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【原点回帰】修正は失敗のもと AIスライドは「素材」として切り取る

「AIが生成した修正しようとしたら、かえって時間がかかった。」
皆さんもそんな経験ありませんか?

AIスライドを使い始めた頃、私はこんな失敗を繰り返していました。

  • 📓NotebookLMが作成したスライドにテキストボックスを重ね貼りして修正を試みる。

  • 🖍️Claudeにテキストボックスを重ね貼りしてもらおうとする。

  • 📓NotebookLMの修正機能で満足するクオリティに修正を指示する——。

どれも、うまくいきませんでした。

前回の記事で、スライド作成のパターン化と自由度のバランスを取るさじ加減をご紹介しました。バランスを取るということは、裏を返すと、完璧な仕上がりではないということです。
では、スライドが完璧でないことを前提に、どう活用するのかを見ていきましょう。

※スライド作成のパターン化と自由度のバランスについての記事はこちら⬇️




1️⃣「修正」しようとするから、しんどくなる

冒頭の私の失敗、どんな内容か、もう少しご紹介しましょう。

📓NotebookLMが作成したスライドにテキストボックスを重ね貼りして修正

少しなら手作業でも大丈夫ですが、時には、山のように文字が崩れます。特に、背景にデザインが入っている箇所の文字が崩れていたり、図と重なっている箇所の文字が崩れていたら・・・。
心の中では何度もちゃぶ台をひっくり返しました。

🖍️ClaudeにスライドのPDFファイルを投げて、テキストボックスを重ね貼り

できるんですよ。できるんですけどね。
文字のサイズが合わなかったり、位置がずれたりします。
🖍️Claudeはpythonで作成するので、厳密な位置調整は難しいとのこと。
修正するボリュームの方が多いことが多々ありました。

📓NotebookLMの修正機能

こちらもできるんですよ。できるんですけどね。
回数を重ねれば重ねるほど質が下がるんですよ。
プロンプト=言葉で修正を表現するのも難しいです。
そして、NotebookLMでの修正は、待ち時間が長い。
待ち時間が長い上に、イメージと大きくずれたスライドだったときは・・・iPhoneを投げつけてやりました。(壊れると困るので、クッションの上に投げました。)

※修正繰り返しの悔しい感情を抑えて作成した記事はこちら⬇️

そういった試行錯誤の末に気づいたのは、「修正する」という発想そのものが間違っていたということです。

AIのスライドに手を加えようとするより、必要な部分だけ切り取って使う方が、圧倒的に早い。
皆さんもそう思いませんか?


2️⃣AIの出力は「素材」である

ここで発想を切り替えます。

AIが作ったスライドは、完成品ではなく素材です。
写真素材や図解素材と同じ感覚で扱う。
気に入った部分だけ使い、合わなければ使わない。

この前提に立つと、気持ちがぐっと楽になります。

  • 「なんで思い通りにならないんだ」→「使えるところだけ使えばいい」

  • 「全部作り直しか」→「いいとこ取りでいい」

  • 「完璧な出力を待とう」→「まず出させて、素材として判断する」

そのまま使えれば儲けもの。
これくらいの構えが、AIとの付き合いをちょうどよくします。


3️⃣Win11のPrintScreenで「切り取る」

素材として使う場合、実際の作業はシンプルです。

Windows 11では、PrintScreenキーがデフォルトで範囲指定の切り取りツールになりました。 AIが生成したスライドの中から、使いたい図解やレイアウトの部分だけをその場で切り取れます。

テキストを編集するより、図ごと切り取って貼る方が早い場面は意外と多いと思いませんか?
特に、図解やフローチャートが中心のスライドでは、この方法が重宝します。

切り取った素材は、PowerPointやGoogleスライドに貼り付けて、自分のスライドに組み込む。
文字だけ差し替えたいときは、その部分だけテキストボックスを上貼りする。

「編集する」から「切り取って組む」へ。
この手順の転換が、作業時間を大きく変えます。


4️⃣良い素材の判断眼を養う

素材として使うには、
「これは使える」
「これは使えない」
という判断眼が必要です。

その眼を養うのに役立つのが、他者のスライドを参照する習慣です。
私がXでフォローしているSlidelandさんは、さまざまなスライドのレイアウト・構成を手軽に参照できます。

AIの出力と並べて見てみると、「何が違うか」が具体的に見えてきます。 「このレイアウトより、こっちの型の方が伝わる」という感覚が、少しずつ積み上がっていきます。

この判断眼については、次回、もう少し掘り下げます。


📌まとめ

AIのスライドに「修正」を求めるのではなく、「素材」として扱う。
使える部分だけ切り取って、自分のスライドに組み込む。

完成品を求めないこの構えが、AIとの作業をずっと軽くします。

次回は、その「仕上げ」を人間が担うために必要なこと——スライドを見る眼とスキルの磨き方についてお伝えします。


次の記事はこちら⬇️

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