個人通信”Simple Dreams”1416号
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個人通信"Simple Dreams" 1416号
2025.4.1
石川 晋
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今号は、少しの間だけ(4月10日くらいまで?)、どなたでも読めるようにしようかなと思います。みなさん、このくらいの分量で週に一回届くので、どうぞマガジンを購読してください。
ぼくのnoteは1号だけの購入だと500円。月に4号は出ますが、月刊購読なら100円。どうぞ、単体ではなくマガジンで月単位で購入してみてください、すぐ辞めてもいいですから、8号くらい(2ヶ月くらい)まとめて流れで読んでほしいなあと思っています。
授業づくりネットワークが書籍形態になってからの記念すべき50号(2025年春号)は、久しぶりの「校内研修」特集です。担当になったみなさんには、今ここから連休前までが仕込みのぎりぎりですね・・・。
今回は、4月1日(火)から4月7日(日)までの期間。
・歯医者のこと
・ばん走そして研修会依頼
・フジテレビの性犯罪のこと
・院内学級雑感
・キセルの新作
・「足並みを揃える」こと
・琴寄政人さんのブログ
・まーくん復帰
・トランプ氏の関税、そしてガザ・・・。」
・校内における講師の立場
・名寄研修会
・札幌で大野睦仁さんと研修会
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4月1日(火)雪のち晴れ
うららさんの歯医者に電話をして、歯列矯正の予約を取る。ぼくは、自分の歯が一本昨日抜けたばかりだ。うららさんにはまあ、ぼくと同じような思いはしてほしくないしな。
朝からメッセージで何人かと状況連絡、次年度のばん走日程も方々連絡を入れて調整。ぼくのような大学教授のようなものでもなんでもない、NPO代表みたいな人を学校に入れるのには、ものすごいエネルギーがいるだろう。政治も必要だ。とても申し訳ないなといつも思っている。結局実現できなかった先生も多くて、それはぼくの頑なさのせいだと思っている。いろんなことを譲れればいいのかも知れないが、ぼくには難しかったということだ。ばん走は基本的には、一回入ってもただのご講演にしかならない、継続して入り、場の変容を見つめる機会が許される時にだけ、ぼくのばん走は機能するものだ。だからよほどご縁が深い場合以外は引き受けない。そういう、ぼくのこだわりに、ぼく自身が目を瞑るのは難しいのだ。
研修会依頼もそう。3人以上集まる場所では、できる限りを尽くして、男性も女性も同じく参加する場になっているかどうかで登壇を判断する。誘っていただいた方にも一緒に上がる予定だった人にも、個人的な怨恨はない。でも、ぼくのようなものでも、おじさんが腕を組んでドヤ顔で写真に収まったり、一人くらいのマドンナを立てて後は男ばかりの研修会の写真に収まったり、そういうことが及ぼす社会的なメッセージには遅ればせながら敏感になった。ぼくはそういう場所には立たないのです。もちろん女同士男同士仲良しが一緒に作る内輪の研修会を否定したりは全くしない。ぼくがそういう場所には立たないというだけであり、公に近い、あるいは社会的責任も有する企業体がバックアップする研修会などと、そうした仲間内の内輪の研修会との違いは、ぼくなりに心得ているつもりだ。
それにしても今日、この時間(夕方遅く)でもまだ人事が何も決まらず紛糾している学校もある。いろんな事情が十重二十重と重なった結果だが、厳しいなあ、とにかく厳しいなあと思う。「学校崩壊」とどなたかがネット記事で書いて「そんなものあるか」というコメントと共に炎上していたが、ぼくに言わせれば、山のようにあるよ。管理職が病休に追い込まれるケースだってゴロゴロある(指導主事も)。管理職が薬を飲んで耐えているケースなんて、掃いて捨てるほどある。今や学校はそういうところで、そういう場所で働く先生方のケアをどうするのかって問題だ。ぼくも含めて、偉そうなことを言っている場合じゃないんだ。
夕方遅く、グレゴリー・ソコロフが弾くラフマニノフを見つけて、黙って聴く。圧倒的なものに身を委ねるのは、実に楽だ。本当は何も現状は変わらず、解決にもならないのにね。でも、でも、ソコロフ、すごい。
フジテレビの事件。職員を守らずに、金儲けのために、社員ではなく外部の誰か(今回で言えばタレント)を庇う。何か内側を見ているふりをして全然違う何処かを見ていたり、何かの組織や人間におもねったりするのは、ぼくらもしばしば学校の中でこれまで見聞きしてきたことだな。いや、ぼくだってそんなふうにふるまったことはないとは言えない・・・。とにかく、これは、中居氏も隠蔽を図った会社の幹部も、逮捕されるべき案件だと思う。報告書の一部を見るだけで、いたたまれない気持ちになる。中居氏の件は、「トラブル」とかではなく明確に「性被害」という言葉を使うべきだろう。
夜は遅い時間まで3人の方とオンライン。お二人は新しい方。一人目の方は初回の学年部会の場づくりについてホカホカの振り返り! 新しいお二人は、離職直後の浮遊感いっぱいの方と、院内学級の方と・・・こういう方々とコアな話ができるのは、1on1オンライン冥利に尽きるというか、ご褒美みたいなものだなと思う。まあ、でもびっしり集中して話をし、かなり疲労する。院内学級の方ともちゃんと情報共有できるのは、ぼくが母からたくさんのものをもらったからでもある。旭川の市立病院の院内学級では母は何十年も読み聞かせをした。それはおそらく全国的に先駆だったと思うが、どこにも記録も残っていないだろう。それは、母と、まだ若かった横田雅史さんとの信頼をスタートにして行われたことだった。今日は、横田雅史先生の話や弟(石川拓)の話をした。弟の学校の授業記録に藤原さとさんが挑んでくださった記録は、『揃わない前提を見る感じる考える』に掲載されている。
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