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雑誌の「ラーメン」特集が売れる理由と「バズるnote」の共通点

雑誌walkerの編集長として3年目。
毎月の企画会議で「今年の冬こそは違うテーマで…」と言いながら、
結局いつもラーメン特集を組んでいた僕。

「またラーメンですか?」と、
デスクの女性スタッフに言われた時の気まずさといったら。

でも、数字は嘘をつかない。

だってラーメン特集の号は、
他のどんなグルメ企画よりも断トツで売れたから。

なぜ「ラーメン特集」は、いつも売れるのか?


最初は単純に考えていた。

「日本人はラーメン好きが多いから」
「コスパが良く、誰にでも親しみやすいから」
「写真映えするから」
「種類がバラエティに富んでいるから」

そう、これらはすべて正しい。
でも、本当の理由はもっと深いところにあった。

ある日、編集部の打ち上げで、面白いことに気づいた。

「やっぱり『六厘舎』のつけ麺は最高だよな」
「いや、俺は松戸の『中華蕎麦とみ田』だね」
「私は家系ラーメンが好きかな」
「でも、最近の流行りは淡麗系でしょ?」

打ち上げの席で、こんな会話が始まると止まらなくなる。

みんな、自分の「推し」を熱く語り始める。

そして気づいた。

ラーメン特集が売れるのは、
「みんなが語りたくなる」からじゃないか?


あなたも経験ないですか?


「この店のチャーシューは最高だよ」と友達に教えたくなる衝動。

「いや、あの店の方がコシがあって…」と反論したくなる気持ち。

「実は隠れた名店があってね…」と自分だけが知っている情報を披露したい欲求。

ラーメンは単なる食べ物じゃない。

自分の価値観を表現する、小さな「アイデンティティ」なんだよね。

「伸びるnote」の正体


ある日、noteを眺めていて、ハッとした。

バズる投稿って、ラーメン特集と似ている。

なぜだろう?

「あの記事、めっちゃ刺さった!」
「いや、僕はこっちの視点の方が好きだな」
「この部分、マジでその通りだよね」

人は、自分の意見を付け加えたくなる文章に、
思わず反応してしまう。

引用して友達に話したくなる。

SNSでシェアして「これ、私が言いたかったことだよ」と添えたくなる。

つまり、noteでバズる投稿の共通点は…

「語りたくなる種が仕込まれている」ということ。

ラーメンとnoteの意外な共通点


ラーメンとnoteの共通点は、実はシンプルだった。

「引用して自分の意見をみんなに語りたくなるもの」だということ。

でも、なぜ人は「語りたく」なるんだろう?

深掘りしてみると、そこには人間の根源的な欲求がある。

「自分を表現したい」

「承認されたい」

「コミュニティに属したい」

ラーメン談義も、note記事のシェアも、
結局は自分のアイデンティティを確認する行為なんだよね。

「私はこういう人間です」と宣言しているようなもの。

「語りたくなる種」の作り方

僕がラーメン特集を作る時、必ず入れていたのが「議論を呼ぶポイント」。

  • 「東京VS大阪、本当に美味しいのはどっち?」

  • 「トッピングで一番重要なのは何か?」

  • 「あなたが思う"完璧なラーメン"の条件は?」

こういった問いは、読者の中で「ある答え」を生み出す。

そして、自分なりの「答え」を誰かに話したくなる。

noteで文章を書く時も同じだ。

読者が「私はこう思う」と語りたくなる「種」を撒くこと。

それが拡散される秘訣なんだよね。

当時のラーメン特集が進化して今はこんなムック本になってます

noteという世界


雑誌の編集長を辞めた今、
僕は仕事の傍らnoteで文章を書いている。

そして、あの日の気づきが今も役立っている。

バズる文章は、読者の「語りたい欲求」に火をつける。

完璧な答えを提示するのではなく、
読者が自分の経験や意見を重ねられる「余白」を残す。

そうすることで、彼らは自分の言葉を足したくなる。

𝕏ならリポストして一言添えたくなる。

友達に「これ、読んだ?」と伝えたくなる。

最強の「語りたくなる種」とは?


実は、最も強力な「語りたくなる種」は、
「共感できる体験」「少しの意外性」を組み合わせたものだ。

「あるある!」と思わせつつ、
「なるほど!そういう見方もあるのか!」と新しい視点を提供する。

これは、ラーメン特集でいうと…

「誰もが知っている有名店を紹介しつつ、
意外な裏メニューや食べ方を提案する」ようなもの。

noteでも同じ。

日常のあるあるに、ちょっとした"目からウロコ"の視点を加える。


そうすれば、「これ、友達にも教えたい!」が生まれる。

結局、伝えたいのは「自分」なんだよ


ラーメンの話をするとき、
実は「ラーメン」を語っているようで、
本当は「自分」を語っている。

「俺はこういうラーメンが好きな人間なんだ」という
アイデンティティの表明。

noteの記事をシェアするときも同じ。

「この記事の世界観に共感する私」を表現している。

人は誰かに共感してもらいたい。
自分の存在を認めてもらいたい。

だから、「語れる種」が仕込まれたコンテンツに惹かれる。

それが、ラーメン特集が売れる理由。
noteでバズる投稿の正体。

僕の気づき


noteをはじめて気づいたのは、
メディアの形は変わっても、
人の心を動かす原理は変わらないということ。

昔も今も、
人は「語りたい」「共感したい」「表現したい」生き物なんだ。

さて、今日もnoteを書こう。

誰かの「語りたい」に火をつけるような文章を。

そういえば、明日の昼は何を食べようかなぁ。
ラーメンでも食べに行くか。
今度のnoteのネタになりそうだしw


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しばじゅん|元編集長+経営者 もし、応援してくださる方がいらっしゃれば、サポートいただけるととても励みになります。いただいたものは、クリエイター活動で使わせていただきます。いつもありがとうございます!

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