読書記録?「ウンム・アーザルのキッチン」
こんばんは。ひとり66日ライランも45日目となりました。3で割ると、22分の15です。昨日は連続更新の危機でしたが、今朝は普通に起きられました。
毎日、翌日に影響しない程度に、録画していたテレビ番組を消化しています。それでも朝ドラは先週の分は手つかずです。
毎年誕生日とクリスマスには、自分に何かプレゼントしていますが、今年は路線が大幅に変わりまくってます。お友達の某三省堂書店で、英和/和英辞典を買うつもりでいました。これは今も変わりません。ポイントが失効するからです。
それとは別に、ポストクロッシングのミートアップなどに持っていくための、切手やシールを詰め込むポーチも必要です。先月のミートアップで見事に壊れてしまいました。同じものは廃盤になり、今ネットでどの色や柄がいいかを見ています。
菅瀬晶子文・平澤朋子・絵「ウンム・アーザルのキッチン」(福音館書店、月刊たくさんのふしぎ)
家に帰って、「何でこの本を借りたんだろ?」と思いました。地味といえば地味です。手元にあるのは事実なのだから、読んで発信するしかありません。
この駄文を読んでくれてる人に、小学生の子どもさんがいるお父さんお母さんがいるかは、不明です。こちらからは見えません。
※「たくさんのふしぎ」のターゲットは小学生となってます
「キッチン」とあっても、作中の食べ物のレシピが載ってるわけではありません。主人公のウンム・アーザル(アーザルのお母さん)が生きている環境の厳しさです。
ウンム・アーザルは、イスラエルでもアラブ人であり、キリスト教徒だといいます。アラブ人の多くはイスラム教ですが、ウンム・アーザルやその家族は「アラビア語をしゃべるキリスト教徒」と、なんとも複雑なものを感じます。
それでも作中には、ウンム・アーザルの作った料理の紹介はあります。家庭料理ですね。14歳で故郷を出てから、きょうだいの面倒をみながら料理を覚えていったとあります。
挿し絵を見ながら想像はするけれど、材料は日本では手に入らなさそうなものもあります。
ウンム・アーザルはキリスト教を信じていても、アラブ人であることには変わりなく、食べるものは変わりません。それにしても、イスラエルという国は、住んでる民族も信じる宗教も多様というか複雑すぎて、国内で戦争が起こるのもそういう事情なのか…と思います。
複雑すぎる、では片づけられないですね。
金曜日はユダヤ教に合わせて、日没から土曜日までは休みで、いつもとは違う食べ物が食卓にのぼります。ムジャッダラという玉ねぎを使った料理です。なんでも、イエス・キリストが亡くなったのが金曜日で、肉を使わない食べ物を食べる風習があるとか。それがイスラムにも伝わってるのが面白い。
なんていうか、ウンム・アーザルは料理があるから、たくましく生きていると思います。1940年生まれとあるから、料理しなくては生活できなかった環境かもしれません。イスラエルという国の、夫婦という役割分担はどうなってるんだろう?
著者はイスラエルに住むアラブ人キリスト教徒の研究をしているとのこと。なんてニッチな。ウンム・アーザルとは大学院生時代にお世話になった先生の紹介で知り合ったとのことです。
本を1冊読み終えて、「読まなきゃよかった」と思うことはまずありません。この本も、イスラエルに住むアラブ人キリスト教徒という、極めて少数派の社会について知ることはなかったでしょう。想定外でした。
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