日本茶の値上がりも、産地を守るためには必要なことと受けとめたい
最近、日本茶がずいぶん高くなったように感じます。
僕は普段から知覧茶をよく飲んでいます。これまでは、フリマアプリで茶葉をまとめ買いすることも多くありました。実店舗や公式通販で買うより安く手に入ることがあり、日常的に家族でよく飲むお茶としてはありがたい存在でした。
ところが、最近はそのフリマアプリでも、割安感がなくなってきました。むしろ、「こんなに高くなったのか」と驚くこともあります。
最初は単純に値上がりを残念に思いました。
しかし、少し調べてみると、お茶の生産者は高齢化や後継者不足によって減少が続いています。加えて、世界的な日本茶人気や気候変動の影響もあり、価格が上昇するのはある意味で自然な流れなのかもしれません。
そう考えると、これまでフリマアプリで買えていた価格のほうが、むしろ安すぎたのではないかという気もしてきました。
日本茶は、栽培から出荷まで、省力化が難しく、手間も時間もかかる農産物です。その価値に見合った価格で取引されることは、生産者の暮らしを支え、産地を守ることにもつながります。
もちろん、消費者としては少しでも安く買えたほうがありがたいものです。それでも、価格だけを追い求めた結果、生産者が減り、産地そのものが維持できなくなってしまっては、本末転倒でしょう。
美味しい知覧茶をこれからも飲み続けられること。
そのためには、生産者が安心してお茶づくりを続けられる環境が必要です。
値上がりは家計には厳しいものがありますが、その一杯が産地を支えることにつながるのであれば、それもまた、日本茶を楽しむ者として受け止めたいと思いました。
