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サンダーボルツ*(ネタバレ)


Thunderbolts*

公開 2025年 アメリカ

監督 ジェイク・シュライアー

出演 フローレンス・ピュー、セバスチャン・スタン、ワイアット・ラッセル、オルガ・キュリレンコ、ルイス・プルマン、ジェラルディン・ヴィスワナサン、デヴィッド・ハーバー、ハナ・ジョン=カーメン、ジュリア・ルイス=ドレイファス他




忙しい人のためのあらすじ(ネタバレ)

ブラックウィドウの妹エレーナは後始末系の仕事にうんざりし、仕事を辞めることを決意。最後の任務として訪れた場所で、同じような仕事をしてるやつと鉢合わせてサンダーボルツ結成。雇い主のヴァルは違法な人体実験の証拠隠滅としてエレーナたちをはじめとする刺客ごと保管庫を焼却処分しようとしていたのだった。ところが実験は1人だけ成功しており、ボブという若者が保管庫で見つかる。ボブはアベンジャーズ全員より強いセントリーになった。さらに全身真っ黒男となり、手をかざすだけで人を影にしトラウマ世界に閉じ込めるというチート能力の持ち主であった。エレーナは彼の世界に飛び込み、「あなたは1人じゃない」という精神論でボブを救い、全身真っ黒男は消えた。最後は現金なヴァルが「えーっと…彼女たちがニュー・アベンジャーズです!」。ええ…?


忙しい人のための感想

・エレーナ良すぎる
・バッキーかっこよすぎる
・セントリー強すぎる


あらすじ

全編ネタバレあらすじはこちら↓


感想

▫︎エレーナ・べロワとかいうマーベル史上最良キャラの誕生


出典:Pinterest

エレーナは「ブラック・ウィドウ」で初めて登場したナターシャの妹で、といっても血は繋がってなくて、その昔任務の一環で偽の家族として過ごした時代があって、でも当時6歳のエレーナはほんとの家族だと思って暮らしてて、アレクセイは父親で、かくかくしかじかで。ナターシャと同じソ連のスパイ訓練施設レッドレーム出身で、「ブラック・ウィドウ」で洗脳が解けナターシャと一緒にレッドルームを壊滅させたあとは、前髪メッシュおばさんことヴァレンティーナに雇われ「ホークアイ」でクリントを狙う敵役として出てきたりした人。

いやあ、今作のエレーナ、良い。かなり良い。

今作のエレーナが良かったから「ブラック・ウィドウ」のエレーナも見返してみたんだけど、いや、すでに良かった。初登場時もだいぶ。
てかまず見た目がよい。見た目だけでいうと、レッドルーム時代のロングヘアオールバックスタイルもいいけど、「サンダーボルツ*」での金髪センターパートというジャパニーズアニメの王道イケメンみたいなヘアスタイルが最高に良い。ちょっと黒髪が伸びてきてるのも良いし、金髪も、前作より白っぽい金髪になっている。良い。アイメイク?も目の下に青のなんか入れてるのお洒落で可愛い。
あと声ね。ガチで特徴的な声してるよね、彼女。スカヨハもなかなかハスキーで特徴的な声だけど、それを上回るいい声。というか、見た目より声の方が好きまである。見た目より〜普通に〜である。

内面の部分でいうと、エレーナってやっぱり、子供時代にレッドルームに入れられて、ナターシャたちと一緒に過ごしてた3年を除くとほぼ人生すべてを暗殺者として生きてるわけで、なんか子供のままなんだよな。中身が。スーパーヒーロー着地を揶揄したりとか、ポケットがいっぱいある服に興奮したりとか、まあそういうのもそうなんだけど、「心の強さ」がナターシャほどないというか。だから人前に出る仕事がしたいとか言うし、ナターシャが死んで寂しいって言って泣いちゃうし。

「サンダーボルツ*」は、胸張って人に言えないような仕事に嫌気が差したエレーナが、同じようにトラウマを抱えながらそれでも強くなろうとしたボブの闇に立ち向かうことで、自分でも何かを守れるということに気がつくという、スーパーヒーロー映画兼心のくすり映画って感じがする。
ボブが自分の中の闇に打ち克つ映画でもあり、エレーナ(とその仲間たち)が自分の過去に打ち克つ映画でもあるという素晴らしさ。
ただのバトル映画じゃないのがマーベル映画のいいところ。

ちなみに、エレーナを演じているフローレンス・ピューは「ブラック・ウィドウ」で初めて知ったんですが、誰あろうあの「ミッドサマー」のポスターで泣いている人ですね。他にも「オッペンハイマー」とか「デューン 砂の惑星 PART2」とかに出てます。シアーシャ・ローナンちゃんの「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」では、アカデミー助演女優賞にノミネートもされたようです。へーそうなんだ。観よ。

YouTubeで「フローレンス・ピュー」を検索すると彼女の陽気な動画がいくつも出てきます。まじで真の根明だよこの人。


▫︎バッキー!

出典:Pinterest

「サンダーボルツ*」の製作が発表された時点では、普通に彼が主人公の映画かと思い込んでましたけど、どちらかといえばリーダー的存在のまとめ役立ち位置だったバッキー。前半部分ではなぜか議員になっていて裏でなんかチョロチョロやってるくらいで、食洗機で義手を洗うシーン↑くらいしか見所がないのかと思いきや、ちゃんとしっかりドチャクソかっこよかったですねバッキー。

ヒドラの洗脳が解けたあとはホワイトウルフになったはずだけど、まだ浸透していないのかみんなウインター・ソルジャーって呼んでた。まあウインター・ソルジャーの方がかっこいいよね。
髪型は「ファルコン&ウインター・ソルジャー」の短髪から元のロン毛に戻ってました。個人的にはこっちの方が好きです。もっと言うとエンドゲームくらい長くてウエッティなのが好きですね。
番宣とかで見るセバスチャン・スタン、スキンヘッドになってるけど何でなん? 違う映画の役かなんか?


▫︎最低で最高のパッパ・アレクセイ

出典:Pinterest

「ブラック・ウィドウ」では家族が好きだった曲「アメリカン・パイ」を口ずさむくらいしかいいところがなかったアレクセイだけど(そんなことはない)、今作ではめっちゃいいパパしてた。

セントリーにボロ負けしてチームが散り散りになったあと、いろんなことが重なって涙ぐむエレーナを「お前がサッカーチーム(名前はサンダーボルツ)でキーパーを志願したのは、頼れる存在になりたかったからだ」と慰めるシーン、ギリで涙出なかったくらいには良かった。

俺たちでもヒーローになれる!?(`・ω・´)→セントリーにボコられてやっぱり俺らにはムリだった(´・ω・`)→ヴォイドが暴れて街が大変→咄嗟に市民を守るサンダーボルツ→市民から歓声が上がる→やっぱり俺らでもヒーロになれる(いいことができる)んだ…!(`・ω・´)の流れ最高だった。
瓦礫が当たりそうになった女の子を助けたのがアレクセイなのも、彼のパッパ適性を演出するいいシーンでしたね。エレーナは恥ずかしがっていたけど、あんなパッパいたら最高すぎるよな。最高しか言ってない。


▫︎タスクマスターさん…?


出典:Pinterest

事前情報では普通にキャスティングされてたタスクマスターことドレイコフの娘・アントニア(オルガ・キュリレンコ)。まあ確かに出てきはしたんだけど、登場して5分でゴーストに殺されてしまうという悲運ぶり。
監督いわく「この世界では誰も安全ではない。悪人が善人に見えてしまうことがあるけど、彼らが冷酷で非常な生き方をしてきたことを描く必要があった」らしいけど、何そのトゥワイスが死んだ時みたいな。
え、本当すか?
ギャラ高かったんじゃないの?
知らんけども。
アントニアって劇中でも屈指の可哀想キャラじゃんね。
ポスターとかに一応載ってるタスクマスターの無機質なガイコツマスク見るたびに悲しいよ。


▫︎ポストクレジットシーン

そんなこんなでニュー・アベンジャーズになったサンダーボルツたちだけど、新キャップことサムはまだ認めてないらしい。何でだよ。
アレクセイが「Avengers」の“S”を“Z”にして「Avengerz」にすればいいとかなんとかアホなことを言ってる時に、ファンタスティック・フォーの宇宙船が地球に飛んでくるっていうシーン。
これどっかの考察で、このあと公開する映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」のティザー映像に登場する宇宙船とデザインが違うってんで、違う世界線のファンタスティック・フォー=2005年版のファンタスティック・フォーなんじゃないかっていうの見たけど、
もしそうだったら激アツだよなあ!?!
ヒューマン・トーチはクリス・エヴァンスだし。
え、あ、でもクリス版ジョニーはカサンドラ・ノヴァに細切れにされて死んだのか…
じゃあ2015年版ファンタスティック・フォー?
それでも全然アツいよなあ!?!!?

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