アンチエイジングの専門医でもある病院長が考える、デイケアの新しいかたち|イベント準備編①
—「デイケアって何?」にどう答える?—
今月末、地域のイベントに参加することになりました。
当法人としては初めての出展で、テーマは「デイケア」。
スタッフと一緒に準備を進めながら、改めて自分自身に問いかけています。
――「デイケアって、何だろう?」
私はこれまで、病院の院長として医療に携わる一方で、介護部門の運営にも関わってきました。
経営という形で関わり始めてからは5年以上になりますが、実際にデイケアの診察を担当し、利用者さんやスタッフと日々をともにするようになったのは、ここ最近のことです。
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少しずつ見えてきた、“デイケアの日常”
朝、送迎車から降りてくる利用者さんたち。
スタッフに笑顔で「おはようございます」と挨拶しながら、
それぞれのペースでリハビリ室へと向かっていきます。
機能訓練をしたり、談笑したり、時には静かに過ごしたり。
そこには、思っていた以上に温かい時間が流れていました。
「どんな方が、どんな想いで通っているのか」
「利用中はどんなサービスを受け、どんな反応をされるのか」
そうしたことを少しずつ感じ取るうちに、
“デイケア”という場所は、単なるリハビリ施設ではなく、
生きる力を取り戻す場所なのだと気づきました。
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もっと多くの人に、介護を“知ってもらう”ために
高齢化が進む社会で、介護の話題はすぐ身近にあります。
でも、まだ介護に関わっていない人にとっては、
「なんとなく難しそう」「まだ関係ない」と感じられがちです。
そんな中で、このイベント出展のお誘いをいただきました。
――これはチャンスだと思いました。
高齢の方だけでなく、そのお子さんやお孫さん世代にも、
“介護を前向きに知るきっかけ”を届けたい。
そんな想いから、スタッフと一緒に
「楽しみながら知ってもらえるデイケアブース」づくりに挑戦することにしました。
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まずは、基本の「デイケアって何?」
厚生労働省の定義では、
「介護老人保健施設や病院などで行う、居宅要介護者に対する心身の機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるためのリハビリテーション」
とされています。
確かにそれは正しい説明ですが、
私の感じる“デイケア”は、もう少し柔らかい姿をしています。
「病気やけがの後、もう一歩を踏み出す場所」
「家族や地域と再びつながる時間」
そして「老い」と向き合いながらも、笑顔で過ごすための場所。
そんな“新しいかたちのデイケア”を、
地域の皆さんと一緒に見つめ直せるイベントにしたいと思っています。
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シリーズ予告
これからイベント当日までの準備の様子を、
3回の「準備編」としてnoteでお伝えしていきます。
そして当日・振り返りの記事も含め、全6回のシリーズになる予定です。
デイケアを支える人たち、利用する人たち、
そして地域の方々にとっての“つながり”を、
少しでも感じていただけたら嬉しいです。
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🩺プロフィール
麻酔科・アンチエイジング(抗加齢医学)・内科の医師です。
病院と介護施設を運営しながら、
日々の小さな気づきをもとに、医療と暮らし、美と健康をつなぐnoteを書いています。
