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求人広告を売ってきた私が考える、求人広告に学ぶ「売れるプロフィール」を書くためのヒント

コーチやキャリアカウンセラー、フォトグラファーやイメージコンサルタントなど、 個人が個人にサービスを提供しているという方が抱える「自分の価値をどう商品化するのか」「どうやってPRして、どのように売るのか」そんな悩みを抱える方に向けて、書いています。

このnoteを書こうと思ったきっかけ

こんにちは!2020年4月に会社員を辞めて、独立3年目のぐっちです。

9月から「toCの仕事をする方向けの講座」をすることになって、講座の内容を振り返っていたら、まとまってきたので、エッセンスをまとめてみようと思います。

個人のプロフィールは、企業の求人広告の視点と同じ

個人が個人に向けて集客をしようとする時、SNSのプロフィールを工夫したり、WEBサイトを作って、自分のことを案内・宣伝すると思います。

私のキャリア・経歴は・・・・
私が提供する商品は・・・

ここで何を書くかは、とても悩ましく何度も何度も書き直して、それでも正解が見えないポイントだと感じる方は多いのではないでしょうか?

ここに、企業の求人広告を作る時の考え方入れると、プロフィールに何を書くか、少し解像度が上がります。

どんな人でもいいから来て!では誰も来ないという矛盾

私のファーストキャリアは、「リクナビ」や「リクナビNEXT」という求人広告の営業でした。熊本県の自動車部品製造メーカーや、地場食品メーカーなど、中途採用のお手伝いをしていました。

社長や人事担当者からヒアリングをして、採用したい人物像を言語化して、求人広告を作り、採用成功に導くという仕事です。

「広告」というと、テレビCMのように不特定多数のテレビを見ている全ての人に向けて商品や会社のことを知ってもらうために「弊社はこんな会社です」「こんな商品です」と、商品や企業イメージを見せて、興味を持つ人を増やす印象があるかもしれません。

テレビなどの認知を高める広告と、ピンポイントな人を採用する求人広告は全く別のアプローチです。企業の求人広告は、いわばお見合い・マッチングです。

求人広告を出して、100人が応募に来なくていいんです。
1人か2人。この人と出会いたかった!という運命の人に会いたくて、広告を出します。

求人広告とは、人材を求める企業が、たった1人か2人の適した人材に出会うことを目的として、企業が送るラブレターのようなものです。

求人広告の相場は、50万〜100万円かけて1〜2人採用します。
30人応募があっても100人応募があっても、
「この人だ!」と思える人が1人または2人いればいい。そういうものです。

逆に10,000人来ても、「この人だ!」という人がいない場合は、採用しません。誰でもいいから来て!では、本当に会いたい人はやってきません。
何なら1人どころか誰の心にも届かず、誰も来ません。

ハイスペック案件は、例外あり

ただし、一部例外があります。

・誰もが入社を憧れる超優良企業
・滅多に募集しない超人気職種
・相場を逸した給与
・超絶ホワイトな福利厚生
・最先端技術を誇る超有名人気企業

など、憧れられる肩書きや皆を惹きつける超ハイスペック案件は違います。
「私がみんなに会いたいと言っています。どうぞ会いにきてください」と言わんばかりのメッセージでも応募者は殺到するでしょう。

大手ならいい、有名一部上場なら安泰だ!と入社を希望するという流れも少し変わっていると思いますが、それでもまだまだ殺到する超人気は存在します。

そんな数少ない5%以下のハイスペック以外で、「看板を立てるだけで人が殺到する」なんてことがない、圧倒的多数の中小企業や地方企業は「誰でもいいからうちにきて!」「いい人あつまれ!」では誰もきません。

95%の企業はどうするか?

ではどうするかというと、まるで私のために知恵と愛を絞って書いてくれたラブレターのような広告にします。「誰でもOK!会いたいです」スタイルでは、その他、大勢の同じように「いい人」を探している企業の海に沈みます。

仮に応募があったとしても、「そう!私はあなたに会いたかった!」というような奇跡の出会いはそうそう起こらず、ピント外れの面接を繰り返す羽目になります。

だからこそ、求人広告のターゲット設定は、
「ダーツで射抜くようにピンピンのターゲットを1人決める」が鉄則です。

例えるなら、

平日の朝8時から習慣の皇居ランを経て、LUUPでオフィスに向かう。
Slackを打ち返しながらソイラテを飲み、午後のプレゼンに備えて資料の不備がないかを入念な確認している。
大学時代から付き合っている彼女から結婚を迫られて、自分の収入で家族を養っていけるか不安があり、なんとなく結婚の話題に触れられるのが辛い気持ちになっている28歳男性。

のような。
顔や表情、着ている洋服のブランドや愛読書が想像できるぐらい細かく設定を決めて、架空だけど、存在していそうな「彼」を想像します。

  • 彼にとって、この会社にメリットって何だろう?

  • 結婚を考えている彼が知りたい情報って何だろう?

  • 彼が描くキャリアビジョンにうちの会社はどんなふうに映るだろう?

そんな問いを立てて、人物像を設計して、「彼」が興味をもちそうな答えを原稿に散りばめるように求人広告を書きます。

これが、「効果が出る求人広告の考え方」だと私は学びました。

設定したターゲットが、ストライクにハマると、ぜひ来てほしい!と思うような人から複数の応募があります。逆に全く検討違いのターゲットを設定して原稿を作ると閑古鳥です。

だからこそ、広告は「喫茶店の隣のテーブルに座るあの人に、私の話を聞いてみたいと思ってもらうラブレターを書く」ことだと思います。

求人広告の考え方は、toCビジネス提供者のプロフィールに応用できる

前置きが長くなりましたが、この考え方は、

  • コーチが自分のクライアントに出会うためのプロフィール

  • フォトグラファーが自分の売りを伝える商品説明

  • 企画するイベントの実施要項

など、自分の商品を良いね!と感じてもらい、選んでもらうための文章設計にとても有効です。

誰でも言い訳じゃない。会いたい人に会いたいんだと思う方は、求人広告の「ダーツで射抜くようにピンピンのターゲットを1人決める」を参考にしてみてください。

どちらのプロフィールが会いたい人に会えそうか?

同じ仮の人物を想定した「サービスを提供したい個人」のプロフィールを、ここまで書いた求人広告のエッセンスを使って、書いてみます。職務経歴書に書く経歴ではなく、toCビジネスのクライアントを獲得するためのプロフィールに載せる情報として、どちらが良いと思いますか?

池野アヒル|Ahiru Ikeno
コンサルタント
•2006年 あいうえお県立大学文学部英文学科卒業
•2010年 かきくけこ株式会社でコンサルタントになる
•2016年 ビジネスモデルコンテストで大賞を受賞
•2020年 けけけ州立大学MBAを取得
現在、国際ビッグコンサルタントとして活動中

パターンA

池野アヒル|Ahiru Ikeno  国際ビッグコンサルタント
▶︎「ビジネス×モチベーション」でビジネスモデルコンテストで大賞を受賞
▶︎「やりたいことはやり切った」と、燃え尽きを感じていた頃、MBA取得し、新たな目標を見出す
▶︎生まれ変わる機会になったビジネスメソッドをさらに探究し、国際ビッグコンサルタントとして、独立
【現在】
スタートアップ企業をユニコーン企業に成長させる支援を行っている
(取引先76社|満足度96% )

パターンB

この2つのプロフィールを読んで、あなたはどのように感じますか?どちらも仮の同じ人物ですが、浮かび上がる人物像が全く異なると思います。

パターンAの場合、肩書きやキャリアから、ハイスペックな人というイメージは湧きますが、どんなことを大切にして、どんな思いをもってコンサルタントをしているかは読み取れません。

パターンBの場合は、人柄や専門性が伝わり、何を大切にしているのか、どんなことに思いがあるのか、なんとなく「こんな人かな?」というイメージが湧くのではないでしょうか。人物そのものに興味を持って、この人のSNSを読みにいこうと思う人もいるかもしれません。その上で、「この人なら話を聞いてみたい」と思う人が、1人・2人現れるかもしれません。

誰に届けたいかを決めると、必要な情報が変わる

「こんな人に届いてほしい」「こういう人に会いたい!」が決まれば、その人に興味を持ってもらうために、どんな経験やスキルを書けば良いかが決まります。また、情報を出す媒体やシーンによって抽出する内容は変わります。

闇雲に全部出すのではなく、誰に何を届けるために、どこを切るとるかは選択できます。

全ての人の経歴・キャリアは同じではありません。必ず「私にしかない価値」があります。それをどう見つけて、届けやすい形に変えるかは、今までのキャリアを振り返ったり、他者に聞いてもらって、フィードバックをもらうことを重ねることで見つけられます。

このnoteに興味を持った方は、以下の講座でお待ちしています。ここで書いたようなことを、より具体的に考え方のコツやポイントお伝えしながら、それぞれがご自身のサービスのマーケティングとブランディングとセールスが言語化できるような講座です。

本noteは、2023年2月15日第20号で発行したメルマガをリバイスしています。

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坂口佳世(ぐっち)|コーチ|Beyond Resignation 数字で見える応援が、日々の励みとなります。一瞬でも、あなたの人生に何かハッピーをお届けできたらこれほど嬉しいことはありません。