ただ、「ヨナヨナ」、キーボードを鳴らす。
この春、私のアイデンティティを支えている2つが消えた。今日は、まずその1つについて「今日と明日のスキマ」にキーボードを鳴らす。
2016年4月の月曜日〜木曜日24時から25時20分。
この1時間20分は9年間、自分の生活が変わっても、絶対に変わらない私とラジオの時間だった。
それは隣りにいる人が変わったときも、近しい人が亡くなったときも、流行り病が来たときも。その時間の私とラジオは変わらない距離感で変わらないリズムでそこにあった。
このラジオは俗に言う「深夜ラジオの帯番組」と言われるもので、一人のパーソナリティが月〜木まで毎日違うアシスタントと番組を作っている。
それぞれの曜日のわたしの中のイメージはこうだ。
月曜日は毎月変わるアシスタントをパーソナリティと一緒に深く愛していく時間
火曜日はヘンテコなアイドルの成長物語と狂人たちの宴を楽しむ時間
水曜日は行き着く先を決めない言葉の旅を味わう時間
木曜日はパーソナリティの凄さの再確認とゲストのことが必ず好きになる時間
多少被っている部分もあるが、言葉だけ見ると到底同じタイトルの帯番組とは思えない。
「鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト」とは本当に変な番組だったんだなと、いま振り返りながら改めて思ってしまった。
この番組が始まる前の1年間は、色々な災難に襲われていた。
・好きなラジオ番組が終わる(アニスパ)
・当時付き合っていた彼女に振られる
・仕事で失敗続き、給料も上がらない
・挙句の果てにはハイエースで玉突き事故を起こす
もちろん厄年ということもあったが、それにしても神様は試練をいっぱい俺にくれるもんだなと思った1年間だった。
とくにきつかったのは「愛着」のあるラジオ番組が出来なかったことだ。
私にとって「愛着」のあるラジオというのは、仕事やプライベートで何があっても「フラットな状態」に戻してくれる安定剤という側面がある。
友でもない家族でもない彼女でもない、ラジオと自分にしかない距離感があるからこそ、その安定剤的なラジオの欠如は厳しいものだった。
そんな中2016年の2月、番組開始が発表された。めちゃくちゃ驚いたし、すごく嬉しかったのを覚えてる。自分が好きなラジオパーソナリティの話がほぼ毎日聞けるんだから、そりゃあそうだ。
そして2016年4月の放送開始日、いまでも自分のテンションの高さを覚えている。なんせ、月曜初回のマンスリーアシスタントが三澤紗千香さんだったんだから。鷲崎健×三澤紗千香コンビってだけで天にも登る気持ちだったのを覚えてる。
そして火曜日アシスタント沢口けいこさん、水曜日アシスタント青木佑磨さん。このお二方については最初は知らないことが多かったけれども、どちらもCuteでどちらもクレイジーでそして、楽しそうである。そんな姿をみて回を追うごとに好きが増えていったのを覚えている。今ではどちらもファンクラブに入るくらいの愛情の示し方をしている。
また唯一のコーナーであった火曜日の「三角コーナー」。このコーナーは毎回、お題に合わせてリスナーが音源を投稿するコーナーである。しかし重要なのは、完璧な音源じゃなくていいこと。コーナー名通り「三角コーナー」に捨てるぐらいの内容を送る気持ちで投稿して良いのだ。
このコーナーで様々な投稿者の心の闇や黒歴史との戦い、デスソースとの戦い、ギャグ10連発、豆音源対鬼音源など聞くことが出来た。自分で書いていて不思議なことを書いてる気がするが。
もちろん、まともな音楽投稿テーマもあったが。
このコーナーは、狂人たちが起こす奇想天外な祭りだと自分は感じており、週一回間近で聞けたことは人生の誇りとして強く持っておこうと思う。
ちなみに、私自身は2回ほど投稿したが音源が採用されることはなかったが、それもまた思い出のひとつである。
さて、またいつもの通りとりとめもなくただただ、駄文を書き連ねてるだけになってきた。まだまだ書いてみたいこともあるが、文章力が追いつかないのでこのあたりでそろそろまとめに入っていこう。
ヨナヨナの9年間を振り返って思う。
鷲崎さんに「たくさんの好き」を増やしてもらったなと。
自分の苦手なことの一つに「熱中」がある。小さな頃から何かに「熱中」することが難しい人間で、学生時代には「ブーム」というものに乗れず、受験のときにも「勉強」に熱中することが出来なかった。
そして現代の「推し活文化」なんて「熱中」が必要な最もたるもので、どうにも自分にはしっくりきていない感覚なのである。
ただ、このラジオと鷲崎さんに関しては少しだけ「熱中」という思いを自分の中に感じられる。そして、鷲崎さんと一緒に喋ってる人々に愛情を感じることが出来た。そしてその人達に「愛着」を持てた気がする。
鷲崎さんが時々ゲストに言っている言葉がある「鷲崎さんといっしょにいるときが一番可愛いって、良かったて思われて欲しい。」
つまりはまんまと鷲崎さんの術中にハマっているのだ。
さて、最後になるが終わると言ったが、実は現行のフォーマットが終わりを迎えたというのが正式な言い方かもしれない。今月からも週一水曜日の2時間と縮小された形態にはなったが、番組は続いている。
本日21時より番組ニコニコチャンネルにて生放送!
— 鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト (@yonayona_ag) April 2, 2025
今月のマンスリーアシスタントは山崎エリイさん!
番組の視聴は基本無料ですが、有料会員(通称“貴族会員”)となることで、30日間のアーカイブやオマケ放送がお楽しみいただけます。https://t.co/EIF1uETPJJ#ヨルナイト #agqr https://t.co/ZjfKTqtzBw
また、鷲崎さんと佑磨さんについては同じスタッフと同じフォーマットで自主ラジオがスタートしている。
改めてご報告ですよ。
— 鷲崎健 (@WashizakiTake) April 1, 2025
今晩から鷲崎健青木佑磨ディレクターフィアリー作家ミラッキで始める新番組『酔狂トカトントン』略してスイトカ。
本編はYouTubeで無料で視聴できます!
おまけもトカトントンファンクラブに入会された方は皆さん聴けます。
良ければ初回から!ぜひ!#スイトカ https://t.co/HoPmJ83GmC
9年間の楽しかった居場所とは少し違うけれども、今後も自分の「熱中」と「愛着」を続けられることに感謝をしたいと思う。
そして願わくば、「朝目が覚めたら忘れちゃう様な、夜な夜なの秘め事」が続くように。
