3/27 シリコンバレー 6日目
こんにちは!今日のnoteは伊藤が担当させていただきます。San Francisco State University (SFSU)とMinerva大学に訪問しました。
今まではバスに乗って、大学や企業に訪問していたのですが、電車とバスを乗り継いで行きました。サンフランシスコは意外と公共交通機関が発達しており、今回はBARTとMUNIを使いました。
SFSU
はじめにSFSUにお邪魔しました。この大学は、シネマをはじめとした美術系の学部が有名で、留学生も多く所属する州立大学です。

まず、大学スタッフの方に、就職へのコネクションやさまざまな人種がいる多様な環境であることについて教えていただきました。その中でも、多様な考えを受け入れるための、「メガネのかけ外し」という考え方が印象に残りました。メガネのレンズは一人一人違い、人々はそのレンズを通して世界を見ています。そのため、好奇心を持って、メガネを外してみたり、薄いレンズに付け替えたりすることでさらに広い視野で物事を見ることができるというものです。これを聞いて、多様な文化や価値観を学ぶ上で大切な捉え方だと感じました。

その後、現在大学に通われている留学生3人を交えたQ&A形式のトークセッションを行いました。アメリカの大学での過ごし方や交換留学ではなく海外大学を選んだ理由などを伺いました。アメリカでは積極的に手を挙げ発言する文化があります。しかし、日本人は意見を発言して、反対意見を出されたり、反論されたりすることを怖いと感じる人が多いです。だからこそ、まずはみんなの助けになればいいなというくらいの軽い気持ちで、賛成か反対かを言ってみることが大事だとおっしゃっていました。このスタンスは日本における話し合いでも、多くの人の意見を取り入れるためには重要なものだと感じました。
トークセッション後はキャンパスツアーを行いました。日本庭園があり、自然を感じられる空間でした。その隣には日米の関係を表した広場がありました。どんなことを表していると思いますか?

実はこれは真ん中の芝生の部分がアメリカを表しており、芝生の上の石は第二次世界大戦時の日本人収容所があった場所に置かれています。アメリカの過去の出来事への反省と記憶を残すために作られたものです。お昼ご飯は用意していただいたブリトーをいただきながら、留学生の方々と普段どのような生活をしているのかなどのことをたくさん質問しました。SFSUの訪問は多様な価値観の中で学ぶことの重要性を実感し、海外大学という選択肢を現実的に考えるようになりました。

Mission地域での体験
Minerva大学の寮へ向かう途中で、Mission地区の治安の悪いエリアを通りました。バスを降りた瞬間、マリファナの匂いが漂ってきて異様な雰囲気を感じました。メキシコ系のスーパーに寄ってからバスに乗りましたが、タバコやマリファナの匂いが強く、怖いと思うこともありました。サンフランシスコには大きく発展している一面がある一方で、このような暗い面があることを学ぶことができました。

Minerva大学
バスを乗り継いでMinerva大学の寮を訪問しました。Minerva大学にはキャンパスがなく、定期的に寮を移動しながらオンラインで授業を行っているという特徴がある大学です。この寮に住んでいる日本人4人を交えてMinerva大学を紹介していただきました。Minerva大学は世界中の国々から多くの留学生が集まるからこそ、「自分のわからないことはわからないと言い、聞く」ことが大事だとおっしゃっていました。これはSFSUでのお話の「メガネのかけ外し」にも通ずる考え方です。今まで育ってきた環境や文化、価値観、バックグラウンドが違うからこそ、その場の雰囲気に流されるのではなく、わからないから教えてという謙虚な気持ちでいることこそが、多様な環境に馴染むコツなのではないかと感じました。

お話を伺った後に寮の中を案内していただきました。キッチンやプール、ジム、勉強室が整っていました。料理は自分たちで作り、プールの監視員は生徒が務め、寮には先生は住んでいないということに驚き、自分たちで生活を回す環境だからこそ、自然と責任感や主体性が身につくのではないかと感じました。
最終プレゼン
ホテルに帰り、夜ご飯を食べた後に、最終プレゼンを行いました。このプレゼンでは自分のキャリアプラン、リーダーシップ宣言をそれぞれプレゼンで発表します。みんなこの研修で感じたことをもとに将来へのイメージを膨らませていました。個人の発表が終わった後は他のチームメンバーから、それぞれの生徒の研修中での貢献や強みをフィードバックを行いました。本来は3分で行うところを、10分も延長して伝えており、発表者にとっても、周りの人にとっても良い時間になりました。また、「この研修で多くの学びが得られたのはみんながいてくれたおかげ」と感謝の気持ちをみんな言っていたところが印象的でした。

今回の訪問でお世話になったすべての方々、ありがとうございました。明日はStanford大学を訪問した後、観光をします。気を緩まず、無事に日本に帰国できるように頑張ります!
