シフカスタッフに最近やってみたことや作ってみたものを聞いてみた
暑かった日々も終わり、めっきり秋らしくなってきました。芸術の秋とも言える10月のいま、note主催の「noteクリエイターフェスティバル2022」が開催されています。
今回の記事ではシフカでもその流れに乗っかり、スタッフに「最近やってみたことや作ってみたもの」をざっくばらんに聞いてみました。
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自分だけのイヤホン
最初に話を聞いたスタッフは「自分専用のイヤホン」作りに挑戦中なのだそうです。
自分の耳の形に合ったイヤホンが欲しくても、ジャストフィットする商品に巡り会えません。もう少しこうだったら、この部分がこうなっていたらと言って次々と試してはガッカリするのを繰り返すくらいなら、いっそのこと自分で作ってしまえという考えですね。わかります。
まずは自分の耳にあう理想の形状を粘土やレジンで実際に作りました。実際に耳に合わせながら作れるので、納得行く形状になるまで繰り返せます。
出来上がった立体を円卓の上に置き、iPhoneの3Dスキャンアプリ「STL Maker」で立体データ化したところ、思った以上に良いデータになりました。今はそれをCADソフトで微調整しているところだそうです。調整が終わっても、蓋を作ったりとまだまだ気は抜けません。

右は原型を元に中身を入れてイヤホンとして成り立つか試作したもの
最終的には3Dプリンタでの出力となります。
3Dプリンタは品質の良いものが安価になる傾向が続き、少し前なら10万円だったものが2〜3万円になっているなんてことも珍しくないそうです。でも実際に購入するとなると置き場所や水平状態の確保、振動対策などいろいろな準備や検討が必要に。また出力に適したデータ作りにも慣れる必要もあり、3Dプリンタに興味があるからと言っていきなり購入するのはまだハードルが高い面もあります。
そこで購入する前に、自分で作ったデータを3Dプリントサービスで実際に出力してみるつもりだとか。
スキャンの元になる立体が作れるなら3Dプリンタは不要に思えるのですが、左右両方を作る時に全く同じ形のまま左右反転するのは手作りだと無理なのだそうです。それが3Dデータなら簡単に左右反転したものが出来るとのことで、手作りとデータの良いところを組み合わせた作戦なんですね。
話してくれたスタッフは業務で3Dソフトを使うことが多いものの、モデリングそのものをやる機会は少なかったとのこと。好きな趣味の中で様々な機能を使うようになれば、いつの間にかスキルとして身についてしまいそうですね。
自分だけのイヤホン作りがうまくいくようなら少しずつステップアップして、そのうち金属の3Dプリントもやってみたいと熱く語ってくれました。
爬虫類が快適に過ごせる専用ルーム
次に出てきた「作ってみたもの」は、趣味の王道とも言える木工DIYでした。そのスタッフは木工DIYが得意で、日頃から家で必要になる様々なものを自分で作っているそうです。
部屋の中でリモートワークの仕事エリアを仕切るための大きくて雰囲気のあるウッドパーティーションや娘さんの勉強机といった大物から、鉢植えのスタンド、キッチン用具の吊り下げパーツ、キャンプ用の囲炉裏台といった小回りの効くものまで、必要になるものを次々と作っているとのこと。



大きな天板などはお店でカットしてもらうこともありますが、基本的には用意した木材をイラストレーターで割り出した寸法に自分でカットしているそう。鍋の蓋の壊れた持ち手をピッタリサイズの木で作り直したという話には感心してしまいました。
そんな木工DIYの達人が作ってみたのは、押入れだった場所を改造して作った「爬虫類の飼育部屋」。お子さんが生き物大好きでヒョウモントカゲモドキを飼いだしたことを切っ掛けに、押し入れを生き物飼育コーナーに改造したそうです。
温度を一定にする必要があるため、壁の断熱の強化。押入れの床のベニヤは薄めなので荷重に耐えられるように剛性の強化。多少水をこぼしてもいいように床を水に強いフロアタイルに。湿気があっても調湿できるように壁は漆喰。冬の室温低下に耐えらるようにガラスの代わりに二重のポリカーボネートを入れた断熱扉…

出来上がった飼育部屋はタイマーで紫外線ライトが自動的に灯り、温度もファンヒーターで常時26〜27℃をキープ。家の中で一番快適な場所になりました。爬虫類好きのお子さんの喜ぶ顔が目に浮かびます。

必要なものは自分で作ってしまうバイタリティ、家族とともに楽しんでいるようで微笑ましいですね。
推しのキャラグッズ
1年ほど前からゲーム「スプラトゥーン」を始めたというスタッフは、ゲームに登場するボスキャラ「DJタコワサ将軍」推しになったものの、将軍単体のグッズがほとんど無いことに業を煮やし自分でフィギュアを作ってしまったそうです。

フィギュアは百均の店で売っている粘土を使って作ったそうで、事前にラフ絵や設計図などは描かずいきなり形を作るところからはじめたとか。推しだけに頭の中に立体のイメージが出来上がっていたのでしょう。
形を整えるのは回転ヤスリや粘土用ヘラで、同じく百均の店で購入したとのこと。他にもユザワヤで手に入れたテクスチャツールを使うなど、安価に揃えたアイテムを使いこなしている様子。フィギュアのカラーリングはアクリル絵の具で。学生時代に購入したもののほとんど使っていなかったものだそうです。
ぬいぐるみ用の服も作りました。ディズニーリゾートのハロウィーンイベントに連れて行こうと思ってベイマックス用の衣装(ヴィランズのハデス)を制作したそうです。結局新型コロナなどの要因もあってデビューは実現はしなかったのですが…
当時はハデス関連のグッズがほとんど無いことにショックを受け、やはり自分で作ってしまったとのこと。勢いがすごい。

こういった趣味が高じてか、業務の年賀状作成にも活かせるようになりました。年賀デザインとして立体モチーフが必要になる場面で、簡単な鏡餅や松竹梅ならば縫ったり練ったり塗ったりして大体2時間半くらいでサクッと作れるようになりました。

「推しキャラグッズ無いなら自分で作ってしまえ」という力強い姿勢が感じられるお話でした。
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今回は「最近やってみたことや作ってみたもの」について聞いてみました。
どの回答も突き詰めれば「欲しいものは自分で作っちゃえ」というシンプルな欲求です。作ること、手を動かすことが楽しいという気持ちこそがモノづくりの出発点。クリエーターたるもの、やっぱりキーボードとマウスを動かすだけでは物足りないのかもしれません。
趣味でのモノづくりは仕事ではないので、熱気が冷めてしまうとそのまま放置してしまうこともありがちです。でも新しいものに興味が移っているなら、それはそれで良いのかも。一旦寝かせて、また気が向いたときに再開しましょう。
読者の皆さまの最近やってみたことや作ってみたものは何でしょうか?
