換気口と天井
この写真の中に風がいる。
風そのものではなく、風が通った「跡地」みたいな空間だ。
壁と壁のあいだで、空気が折り返す。
人が息をしないところでも、換気口は淡々と呼吸している。
金属のルーバーは、声を発さない代わりに、
熱と湿気を均等に処理している。
それが「生命の模倣」に思えてくる瞬間がある。
この角度、この光、
ただの構造物が、ひとつの「体内」に見えるような。
奥の棚板には、なにかが置かれている気配がある。
布のような、紙のような。
それがただの埃だとしても、
この密室のなかではひとつの事件だ。
光は黄色く、
昼ではないし、夜でもない時間の色をしている。
どこかの誰かが眠っている間、
この空間はずっと起きている。
整っているのに、完結していない。
使われているのに、忘れられている。
空気の出口と入口のあいだで、
世界はたぶん、こうして保たれている。
✩写真を元にしたAI生成

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うつっているもの
アルミ製ルーバー換気口/金属製棚板/壁面塗装パネル/天井埋込型火災報知器感知器/蛍光灯カバー/ビス固定式天井ジョイント/合成樹脂製換気ダクト/照明反射板/プラスチック製布片または紙片/内装仕上げ用コーナーモール

