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【青木真也】試合の凄味 語らない凄味【樋口和貞】

 連休最終日の昨日。
 私は夫と二人、自宅でDDT後楽園ホール大会を視聴観戦した。

 この日は「KING OF DDT 2025 1st ROUND」と題して、トーナメントの1回戦がすべて行われた。
 メインイベントは、青木真也 vs 樋口和貞。

(以下、写真はすべてレッスルユニバースの配信からのスクリーンショットです)

体幹がすごい
鉄のコーナーポストに樋口選手の頭を打ち付ける青木選手
鉄にもびくともしない樋口選手
場外で絞め上げる青木選手
お客さんの傘も使う青木選手
体格差と体の柔らかさを生かした攻撃がいくつもあった
歯から出血 青木選手の試合で流血を初めて見た
ここで青木選手勝利だと思った
ここでも青木選手勝利だと思った
エイオキクラッチを狙う冷静な視線 こういうところにぐっとくる


 応援していた青木真也選手は、ブレーンクローで樋口和貞選手に敗れ、一回戦敗退。
 残念だった。
 今回は、青木選手に優勝して欲しいと思っていたから。
 けれど、残念なのに、観戦後とても幸せな気持ちになっていたのもまた事実だった。

 個人的な話になるけれど、私がDDTにハマるきっかけになったのは、引退された坂口征夫さんだった。
 その坂口さんとタッグを組むことの多かった選手の一人が、樋口和貞選手だった。自然と樋口選手の試合を見る機会が増えて、坂口選手と同じくらいファンになっていった。
 そんな樋口選手は、怪我からの長期欠場から復帰したばかり。
 だから、昨日は好きな選手同士の対戦で、どちらにも勝って欲しいという気持ちもどこかにあった。

 けれど、幸せな気持ちになった理由は、それだけじゃなかった。

 試合自体が、素晴らしかった。
 そして、試合後のリング上の空気が、最高に清々しかった。
 それが、嬉しかった。
 この試合を見られて良かったと思った。

この笑顔
握手
お二方の晴れやかな表情が印象的だった


 メインイベントの勝者は、リング上でその日の大会の〆の挨拶をするのがDDTでは恒例になっている。
 けれどこの日、樋口選手は一度手にしかけたマイクをすぐにリングに置いた。
 深々と一礼し、リングを降りていった。
 言葉を発することは、無かった。



 樋口選手らしい、と思った。


 勝者を称え、さっとリングを去った青木選手もカッコ良かったし、言葉で語ることなくリングを降りた樋口選手もまたカッコ良かった。
 最高のメインイベントだった。


 この日は、第一試合も素晴らしかった。
 アントーニオ本多選手と上野勇希選手との試合。
 アントンは、あの日の怪我で欠場となった高梨将弘選手の代理としてのトーナメント参戦。
 ごんぎつねも封印し、グラウンドでの試合を展開するアントーニオ本多選手。いつもとは違う試合展開とその表情に、どうしても感情移入してしまう。けれど、そんな思いも全部受け止めた上で、最後に勝ったのは上野選手だった。
 高梨選手の思いも、アントーニオ本多選手の思いも背負って、上野選手は闘っていくんだろう。
 参った。
 第一試合から泣けた。


 もちろん、第一試合前のダークマッチでの、踊ろうと決意したのに踊れなかった秋山準選手に爆笑したし、いつもと違う男色ディーノ選手をいつもの男色ディーノ選手に戻そうとする平田一喜選手にも笑った。
 なんでもありが、DDT。
 なんでもあるのが、プロレス。
 楽しい試合も、面白い試合も、大好きだ。


 でも、なんでもありだからこそ、昨日は第一試合とメインイベントの凄味が強烈に印象に残った。


 昨日は久しぶりに、大好きなプロレスをたくさん楽しんだ。
 嬉しかった。


 さぁ自分も頑張ろう。
 自分は、自分の仕事を。



※ 追記
 試合後の青木選手のnoteがまた良かった。
 青木選手自身も昨日の試合に対して「清々しさ」という言葉を使っていて、それがまた嬉しかった。





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