私が”後輩にだけ厳しいCA”をプロだと思えない理由
こんばんは🌙
現役CAのえびねです✈️
今日は受験対策でも、面接対策でもなく、
一人の現役CAとして感じたことを書こうと思います。
CAという仕事に興味がある方はもちろん、
どんな仕事をしている方にも読んでいただけたら嬉しいです🌻
「今日のクルーで、本当に命を守れるだろうか。」
フライト中、私はよく考えています。
最近、不思議なことに「後輩にだけ厳しい先輩」とご一緒する機会が続きました。
質問をしただけで強い口調で注意されたり、
手伝おうとしただけで「いいから」と制されたり。
でも、その数分後には他の先輩と笑顔で楽しそうに話している。
「あぁ、私だからなんだな。」
そんなふうに感じてしまう瞬間もありました。
もちろん、フライト中は気持ちを切り替えて仕事をします。
でも、そんなとき私が考えるのは、
「自分が嫌な思いをした」ということではありません。
私が一番考えるのは、もっと別のことです。
「もし今、この機内で緊急事態が起きたら、このチームでお客様の命を守れるだろうか。」
飛行機は何事もなく目的地へ到着するのが当たり前。
だからこそ、多くのお客様はCAの仕事を「接客業」というイメージで見られるかもしれません。
もちろんサービスも大切です。
でも私たちの一番の役割は、安全を守ることです。
もし機内で急病人が出たら。
もし大きな揺れが起きたら。
もし緊急事態になったら。
そのとき必要なのは、マニュアルの知識だけではありません。
お互いを信頼し、迷わず声を掛け合い、支え合えるチームであること。
だから私は、どんなフライトでも心のどこかで、
「今日のメンバーで本当に命を守れるだろうか。」
そう考えています。
もし誰かが萎縮していたら。
相談できない空気があったら。
後輩が質問することすら怖いと感じていたら。
その空気は、きっと非常時にも影響してしまう。
私はそう思っています。
もちろん、私自身も完璧なCAではありません。
新人の頃は本当によく注意されました。
「また失敗した。」
「もうこの先輩とは飛びたくない。」
そう思ったことも、一度や二度ではありません。
でも今振り返ると、私を育ててくださった先輩方には共通点がありました。
・人格は否定しないこと
・できるだけその場で伝えてくれること
・なぜそうするのか理由まで教えてくれること
・改善方法を一緒に考えてくれること
・粗探しではなく成長を願ってくれていること
そこには、いつも”愛”がありました。
だから最初は苦手だと思っていた先輩が、いつしか一番安心できる存在になっていました。
今では「また一緒に飛びたい」と思える、ご褒美のようなフライトになった方もいます。
CAになってから学んだことがあります。
それは、
「厳しい人」と「怖い人」は違う。
本当に信頼できる人は、必要なことはきちんと伝えてくれます。
でも、その人の人格までは傷つけません。
そして、自分を守る方法も教えてくれます。
以前、最初はとても無愛想で怖いと思っていた先輩がいました。
ところがある日、その先輩はこんなことを言ってくださいました。
「私、復帰したばかりだからしっかり教えられなかったらごめん」
そして、
「一回アンチョコを見ないでやってみたら、きっとうまくいくよ。」
その一言で、自分でも驚くくらい変わりました。
そして最近、その先輩と久しぶりにご一緒したとき。
「最近、後輩に厳しすぎる人がいるって聞くよ。」
そう話したあと、先輩は誰のことかも、何があったのかも聞きませんでした。
ただ一言だけ。
「もし理不尽なことがあったら、時間と発言をメモして証拠を残しなさい。自分も後輩も守れる方法だから。」
その言葉が、今でも心に残っています。
人は、誰かの悪口を聞いてくれる人よりも、
自分を守る方法を教えてくれる人を信頼するのかもしれません。
私は「どんなCAになりたいか」を考えることがあります。
後輩が安心して質問できる人。
自分の失敗も隠さず伝えられる人。
必要なときには守り方を教えられる人。
でも、誰かの悪口や噂話を広げない人。
そんな存在でありたいと思っています。
実は最近、「本厄だからかな」と笑いながら先輩に話したことがありました。
すると、
「お祓いと、お守りは持っておきなさい。」
そう言われました。
実はそのとき、私はすでにお祓いも済ませ、お守りも持ち歩いていました(笑)。
さらに偶然にも、その頃ずっとお願いしていた大阪・サムハラ神社の御神環守(リング)が手元に届いたんです💍✨

現在は申し込みを一旦、終了されています⛩️
もちろん、お守りを持ったから嫌なことが起きなくなるとは思っていません。
でも身につけるたびに思います。
「誰かを守れる人でありたい。」
それはお客様だけではなく、
一緒に働く仲間も。
そして、自分自身も。
私は、CAになるまで何度も夢を諦めそうになりました。
CAになってからも、失敗ばかりです。
決して順風満帆な人生ではありません。
でも、遠回りした経験や傷ついた経験があったからこそ、誰かの気持ちに寄り添えるようになりました。
だから私は、完璧なCAにはなれなくてもいい。
その代わり、
誰かが安心して隣に立てるCAでありたい。
優しさだけではなく、
必要なときには強さも持てる人でありたい。
そんな一人の人として、これからも空を飛び続けたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました✈️
元GS・現役CA
えびねより🌺
