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小学6年生が生姜シロップ作って販売!よってたかって生涯学習フォーラムレポ

株式会社あさの シン・採用担当の澤田です!

2026年2月14日(土)、高知県香美市土佐山田町にある山田高校を主会場に、「よってたかって生涯学習フォーラム」が開催されました。

地元の小中高校生が探究活動の成果を発表するこのイベントに、商品開発部の吉本課長と一緒に参加してきました。



オリジナルシロップができるまで

今回ご一緒したのは、山田小学校の6年生3クラスのみなさんです。

探究活動のなかで地域の産物に着目し、クラスごとに異なるオリジナルシロップを開発しました。

  • しょうが × レモン

  • チョコ × しょうが

  • りんご × しょうが

3種類すべてに「しょうが」が入っていて、他にはない組合せ。

1月中ごろに原料の配合が決まり、私たちは原料の供給を担当しました。

ラベルのデザインは生徒さんと先生が一緒に考え、吉本課長が注文・手配して製品に貼り付けました。

1種類あたり80本、計3種類の生姜シロップをつくって、イベント開催前までに納品しました。


山田小学校6年生による当日の発表内容

午前10時32分ごろ、体育館での発表が始まりました。

山田小学校をはじめ、他の小中学校の子どもたちも、地域の企業や産物に着目した探究の成果を約7分の動画にまとめて発表。開発への思いや製品の特徴を、生徒さん自身が壇上で説明しました。

壇上での発表内容を、まとめてみました。

これから山田小学校6年生の探究を発表します。

私たち山田小学校6年生は、地域の一員として地域を盛り上げたいという強い思いから、地域の魅力を伝えるために自分たちにできることをテーマに探究活動に取り組んできました。

活動を進める中で、自分たちが発信したい魅力は何だろうという問いが生まれました。私たちは、特産物である生姜に注目しました。なぜなら、高知県産生姜の魅力があまり知られていないのではないかと考えたからです。

そこで山田小学校の児童を対象にアンケートを行いました。その結果、生姜が好きではないと答えた人が半数以上いることが分かりました。

またその理由として、味・匂い・辛さと答えた人が多くいました。

しかし高知県産生姜には、体を温めるなど驚くべき効能があります。

このアンケート結果から、高知県産の生姜にはたくさんの良さがあるにも関わらず、それが十分に知られていないことが分かりました。

生姜の魅力を、どう伝えるか?

そこで私たちは、生姜の魅力をどのようにすれば伝えられるのだろうかという新たな問いを持ち、地元の加工会社であるあさのさんに話を聞くことにしました。


話を聞く中で、生姜は加工することで良さがより引き立つということを教えていただきました。

そこであさのさんと一緒に生姜シロップを開発し、そのシロップを通して生姜の魅力をより多くの人に伝えていくことにしました。そして今年の1月に、各クラスで考えた生姜シロップが完成しました。

6年A組「香美しょうが万能シロップ」

はじめに6年A組が考えた生姜シロップを紹介します。6年A組が考えた生姜シロップの商品名は「香美しょうが万能シロップ」です。

キャッチコピーは「香美で育ち、あなたを癒す生姜の力」。料理や飲み物など、どんな時にも生姜のぬくもりを食卓に届けます。私たちはこの万能シロップを親世代をターゲットにして開発しました。

理由は大きく2つあります。1つ目は発信力が高いことです。

親世代はSNSや地域のコミュニティを通じて、良いと思った情報を共有する力があると考えました。親にこのシロップの良さが伝わることで商品の評判が広がり、より多くの人に届くと考えたからです。

2つ目は、生姜の魅力を広めるために必要だからです。生姜の健康効果やさまざまな活用法を子どもたちや次の世代に伝えるのは親世代の役割です。親世代なら、生姜を日本の食卓に根付かせることができると考えました。

このシロップには3つの特徴があります。

1つ目はレモンを使用していることです。さっぱりとした後味になり、生姜の風味が引き立つようになっています。

2つ目は飲みやすさです。レモンを入れることで飲みやすくなっています。

3つ目は万能であることです。水や炭酸で割るだけでなく、料理の隠し味としても使うことができます。

6年B組「山田っ子が作ったチョコジンジャーシロップ」

続いて6年B組が考えたシロップの商品は「山田っ子が作ったチョコジンジャーシロップ」です。

温めても冷やしても美味しい商品です。

私たちはこの商品を開発してきました。この生姜シロップを通して、たくさんの人に生姜の良さや美味しさを知ってもらいたいという思いから開発を進めました。

6年B組のシロップの特徴は、生姜が辛くて苦手という自分たちの経験を生かし、チョコと生姜を組み合わせたことです。子どもでも飲みやすく、しっかりと生姜感を感じながらも程よい甘さのシロップとなっています。

6年C組「おいしくてしょうがない!6Cさんちのジンジャーシロップ」

最後に6年C組のシロップを紹介します。6年C組のシロップは「おいしくてしょうがない!さんちのジンジャーシロップ」です。

6年C組は、生姜に対するマイナスなイメージをなくし、生姜本来の美味しさを多くの人に知ってもらいたいと考えました。そして子どもでも飲める生姜シロップにしたいという思いで取り組みました。

程よい生姜感があり、辛さや風味をやさしく感じられるのが特徴です。生姜の風味が引き立つようにレモンを加え、辛さを和らげるために甘みのあるりんごを混ぜました。

飲み物としてだけでなく、さまざまな料理にも使えます。また無添加で、高知県産の生姜や北海道産の砂糖を使用しているため安心・安全です。大人から子どもまで美味しく飲めるシロップに仕上がりました。

3つのシロップ販売のお知らせ

このような思いで作ったのが、この3つのシロップです。

私たちが作ったこのシロップを通して、これから生姜の魅力がもっと広まればいいと思います。

ここでお知らせがあります。

本日、山田高校体育館入口付近で各クラスのシロップを販売します。

販売時間は11時から11時45分までです。各クラス限定80個、値段は1つ400円です。ぜひ皆さん味わってみてください。

これで私たちの発表を終わります。ありがとうございました。

山田小学校6年生のみなさんによる発表動画

山田小学校6年生のみなさまによる、オリジナルシロップの発表動画です。

生徒さんの顔が見えないよう、画面全体にぼかしが入っていますが、子どもたちの元気な声が伝わってきます。

45分間限定の販売タイム

そして11時すぎから、メイン会場の山田高校で、45分間限定の販売タイムがスタートしました。

山田小学校6年生のみなさんが作った生姜シロップは、1本400円。

すでに早い時間から行列ができていて、会場はにぎわっていました。

販売エリアでは、6年生の子どもたちがパネルを手に持ちながら積極的に声を上げていました。

「シロップありますよ!」
「買ってください!」
「ここでしか買えませんよ!」
「買えなくなっても、知りませんよ!」

思わず笑ってしまうような売り文句ですが、その熱量は本物でした!

中高生だと思春期ゆえに恥ずかしさが出てしまいがちですが、小学生は全くそんな様子もなく、全力で販売していました。

結果は完売!

売り切れた瞬間、子どもたちはガッツポーズをしたり、万歳をしたりして大喜びしていました!

その笑顔を見ていたら、私も嬉しくなりました😊


採用担当として感じたこと

生姜シロップを販売した後、子どもたちは学校に戻って売上の計算と振り返りを行います。

商品を売る難しさ、伝える楽しさ、チームで何かを成し遂げる達成感。

そういったことを、6年生なりに全身で体験した一日だったのではないでしょうか。

私が採用の仕事をするなかで大切にしているのは、「人が本気になれる場所をつくること」です。

6年生の子どもたちの発表や販売する様子を見ていて、その原点を改めて思い出しました。

本気でやれば、ちゃんと伝わるし、ちゃんと売れます。

そして完売すれば、みんなで喜びを分かち合うことができます。

地域の特産物である生姜と子どもたちの探究心が結びついたこの取り組み。

来年も関わらせてもらえたら嬉しいなと思っています。


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