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Smatoy Music|「Sketch」という新しい創作




音楽を作る時、私はいつも時間をかけます。

歌詞を書き、

世界観を整理し、

プロンプトを何度も組み直し、

納得できるメロディやボーカルに出会うまで試行錯誤を繰り返す。

だから今までのSmatoy Musicは、一曲一曲を「完成作品」として届けてきました。

その姿勢は、これからも変わりません。



一方で、ここ数か月。

Xで即興詩を書き続ける中で、一つ気付いたことがあります。

心が動いた瞬間には、その瞬間にしか存在しない温度があります。

時間をかけて磨けば、作品としての完成度は上がるかもしれない。

でも、その日、その場所、その景色でしか生まれなかった感情は、少しずつ姿を変えてしまうこともあります。

その感情まで磨きすぎてしまうのは、少しもったいない。

そんなことを考えるようになりました。



そこで、新しい創作シリーズを始めます。

Sketch


です。

Sketchは、完成作品でも未完成作品でもありません。

その瞬間に感じた景色や感情を、できるだけそのまま音楽という形に残すためのシリーズです。

世界観を徹底的に作り込むというよりも、詩の空気をそのまま音に乗せる。

だから、音楽そのものの完成度を追い込むことが目的ではありません。

詩が持っていた温度を、メロディやリズムでそっと包み込む。

そんな創作です。



もちろん、これまでのSmatoy Musicをやめるわけではありません。

これからも、一曲一曲を磨き上げる作品は作り続けます。

一方でSketchは、

「今しか残せない感情」

を、そのまま届けるための新しい表現です。

完成度を競うのではなく、感情の鮮度を大切にする。

それがSketchです。



Sketch #001|夕暮れ

このシリーズの最初の作品は、『夕暮れ』です。

lyric: 夕暮れ

何気ない時間が
とうに通り過ぎて

一日の終わりを感じながら
見えない明日に
君を重ねて

夕暮れの空
気まぐれに流れる
雲のように

揺ら揺らと
心も浮遊すれば

きっと今日だって…

人混みに紛れながら
夕闇に溶け込むのさ



この詩を書いたあと、温めることなく、その日の感覚のまま音楽へとスケッチしました。
まるで、真空パックに閉じ込めるかのように。

映像も作り込みしていません。

ただ一枚の絵と、音楽だけ。

それで十分だと思えたからです。

🎧 YouTube
(リンク)



これからのSmatoy Musicには、二つの創作があります。

ひとつは、一曲を徹底的に磨き上げる作品。

もうひとつは、心が動いた瞬間を、そのまま残すSketch。

どちらも私にとっては、大切な「音楽」です。

The music goes on…


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