シエラレオネの児童婚を知ろう
1. シエラレオネってどんな国?
シエラレオネ共和国は西アフリカに位置する国家です。国土は約7万平方キロメートルで、人口は約800万人(2023年現在)と推定されています。一方で、地域によっては経済的に厳しい状況が続いており、教育や医療が十分に行き届いていない場所もあります。

2. 児童婚とは
児童婚とは、18歳未満の子どもが結婚することを指します。
児童婚は、子どもたちの人生に大きな影響を与える深刻な問題です。具体的には、次のような問題があります。
子どもとしての自由や選択肢が奪われてしまう
立場が弱いため、暴力や虐待を受けやすい
結婚をきっかけに、学校を途中で退学せざるを得なくなることが多い
このように、児童婚は子供の将来を大きく制限してしまいます。
3. シエラレオネの現状
シエラレオネでは、現在児童婚が深刻な社会問題となっています。
理由としては
児童婚が慣習(伝統)として根強く残っている
女の子の3人に1人が、18歳未満で結婚している
6人に1人の子どもが、結婚などを理由に学校を退学している
これらの数字からも、教育の機会が奪われている子どもが多いことがわかります。
4. Alaziってどんな団体?

NPO法人アラジ(正式名称:特定非営利活動法人Alazi Dream Project)は、西アフリカのシエラレオネ共和国で活動する国際協力NGOです。2014年に任意団体として創設、2017年にNPO法人化してから約9年間で、累計2,000名以上の最貧困家庭の子どもたちに、公教育への復学機会を提供してきました。代表理事 下里夢美(しもさとゆめみ)
5. Alaziが行っている活動
① 行政と連動して転校先を手配
⇒ シエラレオネでは本当は学校でもっと学びたいのに妊娠によって学校でいじめを受け、学校に通えなくなる生徒が多い。
シエラレオネの中だけでももっと学びたいという子供が30万人もいます。
⇒ そこで産婦人科と警察(家庭支援課)と連携し妊娠によって学校に行く機会を失ってしまった子供を探し、教育省と連携して転校先を手配した。

② 電子マネーでの生活保護
⇒ 地方では銀行に行くまで何時間もかかる場合や子供の世話などによって遠くに外出できないことが多く、現金の行き渡しには限界がある。
⇒ そこで子供たちに格安携帯を手配し毎月電子マネー送金する仕組み
⇒ 毎月の送金で子供は制服や教育費を払うことができ転校先に通うことも可能に。また、継続した支援により学び続けることができる。

6. なぜ児童婚がなくならないのか
児童婚の一番大きな要因は貧困です。
①「結婚させれば1人分の生活費が減る」と考える親がいます。
結婚=お金が手に入る場合がある
地域によって・花嫁代(結婚すると相手側からお金や家畜がもらえる)・持参金(早く結婚するほど安くてすむ)という慣習があります。
👉 貧しい家庭ほど 結婚が「収入源」になってしまうのです。
②教育不足
教育を受けないと知識や選択肢が少なくなり、自分の権利を守れず、安定した仕事に就けません。世帯月収は1万円程度で、赤ちゃんの養育費もかさみます。
そのほかの要因:女性差別・伝統・慣習など
7. 募金の大切さ

寄付をし、教育の機会を提供する
➡貧困層を減らし、児童婚への対策に繋げる
1日あたり150円の継続的な支援で子供たちの未来が変わると寄付団体は述べています。
日本ユニセフ協会のサイトです ⇩
https://www.unicef.or.jp/webapp/controller/bokin/combine_input.php?tabid=0.28844794603849466&pagetype=combine_individual_input
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参考文献:https://www.youtube.com/watch?v=du4Hx1UXyUw
