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35.真空0は途切れてもまた続く

作家の真空0(シンクウゼロ)です。

昨年、個展の話が決まったときには、まだ続いていく場所だと疑っていなかった。
まさか、あの画廊が閉じるとは。

こうして予想外のことが起こる度、先を固定するよりも、目の前の制作を積み重ねることに集中することに立ち返ります。

先日、お世話になっている金属工芸作家の先生方の展示を訪ねました。
十年ぶりにお会いする先生もいらっしゃいましたが、変わらず覚えていてくださったことが印象に残っています。

最近アトリエを掃除したときに見つけた、懐かしい手拭いを持参しました。
先生方や助手の方々が三、四頭身の姿で描かれているもので、当時の空気感がそのまま残っています。

それを囲んで話していると、不思議と時間の感覚が曖昧になります。
誇張された似顔絵のはずなのに、むしろ今の方がよく似て見える瞬間もありました。

同窓生作の似顔絵手拭い

現在も作家活動を続けていることをお伝えすると、先生方はとても喜んでくださり、あらためて支えられていることを実感しました。

ギャラリー移転後初めて足を運んでオーナー様とも再びお話しする機会があり、私の作品に興味を持っていただいたことから、新たなグループ展へのお声がけをいただきました。

実際毎回作品を見に来てくださる先生方からの「面白い作品だった」という直接のお声もあってのことだと思います。

振り返ると、予想外の出来事と、新しい機会は、いつも同時に訪れているように感じます。
それをこれまで「ご縁」や「運」と捉えてきましたが、同時に、積み重ねてきた関係や時間が形になっているのだとも思うようになりました。

鋳金の先生からは、ありがたいことに「この子は営業力があるよ」と言っていただくこともあり、自信になります。
自分としては、皆さんの信頼の延長線上にそれがある、という気もしています。

今回のグループ展にも、先生方は来てくださるそうです。
ご一緒する作家の方々もジャンルは違えど実力のある方ばかりで、少し緊張しています。

だからこそ、この機会に見合う作品をしっかりと形にしたいと思っています。

ご都合が合いましたら、ぜひ会場でご覧いただけると嬉しいです。


【真空0の2026年展示会予定】

・グループ展
  会期:6月18日-6月23日/会場:のばな
  場所:東京都中央区銀座5-10-1プリンスビル7階
・Independent Tokyo 2026
  会期:8月8日・9日/ 会場:東京ポートシティ竹芝

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