木々の囁きと、ユラの詩
澄んだ朝の冷気に、言葉の芽がふるえていた。
その冷気さえも穏やかなここは、Yuraの言葉の庭。
優しい言葉が草木を育て、
悲しみは静かな川に流れていく。
時間の概念さえ、ゆっくりとほどけてしまうような、
心地よく、やわらかな場所。
ユラはベンチに座り、そっと詩集をめくる。
ページをめくるたび、言葉に包まれ、胸があたたかくなる。
やがてユラは、ゆっくりと目を閉じ、
一つの歌を口ずさみはじめた。
まだ歌詞のない、
鼻歌のような、やわらかな音。
庭の空気に溶けていくその音は、
誰のためでもなく、ただそこにあるものだった。
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この場所が、読んでくれたあなたの“心の庭”にもそっと咲きますように。
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