ミュージカル ジェイミー20250710&20250712
【ネタばれします】【吉高ディーン(神里さんごめんなさい)】【遥海プリティ(唯月さんごめんなさい)】【ちょっと辛口かも】【観劇オタクの感想なので】【好き勝手バージョン】
アメリカ・ドラァグクイーンを夢見る16歳の男の子
時代
これ、いつですか?・・・2011年のドキュメントが原案だって知っておかないと戸惑うと思われる。ジェンダーと差別と携帯の普及率とか、今上演するとなると、全部に説明が足らないのよ。しかもセリフめちゃくちゃ早くて、一回観ただけで飲み込めないとこがある。どうしてママは何年も息子のために嘘を重ね続けることができたの?・・・当時の携帯電話普及率は10パー位。子供はほぼ持ってなかった。今ならLINEで「パパ、ありがとー💕」「それはママがしたことだよ」で終わり。そして会いに行ける距離に住んでるパパに、なぜ会いに行かなかったの?・・・本当に信じていたの?・・・解釈ひとつで印象がまったく違うんだよな、そして説明を追加できたじゃん!ってのがもったいない。全体的に。
髙橋颯の永遠の少年感の尊さ
初演から4年。なぜ年を取らないの?なぜ16歳を演じることに違和感がないの?そして磨きのかかった歌と、ジェイミーはもうふうちゃんくんそのものなんじゃないの?っていう、、、違和感皆無。しかも初演より格段に、可愛さが増してる。次もぜったいにジェイミーをやってほしいです。永遠に出来る気がする。悩み多き少年が似合う。ちょっと助けてあげたいタイプ。泣き顔をみるのがしんどいです。パパに憎悪おぼえるくらい。・・・そういう時代だった。その中で自分を知ってもらうこと、自分を表現するのは戦いだった。親でさえも、いや親だから。自分の子供に自分の「普通」を望んでしまう。そして、それをぶつけてしまう、、、周りもそうだったから。
でも周りの支えでどんどん成長していく、、、ふうちゃんくんジェイミー。特に、ママとの絆というか、仲良し具合は本当に救いだよね。パパに理解がないぶん、ママが一生懸命に、大事に大事にしてる。
高校生以下はもう無料でいいんじゃないかな。あと、頭の固い60歳以上も。彼から多様性について学んだほうがいい。純粋なふうちゃんくんから得られるものを受け取ってほしいなぁ、、、迷ってるなら行け!
三浦宏規の身体表現と可愛さとドS発揮がお値段以上
人気者なのが分かる。観客にも運営にも。まぁこの人の出てる作品、取れるやつはほぼ観てるんだけど、毎回毎回驚かされる。やっぱ身体の使い方が卓越してるから、ノンバーバルでもジェイミーを演じられるだろうな。動きで気持ちが伝わる、表現できる、天性の舞台役者。好み分かれるだろうけど、低音がまさに「ドラァグクイーンを夢見る16歳の男の子」って感じ。でも芯の強さが滲み出てる。強引なのとか、親友プリティとの会話とか。ふうちゃんくんと明らかに違う「メンタル強からの陽キャへのスムーズなキャラ変」最高。なんか、そうきたか!って感じ。カテコはじまってからディーンとプリティ仲直りさせるとこ、なにあれ、、、すごいわ、これ三浦ジェイミーの性格が出過ぎてて笑いました。一貫してる、三浦ジェイミーならそうする。納得して終わった。
最後のシーンでディーンに「もう二度と会わないんだから、最後くらい一緒に踊ろう」って言うんだけど、この人のジェイミーはきっとそんな未来にはならない。大好きな人達と、大好きな街で、自分の好きなことを最大限にできる、幸せな日々を送っているだろうな、と。そんな想像がどんどん膨らむ、幸せな後味。
学校の人気者で、ちょっと頭の固い系いじめっ子ディーン
キスシーンを芸術作品にまで引き上げる吉高志音という俳優
思いきり贔屓してる自覚はありますが、書きまーす。たぶん好き嫌い分かれるので、ちょっとダメそうと思ったらバックしてね~!
キレイなのキスシーン。この人はもうね、早く映像作品いって。映像に残してほしい、あのキレイなキスを全世界に届けて欲しいんだが!・・・と衝撃を受けた『ミュージカル ガールフレンド』から1年。待ってました・・・‼
今回は口で傷つけるだけじゃ足りなくてジェイミーに暴力をふるおうとする、まぁまぁ残念な少年役なんだけど、それをジェイミーからの「キスという反撃」にあうっていうシーン。あぁもうね、なんでそんなに綺麗かよ。今回はされる側だったし、しかもふいにされてしまうっていう設定だから、いつもの「完璧に唇と顔が見えるように重なる」の、どうすんだろうなぁ、、、って思ってたの。いつもは「する側」だから、すべては志音(のやる役)の加減だった。そしてこの人のキスにはちゃんと「思い」がこもってるのが分かる。好きだからしたい、とか、気持ちを確かめたい、とか。はっきり言うけど、気持ちの伴っていないキスシーンは分かるから。まったく綺麗でも萌えもないから。だから。。。どうなる!ジェイミーとの、、、
初日、ふうちゃんくんの場合・・・完璧にタイミングが合ってた。綺麗だった。マジで、見せ方とか見え方とかじゃないの。天性なの。完全に「キス」はこうするもの、今回は「キスはこうされるもの」っていうお手本がそこにあった。あぁ、、、円盤まだですか。
しかもされた後、ディーンの頬に口紅の跡がちゃんと残ってて「無理やりされた感」と茫然となった生意気ないじめっ子(少年)の戸惑いの表情。天才。しかもそんなとこに跡が残るのって唇を離すとき(瞬間)に、つけようと思わないとつかないんですわ。こわいわ、、、ふうちゃんくんと志音という、天才同士の組み合わせ・・・あぁガルフレを思いだ、、、その話は長くなるのでまた今度。とりまどっちも、円盤はまだですか?
初日、三浦様との場合・・・激しかった。完全にのまれてた、、、という芝居かな。気圧されたって、こういうことなんだな。前述のとおり、三浦ジェイミーは半端なくメンタル強な男の子だからさ、自信を得たらもう手に負えないの。しかも、笑ってた。三浦様の笑顔って凶器だよね。一瞬ディーンが落ちて、そして怒りに震えたのが分かった。なんかもうさ、かわいそうで観てられない、これを楽しみにここ数ヶ月生きてきたからさ、期待も不安も「でも志音だよ?やってくれるよ」って思ってたもん。たぶん期待のが大きかったんだろなぁ、、、ダメじゃない。正しいの。正論振りかざしても、人を傷つけることをやめない人間にはこうして止める、というお手本かな。しかもその行動には「なんの迷いもない」恐れていない、という心情が伝わってくる。そして、そういう人間と相対したとき、自分の間違いや愚かさに、、、気づかない人間もいるのね、あぁホントに、、、志音の役が悪い、ということで。
後半。。。ジェイミーの言葉で改心して一緒にプロム会場に入っていく吉高ディーン。完全に尻に敷かれてる、、、滑稽ってこういうことね。これがアメリカの連ドラなら次のシーズンでジェイミーに告って振られるシーンから始まるよな。それでも何とか付き合おうとして、奮闘する吉高ディーンが観たいです、続編つくりませんか?ホンかきますよ??
ジェイミーを取り巻く良い人達
母のような柔らかな愛情と差別にたいしても屈しない遥海プリティ
この人の芝居を、志音くんがめちゃくちゃ褒めてた。わかる。今までは歌で勝負の人だったのに、今回めちゃくちゃ芝居がすごい。そして声、歌、目線と愛情。関係ないのに自分も自信もてるような気持ちになった。絶対に観て欲しいポイントがここです。プリティは、本当に自分自身も「辛い」からこそ強くなれる。人を励ますことが出来る、そして間違いを正すことができる。こんな人になりたかった。たとえ「普通じゃない」と言われても、自分の信じるもの、信じる未来にまっすぐ突き進む人になりたかった。もう遅いけどさ、これから大人になる子達には絶対にプリティの強さを見習ってほしい。
・・・ということで20歳以下はもう無料でよくない?一人でも多くの子供に聴かせてあげたい歌と思いがここにあります。
本物の母
息子に酷いこと言われても、愛ってやつですか…とにかくジェイミーのためだけに生きる人。自分に感情移入する資格はないくらいに尊い「愛情の人」
・・・私に子供はいないけど、生んでくれた母がおるのでね、この人の思いは涙なくして聴けません。父親からの愛情には恵まれなかったけど、ジェイミーにはこの人がいたから。ふうちゃんくんとママはホントに距離が近くて見てて楽しい。きっとこの先何年もずっと仲良く二人で暮らしていくんだろうな、って未来が見える終わりだったな。とっても幸せ。
三浦様とは、、、途中で独立して旅立つ息子を、元気に明るく見送る感じ。仲いいけどちゃんと、それぞれの人生を尊重してるような。どっちもハピエン、好き。
すぐに、、、直せないんだろうけど観劇マニアの戯言
ジェイミーが赤いハイヒールで高く積み上げられたキューブの上に立つところ
、、、怖いです、揺れてます、バランス崩したら終わります、、、命も舞台も。大事なのは命をかけることじゃなくて、観客にエンタメを届けることです。
撮可時間、、、「たぶんこのままいくと思う」by三浦様。
短いってすでに言われてんだろうけど、まじで初回は間に合わない。リピーターだけの舞台じゃないので、ね。なんのための?誰のための時間ですか??
吉高志音にジェイミーをやらせてください!
彼、めちゃくちゃ綺麗です、きっと。見たいです脚。そして彼が本気だした「キスする側」、、、すごいんでぜひともお願いします。本人も希望してました!(配信より)
スケジュールをすぐにおさえて…!!
