【エニアグラム】タイプ8の雰囲気は本当に大物?
今回はこのネタで行きましょう。春眠ねむむです。
タイプ8を雰囲気で言えば、「怖い」「大物」みたいな文言が頭に浮かぶのが世の常です。
ですが、大物という認識はどこまで当てはまるのでしょうか?今回は、そんな内容です。
結論:健全度次第
どのタイプだってそうです。健全度次第で大物か小物かが変わってきます。
タイプ8は大物っぽさを出す人の比率はかなり高いですが、だからと言って小物ではないとは言い切れないというのが答えです。
そもそも、タイプ8を大仰に捉えていると、主に頑なにタイプ8を自認している人は本物を見た時「こいつ偽物だろw」となってしまうこともあるでしょう。
もっとも、「健全度次第」といったところで納得できないところもあるでしょう。というわけで、ちょっと考えてみましょう。
欲求:自分の身を守りたい
タイプ8の根源的欲求は、身の安全です。
一般論で小物と揶揄されてそうなタイプ6と、欲求部分はそう大差ありません。「我が身を守りたい」か「精神的な安全が欲しい」かの違いです。
これは要するに自分の身を守るのに必死ということの表れでもあり、このサバイバル意識は健全度が落ちれば落ちるほどあらわになっていきます。
自分の身を守るために必死にあらゆるものを蹴落とし、災いになりそうなものはどんな些細なものでも潰す。そこに大物要素はあるでしょうか?
結局タイプ8は大物率が比較的高いというだけにすぎず、蓋を開ければ自己防衛魂の塊です。塊と魂って見分けつきづらいよね
他タイプがそうであるように、タイプ8は不健全になればなるほど小物臭を漂わせるようになります。結局どのタイプも小物というリスクからは逃れられないのです。
タイプ8の小物要素
健全度が6に達したタイプ8の説明の一端は、「性格のタイプ」という書籍では「弱い者に強く出る」と表記されています。
また、愛用者多数の「エニアグラム基礎編」の健全度5の説明には「空威張り」の文言も。
タイプ8はナチュラルに周囲を威圧するから凄味があるのであって、決して内実が伴っていることとイコールではありません。
タイプ3同様裸の王様になりやすいタイプであり、タイプ3以上に王様であることに強いこだわりを持ちます。
裸であっても王様でいるためには普通に大人げないこともするので、「めっちゃ怖いけどめっちゃダサい」を地で行く人もたまにいますね。
「弱い奴から潰せば裏切られない」理論
不健全に差し掛かりそうなほど追い詰められたタイプ8は、とにかく人に背かれたり攻撃されるのを恐れます。
そこで、こんな悪魔の発想に至ることもあります。
「先に他人をことごとく叩き潰せば、自分が攻撃されることもないのでは?」
こうなったタイプ8は、見境なく攻撃……するのではなく、とりあえず弱っちい潰せそうなところから潰していきます。これが「弱い者に強く出る」の正体です。
健全さを失ったタイプ8は安全欲求がバグっているので、人を潰せば潰すほど安全性を確保できると考えるようになります。
ですがそれでもある程度の冷静さは保っており、勝てる相手と勝てない相手の区別はしっかりとついていることが多いです。
そこで、勝てない相手は無視して勝てる相手を倒すという戦略方針に舵を切るのです。
一応プライドはあるので勝てない相手に服従したり迎合することはありませんが、野生の習性的な何かに従って弱者を食らうと。そんな感じです。
意外と責任転嫁も多い?
タイプ8は基本生き残るのに必死なタイプです。屈服や服従に死を見出し、我が身を守るために日々サバイバルです。
そんな性格なのもあってか、どことなく他責というか、責任転嫁が上手い人もちらほら見かけますね。
非を認める=隙を見せる=死
こんな方程式が出来上がっているのでしょう。曲解や異次元からの屁理屈等何でも持ち出して、「自分は悪くない」と言い続けるでしょう。
この時の自信がまた強く、どれだけ無理筋な論理だろうが当人たちは「事実だ」と思い込みます。
「バレたらどうしよう」などとは思いません。自分が事実です。
まあどんな嘘でも堂々とつけば一定の貫禄は出そうなものですが……それでも限度というものがあります。
話をでっち上げてまで自分の非を認めない姿は、見る人から見れば「小物臭い」の一言に尽きるでしょう。
「俺は無敵」
タイプ8はどうにも自分を大物だと思い込むようなところがあるようで、健全度が落ちれば落ちるほど自分の無敵性をじたにアピールしなければという強迫観念が強まります。
そのため、健全度が落ちた姿は完全にアウトロー。「俺は法律すら無視できる無敵の存在なんだ!」と声高に叫び出すようなところがあるのです。
ですが現実はそんなにうまくいくわけがなく、こうなったタイプ8は孤立を深め、周囲から忌み嫌われ、避けられるようになります。
ここでタイプ8の脳裏に浮かぶのが、「裏切り」という死の恐怖。
エニアグラム基礎編には「もらえなかった子供時代のメッセージ」なる項目があるのですが、そこに書かれているのは「あなたは裏切られません」という一言です。
つまり「無敵」とは「裏切られない存在」。
裏切られないためには報復を怖がられるのが手っ取り早く、そのためタイプ8は誰もが自分を脅かせない恐怖の存在を自然と目指すようにできています。
それが暴発した結果が、「無敵」の二文字に取り憑かれた痛い妄想お化けです。
この状態のタイプ8を見て「怖い」と思う人はいても、いったい誰が「大物だ」と認識するでしょうか。
自称無敵の殺戮ジャイア二ストと化したタイプ8は、大物というより近づいちゃダメな腫れ物か何かです。
一応大物に近いタイプではある
なんだかんだと言いましたが、タイプ8は自信と決断力に満ち溢れたタイプ。大物感と度量は別の話ですが、大物の雰囲気に一番近いタイプかと言われれば首を縦に振らざるをえないでしょう。
同じく大物”風”を出せるタイプとしてタイプ3がいますが、タイプ8はタイプ3とは別方向、「俺について来い」的な矢面に立つリーダーの素質があります。
とはいえ、やはりそれもある程度余裕があり、なおかつ当人の人間性が一定水準を上回ることが絶対条件です。
タイプ8も小物臭漂う人は当然おり、そういった人は得てして「何にでも噛み付くめんどくさい人種」か「触れてはならない痛い人」です。
書籍には健全な姿を指して「英雄的」などと書かれていますが、これが全てのタイプ8に適用されるとは思わないことです。
むしろ「我が身を守る」という欲求が先行するあまり小物臭くなる人も少なくはなく、意外と大物、小物で両極端なタイプなのかなと。
タイプ8は生き残るのに必死。実態はただそれだけです。
まとめ
今回はタイプ8の雰囲気が大物なのかどうかについて考えてみました。
結論としては以下の通りですね。
👉健全度次第
👉本人たちは生き残るのに必死
👉大物、小物の振り幅が大きい
確かにタイプ8は大物っぽいタイプではありますが、実際のタイプ8はいろいろです。むしろ小物っぽいタイプもそれなりに見ます。
まあ総じて「喧嘩を売っちゃダメな人」みたいなオーラはあるので、それを大物と捉えるならば、まあ大物なのかなと。
とりあえず大物かどうかは別として、当人たちは名指しで「小物」と言われると相当穏やかではないでしょうね。
それが小物臭さを見せまいという努力につながるか、大物という幻想にしがみつく痛い人と化すのかはその人次第。そんな感じです。
というわけで、タイプ8もいろいろ。とりあえず言いたいのはそんな感じなのでした。
当方、自前のブログでもエニアグラムについて語っており、そちらではややディープ寄りの話を展開しております。
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