冬の虹(詩)

ウールのカーディガンを干していると
「あなたグレーが好きね」って君が言う
「好きって言うか、何か落ち着くんだ」って僕

特にする事もない休日
借りてきた本でも読もう

暗くなったなと
窓の外を見る
いつの間にか時雨が降っている

庇が長いから
濡れる心配はないと
また本に目を落とした

いつの間にか寝てた
君の声で起きた
「わぁ、虹が出てるわよ」

曇り空にかかる
鮮やかな冬の虹だ

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