Global Teacher Prize 2026に参加して考えたこと(備忘録)
Global Teacher Prize 2026 に参加して
Global Teacher Prize 2026 に参加してきました。
世界の教育を、実際にその場で見て、感じて、考える時間。
とある地域の私立教員という立場を超えて、日本、そして世界基準で教育を考える、貴重な機会になりました。
各国から集まった先生方は、それぞれの国の状況や課題と、本気で向き合っていました。
最先端の学校環境も含めて、「世界では、ここまで進んでいるのか」と実感する場面も多く、日本の教育を相対化して考える大きなきっかけになりました。
その他の写真はこちら参照(Instagram)
共通していたこと
特に印象的だったのは、どの先生も徹底して生徒ファーストだったこと。
生徒が「学びたくなる」仕掛け
環境づくり
モチベーションの設計
手軽さ・アクセスのしやすさ
そのすべてが、「どうすれば生徒が自然に学びに向かうか」という視点で考え抜かれていました。
今回の応募から現地参加を通して学んだこと
世界TOP50ファイナリストたちの公式bio(紹介文)を読んだり、現地で先生方と話して感じたことをまとめたいと思います。
公式Bio(公式プロフィール)はこちらから。
① VR / AR でシュミレーション⇒現実世界
教育の形は本当に多様ですが、世界では VR・ARの活用 がかなり進んでいると感じました。
特に興味深かったのが、
農業など「失敗が許されない=生存に直結する」地域での教育実践です。
まず VR × ゲーミフィケーション で安全に疑似体験を行い、
失敗できない状況を仮想空間で何度も経験する。
その上で、実社会での実践につなげていく。
「○○できない」「失敗できない」という制約があるからこそ、
仮想現実での学びが、現実社会での力になっている流れが非常に印象的でした。

② 学びの“ラボ”が身近にある強さ
3Dプリンターや動画編集用PCなど、最新テクノロジーを備えたラボ的な空間を、学校内に設置している事例も多く見ました。
身近に使える環境がある
子どもたちが「これを使ってやってみたい」と思う
必要に応じて、自然に学びが始まる
「環境がある」こと自体が、学びを引き寄せている感覚がありました。

③ 地域社会とつながる学び
地域と連携した実践も非常に多かったです。
捨てられるものを活用して新しい価値を生み出す(魚のうろこから紙をつくるなど)
環境学習と観光を組み合わせ、エコなツアールートを設計
学校の学びが、そのまま実社会につながっていく
どれも、「教室の中で完結しない」学びでした。

④ 子どもだけでなく、「社会全体」を学びの対象にしている
もう一つ印象的だったのは、教育の対象を子どもに限定していない先生が多かったことです。
子ども向けだけでなく、保護者や地域の大人に向けた学び
AIの使い方を、大人向けにも講義・ワークショップとして提供
学校を拠点に、地域の大人と一緒に学ぶ場をつくる
生徒として学校に通う子どもだけでなく、
社会全体がどう学び続けるかまで含めて考えている。
教育を「学校の中のもの」で終わらせず、
地域・家庭・大人も含めた学びとして捉えている。
正直、理屈抜きで、「すげーな、これ」と思いました。
学外への影響力もそうだし、
そこまで広げていける活力や人脈もすごい。
もう、行動力おばけというか、
そこまでの道筋を考え、実際に形にしてきた貢献の積み重ねが、とにかく圧倒的で、色んなことを突き抜けて既に「やり切って形にしている」。
最後に正直な本音
こうして世界の実践を見て、率直に思ったことがあります。
とりあえず、3Dプリンターやラボが欲しい。
やっぱり、ああいう環境が「そこにある」だけで、学校は変わると思うんですよね。
特別なカリキュラムを最初から用意しなくても、
「使ってみたい」「これで何ができるだろう」という問いが、自然に生まれる。
世界で見た学校でも、
3Dプリンターや編集用PC、実験できる空間は、
やはり、“学ばせる場所”というより、“勝手に学びが始まる場所”になっているように感じました。
環境があることで、
先生が無理に引っ張らなくても、子どもたちが前に出てくる。
これは、かなり大きい。
もちろん、すぐに同じことができるわけではありません。
それでも、「まず置いてみる」「触れる環境をつくる」ことから始める価値は、十分あると感じました。
これからは、
大人や地域社会をどう巻き込みながら学校という場を考えていくか。
そのあたりも含めて、またいろいろと試行錯誤していきたいと思います。
おまけ:これから参加する方へのメモ
完全に実用的な話ですが、広報・交流面でのおすすめです。
国旗は持っていくと良い
→ 一目で分かりやすく、話しかけられやすいパーティーでは和服がおすすめ
→ 圧倒的に目立つし、話題が一気に広がる
結果的に、人との距離がぐっと縮まります。
これから参加される方は、ぜひご検討を。
次、招待されるなら私は国旗を持っていき、和装でいきます!!
こんな感じで写りたかった!画像は生成AI様

