見出し画像

54歳、内側も若かった。血液データで証明された習慣の力

今年で54歳になりました。

年齢だけを見ると、「衰え」を感じてもおかしくない年代です。

でも正直に言うと、今が一番コンディションがいい。

体力も、回復力も、メンタルも。20代や30代の頃より安定しています。

今回は、その理由を感覚ではなく“データ”で共有したいと思います。


血液検査の結果を公開します

先日受けた血液検査の結果がこちらです。

結論から言うと、メタボリックヘルスはかなり良好な状態でした。

では、どこが良かったのか。重要なポイントをシンプルに解説します。


1. 糖代謝:エネルギー効率の良い体かどうか

まずは糖代謝の指標です。

  • 空腹時血糖:5.0 mmol/L

  • インスリン:4.2 mIU/L

ここから計算する
HOMA-IR(インスリン感受性の指標)

0.93

HOMA-IRの目安レンジ

この数値は、以下のように解釈されます。

1.0以下 → 最適(インスリン感受性が高い)
1.0〜1.6 → 正常範囲
1.6以上 → インスリン抵抗性の可能性
2.0以上 → 要注意(糖尿病リスク上昇)

今回の結果の意味

私の数値は 0.93

つまり、

  • インスリン感受性が高い

  • 血糖コントロールが非常に良い

状態です。
簡単に言うと

  • 脂肪がつきにくい

  • エネルギー効率が良い

  • 食後の血糖も安定しやすい

そんな体の状態です。

なぜここが重要なのか

インスリン抵抗性が進むと、

  • 太りやすくなる

  • 疲れやすくなる

  • 血糖値が乱れる

そして最終的には2型糖尿病へと進行するリスクがあります。

だからこそ、

このHOMA-IRの数値は「見た目以上に重要な健康指標」です。

「HbA1C 、空腹時の血糖値を見ればいいんじゃない?」と思われる方もいるでしょう。インスリン抵抗性、2型糖尿病に近づくときに一番最初に上がる数値はインスリンです。なので空腹時のインスリンと血糖値の2つで計算するHOMA-IRは重要な指標と私は考えています。


年齢に関係なく、

👉 糖代謝は改善できる
👉 そして数値にしっかり現れる

今回の結果は、日々の習慣がそのまま反映されたものです。


2. 血管の健康:動脈硬化リスク

次に脂質のデータです。

  • 中性脂肪(TG):0.6

  • HDL(善玉コレステロール):2.0

ここから見る
中性脂肪 / HDL 比

0.3

なぜTG / HDL比が重要なのか

一般的には「LDLコレステロール(悪玉)」が注目されがちです。

もちろん、LDLは低い方がいいというのは事実です。

ただし複数の調査では 心血管疾患リスクとより強く相関する指標の一つとして中性脂肪 / HDL 比が分かっています。
LDLコレステロールよりも強い相関があるのです。[1]


この指標が意味すること

TG / HDL比は、

  • 内臓脂肪の状態

  • インスリン抵抗性

  • 動脈硬化リスク

と深く関係しています。

特に、👉 中性脂肪(トリグリセリド)は臓器の周りにつきやすい脂肪(内臓脂肪)と関連が強い

つまり、

この比率が低いほど、代謝的に健康な状態と言えます。


TG / HDL比の目安レンジ

  • 1.0以下 → 最適(かなり良好)

  • 1.0〜2.0 → 正常範囲

  • 2.0以上 → 注意(代謝リスク上昇)

  • 3.0以上 → 高リスク(インスリン抵抗性・動脈硬化リスク)


今回の結果の意味

私の数値は 0.3

これはかなり低い値で、

👉 内臓脂肪が少ない
👉 血管の状態が良い
👉 代謝が安定している

状態を示しています。


LDLとの関係をどう考えるか

繰り返しになりますが、

  • LDLコレステロールは低い方がいい

  • ただしそれだけでは不十分

重要なのは、

👉 脂質を“単体”ではなく“バランス”で見ること

特に、

  • 中性脂肪が低い

  • HDLが高い

この状態が、
代謝的に健康な体を作ります。


血管の健康は、

👉 LDLだけでは語れない
👉 TG / HDL比で“内側の状態”が見える

さらに今回、誕生日で自分にプレゼントをした血管の詰まり具合がわかるデバイスSmart Pulseでは下のように僕の血管を98点と評価し、血管のほとんどがType1と評価している。

僕の血管の評価

下の絵が血管の詰まり具合をType1からType7までの絵だ。

血管の詰まり具合のカテゴリー

今回の結果は、生活習慣がしっかり反映されたものでした。

これはかなり良い数値で、

  • 動脈硬化リスクが低い

  • 心血管系が健康

といった状態を示しています。


肝臓:代謝の中心は元気か

肝臓の数値もチェックします。

  • ALT:22

  • AST:26

  • GGT:16

すべて基準値内で、
理想的な状態でした。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、
悪くなっても自覚症状が出にくい。

だからこそ、この数値が良いのは大きいです。


その他のポイント

  • HbA1c:5.2 → 血糖は安定

    • 2023年12月、2024年6月では5.5、5.6と正常範囲の上限にいたので、これが下がったのは嬉しい

  • テストステロン:23.2 → 良好

    • 2024年6月では12.5と正常範囲内の低めにいたので、上がったことは嬉しい

  • 腎機能(eGFR):70 → 筋肉が多いのとクレアチンを飲んでいるためスコアは低めに出る。24時間尿検査を以前やって問題なかったからOK

総合的に見て、
体の内側も健康な状態と言えます。


なぜこの状態を維持できているのか

特別なことはしていません。

やっているのは、シンプルなことの積み重ねです。


食事

我が家の食卓はホールフード中心
  • ホールフード中心

  • 超加工食品は最小限

  • 野菜、果物、豆、種を多く

  • タンパク質をしっかり


運動

体は使わないと、確実に衰えます。

  • 走らないと心肺機能は落ちる

  • 筋肉を使わないと筋力は落ちる

だからこそ、

  • ほぼ毎日体を動かす

  • 筋力、心肺、柔軟性、バランスを鍛える

これを続けています。


睡眠

睡眠は最強の回復手段です。

しかも副作用がない。

  • 毎日しっかり寝る

  • 寝る前のルーティンを整える

これだけでも体は大きく変わります。
6年前に不眠症になってから、睡眠を改善しようと試み続けて、近年はだいぶ良くなってきた。


ストレス管理

  • 瞑想

  • ジャーナリング(朝)

感謝すること、今日やることを書く。

メンタルも鍛える対象です。

朝食を食べながら書いている日記

年齢は言い訳になるのか

よく言われます。

「もう歳だから仕方ない」

でも今回の結果を見て思うのは、

年齢よりも習慣の影響の方が圧倒的に大きいということ。

体は正直です。

やったことが、そのまま数値に出る。


まとめ

54歳になりました。

でも、まだ衰えてはいません。

むしろ、今が一番いい状態です。

理由はシンプルです。

体を使い続けているから。


最後に

もしこれを読んでいるあなたが

  • 最近、疲れやすい

  • 体型が変わってきた

  • 健康に不安がある

そう感じているなら、

それは「年齢のせい」ではなく、「習慣の結果」かもしれません。

逆に言えば、習慣を変えれば、体は変わる。何歳からでも。

参照元

[1] LDL Isn’t the Problem? The Real Drivers of Heart Disease


いいなと思ったら応援しよう!