アンチエイジング専門医がこだわった、“笑顔を届ける”デイケアパンフレット
― 医療とデザイン、どちらも「人の心」を元気にするために ―
デイケアのパンフレットをつくる——
それは単なる“広報物”ではなく、私たちの想いをかたちにする作業でした。
アンチエイジング専門医として、そして医療法人の院長として、
「人が笑顔になれる場所」をどう伝えるか。
その答えを探しながら、チームみんなでつくり上げた物語です。
以前、私の運営している介護施設で、通所リハビリテーション(デイケア)をリニューアルオープンしたお話を書きました。
そのとき実は、当日までにパンフレットが間に合わなかったんです💦
あれこれアイデアを出し合っているうちに時間が過ぎてしまい……(言い訳です😅)。
でも、どうしても妥協したくなかったんです。
パンフレットは、利用者さんやご家族、そしてケアマネージャーさんたちに「私たちの想い」を伝える大切なツール。
せっかく作るなら、“きちんと伝わるもの”にしたいと思いました。
それに、私は絵を見たり描いたりするのが大好きです(上手には描けませんが💦)。
どうせ作るなら、手に取った人の気分が少しでも明るくなるように。
そして、施設で働くスタッフの気持ちも上がるように。
そんな想いで、全体の雰囲気を考え始めました。
イラストは、プロのイラストレーターさんにお願いしました。
「ここに来たら自然と笑顔になれる、楽しい場所にしたい」という想いを伝え、
色合いやタッチのイメージを細かく相談しながら、何パターンか描いていただきました。
その中から方向性を決めて、さらに微調整を重ねていきました。
最終的に、水彩画風のやわらかい雰囲気のイラストが完成したときには、「これだ!」と感じました。
文章も、「こちらが伝えたいこと」だけでなく、「利用者さんやご家族が本当に知りたいことは何だろう?」と考えながら、何度も何度も書き直しました。
“読む人に寄り添うパンフレット”にしたかったのです。
そしてこのパンフレット作りは、まさに多職種連携の成果でもあります。
医師(私)をはじめ、リハビリ専門職、看護師、介護士——それぞれの専門性を持ち寄って、力を合わせました。
こういうときにチームの強みが生きるのだなあと、改めて感じました。
印刷が上がったときは、みんなで「わぁ~!素敵!」と歓声を上げ、自画自賛(笑)。
手に取るたびにうれしくなる仕上がりになりました。
今日は、スタッフがケアマネージャーさんたちの研修会に参加するので、さっそくこのパンフレットを配ってもらう予定です。
今後は地域イベントなどでも配布し、少しずつ「この表紙を見たら、うちのデイケアが思い浮かぶ」と思ってもらえるようになりたいです。
このパンフレットに込めた想いは、そのまま私たちのデイケアづくりへの想いでもあります。
地域の皆さまに安心して通っていただける場所であり続け、
「通ううちに、少しずつ元気になっていく」——
そんなリハビリの効果を実感していただけるよう、これからも努めていきたいと思います。

🩺プロフィール補足
麻酔科・アンチエイジング(抗加齢)・内科の医師です。
病院と介護施設を運営しながら、日々の小さな気づきをもとに、医療と暮らし、美と健康をつなぐnoteを書いています。
