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“自分らしく生きる”を応援したいから。デイケア紹介にニュースポーツを忍ばせた院長の作戦 | イベント準備編③

地域イベントまで、あと10日。
今年は、私たちの医療法人もブースを出展し、リニューアルオープンしたデイケアを地域の皆さんに紹介することにしました。

病院長として日々、患者さんやご家族、スタッフと向き合う中で、私が大切にしたいと思うのは——
「いくつになっても、自分らしく生活できること」
そのためには、医療もリハビリも、もっと“日常に近い場所”で感じられるものであってほしいと思っています。

今回のイベント出展は、そんな私の小さな願いから始まりました。
「地域にもっと近づきたい」
「デイケアって、こんな場所なんだよ、と気軽に知ってもらいたい」
そんな思いを形にするための一歩です。


■ デイケアを知ってもらうために選んだ3つのチャレンジ


ブースでは、来場者の方に気軽に参加してもらえるよう、3つのミニチャレンジを準備しています。

① 握力測定
② 椅子の立ち座り
③ スカットボールチャレンジ

この3つには共通点があります。
それは——
体力や年齢に関係なく、誰もがその場ですぐに楽しめること。

特に今回ご紹介したいのは、③の スカットボール です。


■ スカットボールってどんなゲーム?


スカットボールは、スティックでボールを打ち、得点穴に入れて競うニュースポーツです。
穴には絶妙なカーブがついていて、狙ったところに入りそうで入らない。その“惜しい!”が、思わず笑いを呼びます。

子どもも、大人も、高齢者も。
見ている側まで、自然と笑顔になっていく——
そんな空気をつくるゲームです。

実際に、これまでのデイサービスでも大人気で、盛り上がるレクリエーションの定番でした。

ジャンケンが単純なのに白熱するのと同じで、
「簡単だけど奥深い」
——それがスカットボールの魅力です。

黄色で囲まれた穴にボールを入れると、その下に書いてある数字の得点を獲得できます。


■ スカットボールのリハビリとしての効果


医師として見ても、このゲームには小さくて大きな良いところがたくさんあります。

● 身体面の効果
• スティックで打つ → 立位・座位バランスの向上
• 狙った場所に打つ → 協調性アップ
• 腕を振る・体をひねる → 全身の運動に

● 認知面の効果
• 得点穴を狙う → 空間把握能力のトレーニング
• 点数計算 → 脳の活性化
• みんなで遊ぶ → 会話が生まれ、社会参加のきっかけに

デイケアで大切にしている
“自分らしい日常を続ける力”
を、楽しみながら育てることにつながります。


■ 子どもにとっても意外なメリットが


実はスカットボール、子どもの発育にもよいとされています。

● 力加減を覚える

最初は強すぎたり弱すぎたり。
でも何度か打つうちに、力の調整が自然と身につきます。

● 状況を見て判断する力

得点がどこに集まっているかを見て、どこを狙うかを考える。
これは 認知し、工夫して行動する力 を育てます。

● 社会性も育つ

仲間を応援する
成功を喜ぶ
失敗を励ます
——どれも、日常生活につながる大切なふるまいです。


■ スタッフと一緒に考えた「地域への届け方」


今回のイベント準備では、スタッフが次々とアイデアを出してくれました。
その中で、私もたくさんのニュースポーツを知り、
「この遊びは身体にどんな効果があるんだろう?」と考える時間がとても楽しかったのです。

シンプルな遊びでも、実は深い効果があること。
そして“楽しい”は、人を前向きにする力を持っていること。

これらは、病院の中だけでは感じにくい、貴重な発見でした。


■ 最後に——


スカットボールは、誰でもすぐ楽しめて、気がつけば笑顔になれるゲームです。
もしイベント当日にお越しいただける方がいらしたら、
ぜひ私たちのブースで「スカッと」チャレンジしてみませんか?
  11月29日(木) 10:00〜15:00
  広島県立広島産業会館東館
  『第15回南区安全・安心なまちづくりフェスティバル』

地域で暮らす皆さんの
“自分らしさ” を応援できる医療
を目指して——
お会いできるのを楽しみにしています。



🩺プロフィール(筆者について)

広島南区にあるヒロシマ平松病院の院長です。
麻酔科医・内科医・アンチエイジング専門医として、
「医療と暮らしをつなぐ」視点で、心と身体の健康について発信しています。

病院と介護施設を運営する立場として、
日常の小さな気づきや、リハビリ現場の工夫、
地域とのつながり、そしてアンチエイジングの知見を
やさしい言葉で届けることを大切にしています。

ダンスやアート、猫との暮らしなど、
“楽しみながら健康をつくる”生き方も実践中です。

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