手術室では静かに、家では猫に救われる──麻酔科医の私が“気持ちを整える”ためにしていること
※この投稿は、私にとって初めての有料記事です。
最初の一部は無料で読めますので、気になる方は続きをのぞいてみていただけると嬉しいです。
気持ちが揺さぶられる瞬間は、誰の生活にも突然やってきます。
望んでいないのに、心をかき乱す出来事が急に割り込んでくる。
それは、私の仕事でも例外ではありません。
■ 手術直前に起きる“不意の揺らぎ”
麻酔科医として手術室に入る時は、いつも適度な緊張感を抱えています。
これから数時間、患者さんの生命を預かるという責任感があるからです。
そんな中、病棟から
「ご報告です!」と、トラブル発生のお知らせが入る ことがあります。
本当なら気が滅入るし、その場で立ち止まってため息をつきたいところ。
でも、気持ちが乱れたまま手術に臨むわけにはいきません。
なぜなら、麻酔科医が不安そうにしている姿ほど、手術室の空気を乱すものはないからです。
患者さんが覚醒している段階なら恐怖心を与えてしまい、
執刀医の集中力もそがれ、
看護師の動きも不安定になってしまう。
医療はチーム戦。
だからこそ、感情のコントロールは “技術” であり “責任” なのです。
そんな時、私は自分の感情にタイムリミットを設けて、必ず気持ちを切り替えます。
手術室では気持ちを乱せないのに、心は猫の目のように変わります。
そんな揺らぎにどう向き合ってきたのか。
私が現場で実際に使っている“瞬間の切り替え方”を、ここから紹介したいと思います。
■ 私が実際に行っている“瞬間の切り替え術”
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