「お金を育てる」が教えてくれたこと ~貯金ゼロから始まった人生変革の物語~
将来のことなんて、まったく考えていませんでした。
欲しいと思ったものを衝動的に買い、友人から誘われれば迷わず飲みに行く……。
クレジットカードの請求書を見て驚くことも日常茶飯事でしたが、お金の使い方を見直すという気持ちには至りませんでした。
「貯金なんてないね」と笑いながら言い張ることが、かっこいいと思ってたような気がします。
お金を使ったその瞬間、気は満たされ、なぜか感じられる快楽。「お金は使うもの」という信念を抱いていました。

「お金持ちになりたい」という意欲は薄く、それよりも「毎日楽しく過ごしたい」という気持ちが強かったのです。
楽しい時間を過ごせてはいましたが、後悔がないというと嘘になります。
振り返ると、もう少し将来を考えて、お金と真剣に向き合っておけばよかったと心から思います。
転機
転機は「老後資金2,000万円問題」がメディアで大きく取り上げられた頃でした。
「2,000万円?そんなに多額のお金はいらないんじゃないの?」と疑いの思いでしたが、根拠のある数字に基づいた2,000万円であることが分かり、背筋がゾッとしたのを覚えています。
その衝撃的なニュースと合わせて、「株式投資」「投資信託」「外貨預金」など資産運用の話も多く目にするようになり、私も流行に乗るようにネット証券会社の口座を開設しました。
口座開設後、少しの間放置していましたが、最終的に私の背中を押したのは、クレジットカードの請求金額を見ていたときに、ふと思い出した母親の言葉…。
「ちゃんと貯金してる?なんだかんだ言って、最後はお金だからね」
ちょっとした一言でしたが、深く記憶に残っていました。自由気ままに生きている私に対する忠告だったのだと思います。
そして、私は真摯にお金との対話を始めました。
本を読み、セミナーに足を運び、資産運用について基礎から勉強。同時に無駄遣いも減らしました。
そんな中、あるセミナーで聞いた言葉が強く心に刻まれました。
「お金を育てる」
「お金に働いてもらう」

この言葉を知って、人生の選択肢が広がりました。それまでは、会社で必死に働いて、昇進を目指して収入を増やすという方法しか頭になかったのですが、新たな輝く道を知ってしまったのです。
「お金を育てる」とは、資産を運用して、お金を増やしていくこと。まるで植物を育てるように、お金に栄養を与えて、大きく成長してもらうのです。
「お金に働いてもらう」も同様で、人間が汗と涙を流して働くのではなく、24時間365日半自動的にお金に働いてもらい、稼いでもらうのです。
労働所得と不労所得
ここで労働に関する概念をお伝えします。
労働の対価として得られるお金を「労働所得」といいます。私たちが体と時間を使って稼ぐお金です。
一方、お金に働いてもらって得る、つまり人間が労働せずに得られるお金を「不労所得」といいます。
不労所得というと、怪しい収入だと思われるかもしれませんが、決してそうではありません。正当な方法で、お金や知識、スキルを活用して収入を得る仕組みなのです。

不労所得は、さまざまな方法がありますが、比較的取り組みやすい3つを紹介します。
1, 知的財産権からの収入
例えば、書籍出版での印税収入。一度本を出版すれば、その本が売れ続ける限り印税が入り続けます。Kindle本などの電子書籍は、難易度が下がり誰でも出版が可能です。
楽曲の著作権料、写真の使用料なども同様です。自分の知識や創造性を形にして、それが価値を生み続ける仕組みです。
2, オンラインビジネスでの収入
オンライン講座の販売、アフィリエイト(成果報酬型のインターネット広告)など、インターネットを活用したビジネスです。最近は個人が活用しやすいプラットフォームが増えているため、取り組みやすくなっています。
1つ目の知的財産権の収入と近い面もあります。
3, 株式投資による配当金収入
株式を購入して株主となれば、企業からの利益還元として定期的に配当金を受け取る権利があります。長期保有により、安定した配当収入を得ることができます。また、株価の上昇による売却で、売買差益も期待できます。

セカンドライフ戦略
現在の私は、労働所得と不労所得を組み合わせた生活を充実させようとしています。
労働所得としては、クリエイター。主にライティングの仕事で、動画の台本作成や執筆代行などで収入を得ています。まだ失敗を繰り返しながら、最適な方法を模索中ですが……。
かつては国内外を飛び回るビジネスマンでしが、物足りなさを感じ、早めに卒業しちゃいました。
不労所得の柱は、株式投資。その他の資産運用も行っています。
さらに2つ加えたく進行中です。まず電子書籍。既に2冊の電子書籍を出版し、現在3冊目を準備中です。
そして、オンライン講座。自分の知識や経験を活かして、知恵も使い独自性の高い仕組みを創り上げたいと考えています。
サイドFIREという生活スタイル
ちなみに、労働所得と不労所得で収入を得る生活は「サイドFIRE」と呼ばれています。
FIREは「Financial Independence, Retire Early」の略で、経済的自立と早期退職を意味します。不労所得のみで生計を立て、完全に労働から解放される生活です。
私が選んだのは、サイドFIREという「半々」の生活。
労働所得で、仕事をしているという充実感、学びでの成長も得られます。そして、労働に依存しない不労所得は、精神的な安定感をもたらしてくれます。
セカンドライフ戦略として興味ありませんか?
あなたも一歩を
不確実性の高い世の中、将来にさまざまな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
心が動いた瞬間から、人生は新しい物語になります。
ぜひ一歩踏み出してみましょう。
私は、自分のお金で、自分の自由な時間に、自分の好きなことをする。同時に、経験や知識を通じて人の役に立ち、必要とされる存在でありたい。そのような毎日を楽しむ人生を夢見て歩み続けています。
かつての私のように「その瞬間だけを楽しむ生活」から、「将来を見据えた戦略のある人生」へ。
私の大きな転換点となったが「お金を育てる」という言葉でした。

✅今回のnoteは、X(旧Twitter)の投稿のまとめ記事として書きました。
「『お金を育てる』って、資産運用や投資でお金を増やすことなんですね」
— サイモン(Simon) | クリエイター × 株式投資愛好家 × 旅するランナー (@toru_ya) May 28, 2025
「そう。『お金に働いてもらう』なんて言い方もするね。私たちが働いてお金を得るのではなく、資産運用などでお金に働いてもらうということなんだ」
「へー、面白い表現ですね」… pic.twitter.com/Jt23HLMrMe
✅今回の記事に関連する著書です。
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