もりもりの
緑の山は
光浴び
平面となる
空の色
ただただ青く
稜線に
白雲湧いて
むくむくと
立ちのぼりゆく
蝉の声
耳をつきぬけ
幾重にも
波となりゆく
十一時
声のやむころ
剥き出しの
腕に刺さる陽
灼かれゆく
アスファルトから
頬にまで
のぼる熱風
口を閉じ
そっと息する
湧き出した
汗は背をゆき
濡れた服
ふと風涼し
傘をさし
影を渡って
裏返った
蝉を横目に
前へとあるく
耳に良き喉ごしに良き目にも良き
夜のグラスにあふれる泡よ
二十四節気「大暑」
はしさんの企画に参加させていただきました。
#私の二十四節気