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共感されても、選ばれないのはなぜ?コンテンツビジネスで読者が自然と行動(購入)したくなる言語化

中野丈矢です。

これは僕の起業初期の頃。
当時の僕は、本気でこう信じていました。


「共感さえ集めれば、商品は売れるはずだ」
「時代は、共感マーケティングだから」
と。


SNSやブログを更新し、自分の失敗談をさらけ出すことで、コメントがつくようになったタイミングです。


「中野さんの気持ち、痛いほどわかります!」
「私も同じことで悩んでいました」
「勇気をもらいました!」


たくさんの「いいね」と、通知欄を埋め尽くす共感のコメント。 僕はそれで、「よし、信頼関係は築けている」「ファンが育っている」と安心していたんです。

しかし、いざ勇気を出して、商品を案内した時のことです。


反応は、驚くほど「無」でした。


クリック数は、ほぼゼロ。


昨日まであんなに「わかります!」「応援してます!」と盛り上がっていたコメント欄が、嘘のように静まり返る。


「普段はあんなに反応してくれるのに、なぜ?」


あの時の、スマホを握りしめたまま血の気が引いていく感覚は、
今でも忘れられません。


なぜ、あんなに共感されていたのに、売れなかったのか?
今の僕なら、その理由が痛いほどわかります。


それは何か?

今回は、かつての僕と同じように「共感はあるのに売れない」という「共感止まり」の正体と、そこから抜け出して「あなたにお願いしたい」と即決されるための、決定的な「ズレ」の直し方についてお話しします。

これを知れば、あなたの「いいね(共感)」が、「売上」という資産に変わります。

その「共感」は、
本当に資産ですか?


僕の元に相談に来られる方で、割と多いのが「共感で止まってる状態」にある人。この状態に陥ってしまう人は、このようなパターンがあることに気づいたんです。


それは、非常に真面目で、誠実な方がほとんどです。


SNSやブログを、それも毎日更新し、学んだことを実践すべく、自分の弱みや失敗談もさらけ出して発信していました。すると、コメントもちゃんともらえているんです。


「気持ち、痛いほどわかります…」
「私も同じ悩みを持っていました!」


投稿には安定して「いいね」がつき、フォロワーとの交流も盛ん。だからこそ、「よし、信頼関係は築けている。自分の発信はちゃんと届いている」と手応えを感じるのも、ごく自然です。


そのタイミングで、自身の新サービスの案内(LP)のリンクを投稿した時のことです。

反応は、驚くほど「無」でした。
クリック数はほぼゼロ。


(これは、誰しもが通過するのかな?なんて、思いますが)


これまで、「わかります!」「応援してます!」と盛り上がっていたコメント。「非公開にしているのでは?」と思うほど、急に静まり返ってしまったのです。

「普段はあんなに反応してくれるのに、なぜ?」


この時、混乱してしまうのも、無理はありません。ですが、(今だから、言えることですが笑)僕から見れば、原因は火を見るよりも明らかでした。


このパターンに陥ってしまう人は、読者にとって「共感止まり」になってしまっていたのです。


かといって、共感を得ることがNGではありません。むしろ、必要です。共感なくして、そもそも読まれませんから。


しかし、多くの人がここで大きな勘違いをしています。

「いいねの数 = 信頼残高(売上)」
ではありません。


普段から「寄り添う発信」ばかりをして、「共感(過去や現在の肯定)」だけで繋がってしまうと、読者の中に「この人は何でも聞いてくれる優しい人」というブランディング(印象)が出来上がってしまうのです。


すると、何が起きるか?


集まってくれたのは「現状を変えたい人」ではなく、「話を聞いて欲しい人」ばかり。確かに、共感を得ることで、「心地よい居場所(現状維持)」を生み出すことができるんです。


だからこそ、「商品(未来への変化)」を提示した瞬間、「あ、そういう厳しいのは求めてないんで」と、急に他人行儀になって去っていってしまう・・・・んです。

共感は、あくまで関係性の
「入り口」であって、「出口(ゴール)」ではない。

んです。


ここを履き違えたまま発信を続けてしまうと、「感謝されるのに売れない」という地獄に陥ってしまう原因です。

「共感」の副作用について


では、なぜ共感は得られて、あれほど感謝されていたのに「埋もれる人」になってしまうのか?


その一方で、高単価でも即決される「売れる人」は何が違うのか?


僕がこれまで、延べ5000名以上の方とお会いする中で、その決定的な差に気づけました。


それは、

「共感」と「信頼」を明確に区別できているか?

ということ。


読者は、僕たちを無意識のうちに、次の「2つの軸」で判断しています。

1:共感(人間性):「この人は敵か味方か?」
2:能力(専門性):「この人は役に立つか?」

ここを履き違えると、ビジネスは絶対にうまくいきません。

「埋もれる人」は、
現状維持に加担する


「埋もれる人」は、1つ目の「共感」を得ることをゴールにしてしまいます。


過去の失敗談や、現在の苦しみに「わかります、辛いですよね」と同意する。しかし、これはあくまで「過去と現在への同意」に過ぎません。


ここで終わってしまうと、相手は「あー、スッキリした(現状の肯定)」で満足し、動きません。 変化がないので、当然、対価(お金)も発生しません。


これをわかりやすく、「タクシー」で例えてみましょう。


お客さんがタクシーに乗ってきました。


運転手であるあなたが、

「お荷物重いですよね、わかります」
「今日は雨で大変でしたね、わかります」

と、
どれだけ優しく共感しても、
車を1ミリも動かさなければ、料金(対価)は発生しませんよね?


ずっと停車したまま話を聞いてくれる運転手は、「いい人」かもしれませんが、プロではありません。


ビジネスとは、「現状から理想の未来への移動」です。移動(変化)させずに、ただ横にいてあげるだけの行為に、市場価値はつかないのです。


「選ばれる人」は、
未来を見せる


一方で、「選ばれる人」は違います。


彼らにとって、共感はあくまで「入り口」です。 相手の懐に入った後、必ず「信頼(未来への期待と確信)」を提示しています。


信頼とは、「この人に教われば、私の未来は変わる」という確信のことです。


「これまでの取り組み、理解しました(共感/過去・現在の受容)。 その上で、この道を使えば、最短で目的地に着きますよ(未来への提示)」


このように、過去や現在への同意が終わった後に、「こっちへ行けば、あなたの願いは叶います」と、より良い未来(豊かな現実)を言語化して見せているのです。

選ばれるための
「3つのステップ」


では、具体的にどうすれば「共感止まり」を脱出できるのか?
そのステップは以下の通りです。

(1)共感(入り口):
まず、相手の過去と現在を受け止める。「敵ではない」と認識してもらえたら、聞く耳は持ってもらえる。

(2)未来提示(出口):
「本当はこうなりたいんですよね?」と、相手が叶えたい未来を再確認し、提示する。

(3)言語化(橋渡し):
「そのために必要なのは、これです」と、現状から未来へ行くための「より豊かな現実(手段)」を言語化して見せて、着実に実現できる未来まで言語化。

この順番が重要です。


いきなり能力(未来)を見せても、共感がなければ「冷たい人」と思われて話を聞いてもらえません。 しかし、共感だけで終われば「いい人」で終わります。


相手が本当に求めているのは、「わかってくれるだけの人(友達)」ではありません。 迷いの森から抜け出し、理想の場所へと連れて行ってくれる「地図を持った案内人」なのです。

共感ではなく、
未来(出口)を見せた瞬間、
人は自然と動き出す



「共感は大事だけど、それだけじゃダメ」

この意味が、頭では理解できてきたでしょうか?


相手が本当に求めているのは、「わかってくれるだけの人」ではありません。 迷いの森から抜け出すための「地図を持った案内人」なのです。


実際に、私のクライアントで劇的な変化を遂げた女性(Tさん)の事例をお話しします。


彼女は元々、企業のバックオフィス(事務・管理)業務をしており、「誰かのサポートをする」「話を聞いてあげる」ことが非常に得意でした。その人柄の良さから、周りの方々からは「何かあったらお願いしたい」と可愛がられていました。


しかし、その「聞き上手」が災いして、いつの間にか「何でも屋さん(便利屋)」のような接し方を受けていました。


「ありがとう、助かったよ」と感謝はされるけれど、単価は低いまま。 「これやっといて」と雑用ばかりが増えていく日々。

「私はただの都合のいい人なのかな?」

彼女はずっとそう悩んでいました。


そこで私たちは、彼女の最大の武器である「共感力」を接点にしつつ、「未来の言語化」へと切り替えたんです。


ただ事務作業を請け負うのではなく、「社長、その雑務を私が巻き取ることで、社長は本来やるべき『営業』や『未来の構想』に集中できますよね?そうすれば、来月の売上や会社のステージは、確実にこう変わりますよ」と、相手が得られる「より豊かな現実(未来)」を明確に言語化し、「ブランディングプロデューサー」としての視座で提案するようにしたのです。


その結果、どうなったか?


それまで「単発の作業」しか頼まれなかった彼女が、 その場で月額6万円の継続契約を即決で獲得しました。


論より証拠です。
これが、実際に彼女から僕の元に届いた報告のLINEです。


「10月スタートで継続いただきました。毎月六万円です。」
「でも、今とは違う動きをしたいのでお願いしたい。とわたしにご依頼いただきました。」

見て欲しいのは、お客様は、単なる「事務代行」にお金を払ったのではなく、「今とは違う動き(未来)」を見せてくれた彼女に対して、「この人なら、私を次のステージへ連れて行ってくれる」と期待して、投資をしたのです。


これが、「共感」だけで終わらせず、「未来」を見せた人の違いです。


共感で「味方」だと認識させ、未来提示で「役に立つ」と確信させる。この2つが揃った時、あなたの「いいね(共感)」が「売上(信頼)」に変わるのです。


彼女が「便利屋さん」を卒業し、自分の価値を堂々と伝えられるようになった「内面の変化」については、こちらの記事でご本人が赤裸々に語ってくれています。

「私も変わりたい」と思う方は、ぜひ読んでみてください。
勇気が湧いてくるはずです。^^



あなたの「共感力」を
「売上」に変えるには?


「私の経験で、どんな未来が見せられるんだろう…」

もしそう思うなら、それはまだ経験が「素材」のままだからです。

あなたに必要なのは、無理なキャラ作りではありません。 その優しさを、読者を導く力に変える「言語化」の技術です。

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