを集めたインタビュー集ということである。
私は「良き母を演じる」という題名でのインタビューだった。

雑誌の編集長さんと会ういうことで、私はめちゃめちゃ緊張していた。「月と文社」を立ち上げた藤川さんは、日経ウーマンの編集長を務めた方だ。本屋でたまたま手に取ってみた本が日経ウーマン出版の本、なんてことは、まぁまぁあることだ。

編集者とはメイクばちばちの宝塚の人みたいなイメージを持っていた。キレキレの天海祐希や真矢みきが現れたらどうしよう。私は溶けてなくなるかもしれん⋯などと妄想に拍車をかけていたのだ。

藤川さんからは「目印にこの本を置いておきます」と連絡を受けていた。
月と文社から発売されている「私の孤独な日曜日」だ。

私は急いでこの本のあらすじを読めるサイトで
目を通す。ん?これは⋯あるある。
そうだよなぁ…とか
非常に共感してしまったのだ。

緊張しながら新神戸にあるホテルのカフェに向かうと、「私の孤独な日曜日」が置かれているテーブルがあり、1人の女性がいた。

恐る恐る近づく私。顔を上げた編集長の藤川さんは黒い瞳が美しい柔らかな印象の女性だった。とりあえずホッとした。良い方に予想が外れた。

「この方なら大丈夫かも…」心の中でつぶやく。

取材が始まり、気付いたら3時間経っていた。
あっという間だった。これまた自己開示に拍車がかかり、言わなくてもいいことまでアウトプットしてしまったかもしれない。挙動不審で支離滅裂な私の言葉を拾っていただいた。

東京の人にとって私の関西弁はどのように映ったのか心配である。
これは関西人に生まれたら誰しも持つ、東京への憧れの裏返しの劣等感のようなものだ。
しかも私は滑舌が悪いし、自分の声がずっとコンプレックスなのだ。

たくさんの方にインタビューされるのだろう。まぁ、使うところが無くてボツになったとしてもこれは良い経験だったな。と
アウトプットしたことでスポーツのあとのようにすっきりした気持ちで電車に乗る。

10月下旬に入ったところで原稿をいただいた。ボツにはなってなかった。
改めてびっくりした。

私は自分の喋ったままの言葉が文字に起こされたのを見て、めまいがするようだった。
自分の喋り方を客観的に見た点数は20点くらいだ。関西弁の、なんと分かりにくい自己中な喋り方…。これでいいのか?これが本に入るのか?だが、これが私なんだ。とも思った。数えてみたら見開き17ページもあったのだ。私はページを行ったり来たり、もう訳がわからなくなった。改めて自分の発した言葉と向き合い、校正は最低限に留めた。

大丈夫なのか?
私を選んだことを後悔されてないか?
私のインタビューが入ることで本の評価は落ちないか?怖い、怖すぎる…。

いろんな思いがグルグルしているが、
私の言葉を拾ってくださったことに感謝しかない。

私は間違えなく「演じて」いるからだ。
「息をするように嘘を付く」とかいうことがあるが、あれと同じだ。
「息をするように演じている」
誰しもそんなところがあるだろう。
私はnoteというツールを手に入れたことで
この「母」というテーマを言葉にせずにはいられなかった。

出版される本の主旨から外れてはいない。
noteからスポットを当ててもらえるとは思っていなかった。だからものすごく嬉しい。

本が出版されることはリアル生活において誰にも話していない。夫にもだ。
だが、私の思いは世の中に放たれる。
どこかの誰かとして。
noteのゆきんことして。
それでいい。それがいい。


いいなと思ったら応援しよう!