パートとフルタイムを同じ求人で募集していませんか?応募が集まりにくくなる意外な理由
「応募が来ないので、募集条件を広げました。」
採用担当者の方から、よく伺うお話です。
例えば、
週3日以上勤務できる方
フルタイム歓迎
扶養内も相談可
一見すると、応募の間口を広げているように見えます。
しかし、実はこの"幅広く募集する"という考え方が、応募の機会を逃していることがあります。
「誰でも応募できます」は「自分向けじゃない」になることも
例えば、週3日勤務を希望している子育て中のしゅふ。
求人票に
「週3日以上勤務できる方」
と書かれていると、
「本当は週4日や週5日働ける人を優先したいのかな。」
と感じてしまうことがあります。
一方で、フルタイム希望の方は、
「扶養内向けの求人なのかな。」
と受け取ることもあります。
企業は「どちらも歓迎」のつもりでも、求職者は「自分向けではないかもしれない」と感じてしまうのです。
求人票は"募集条件"ではなく"ターゲットへのメッセージ"
求人票は、条件を並べるだけのものではありません。
「この求人は、あなたに来てほしい。」
そう伝えるためのメッセージでもあります。
だからこそ、ターゲットが異なる働き方を一つの求人にまとめると、伝えたい相手がぼやけてしまいます。
働き方が違えば、響く言葉も違う
例えば、扶養内で働きたい方が知りたいのは、
お迎えに間に合う時間か
扶養内で働けるか
家庭と両立しやすいか
一方、フルタイム希望の方は、
キャリアアップできるか
社会保険に加入できるか
収入はどのくらいか
といった点を重視する傾向があります。
同じ事務職でも、働き方が違えば、求人票で伝えるべき内容も変わります。
「たくさん集める」より「伝わる求人」を
もちろん、必ず求人を分けなければならないというわけではありません。
ただ、応募が集まりにくいと感じているのであれば、
「募集条件が厳しいのでは?」
ではなく、
「誰に向けた求人なのかが伝わっているだろうか。」
という視点で求人票を見直してみることをおすすめします。
ターゲットを明確にすることで、「自分向けの求人だ」と感じてもらいやすくなり、応募につながるケースもあります。
まとめ
応募数を増やしたいと思うと、つい対象を広げたくなります。
しかし、採用では「幅広く募集すること」が必ずしも成果につながるとは限りません。
パートで働きたい人。
フルタイムで働きたい人。
それぞれが求めている働き方は異なります。
だからこそ、「誰に来てほしい求人なのか」を明確に伝えることが、応募につながる第一歩になるのです。
しゅふのミカタから
求人票は、仕事内容や条件を伝えるだけではありません。
求職者に「ここなら自分らしく働けそう」と感じてもらうための、大切なコミュニケーションツールです。
応募が思うように集まらない場合は、時給や求人媒体を見直す前に、「誰に向けた求人になっているか」という視点で見直してみてはいかがでしょうか。
しゅふのミカタでは、子育て世代を中心とした求職者の声をもとに、募集条件や求人票の見せ方についてもご相談を承っています。
