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読書メモ:人生が変わる!週末アウトプット

本の紹介は結構見ます。というのも、本なんてもう星の数ほど出版されていて、誰かの紹介がないと出会わない本は山のようにありますから。

今回読んだ本も、プレジデントオンラインで紹介されて知りました。

池田千恵さんの「人生が変わる!週末アウトプット」です。

池田千恵さんはコンサル出身


著者の池田さんはコンサル出身なんですね。とはいえ資料作成専門部署ということで、花形コンサルタントでもないし、という気持ちはあったようです。「おわりに」で、ご自身の経験を語られる中で、中学校での傷ついたエピソード、大学受験の失敗も含めて、自分はハリボテだと思っていらっしゃったと。

でも、そういったコンプレックス、じぶんのダメな部分もさらけ出して書くことによって、本をみなさんに認めていただいた、とされています。

最近、キャリコンとして行動変容について考えることがあるんですけど、相当の自己開示がないと行動変容につながらないんじゃない・・・?と思っていた私には納得なエピソードだなと思いました。

マインドセットと行動


池田さんはマインドセットと4つの行動にわけて、アウトプットについて書かれています。4つの行動とは「書く」「話す」「作る」「動く」です。

そもそもインプットしすぎて、たとえば資格取得のための勉強から逃れられず、なんの行動にも出ていない人に対して、「アウトプットしてからインプット」しましょうとされています。

「めっそうもない」という状態のままでアウトプットすることで、聞いてくれた人からのインプットを得て、最大限のアウトプットを出せるようになる、ということです。

「書く」について


いろいろな書く方法について書かれています。

Xなどの短文SNSがいいということであれば、「好きだと思う人をフォローし、いいなと心から思ったものをいいねする」から始まって、ダイエットや運動などのチャレンジなどを淡々と記録するために使うとか。

文章ならば、まずは「好き」を書くとか。それから自分のこういったことが嫌だけど、ついつい考えちゃうことも書いてみるとか。

三宅香帆さんも「好きを言語化する技術」で書かれていましたが、書く行為は結局「自分を書く」ことになりますね。おそろしいですね。

でも、結局アウトプットというのはインプットしたものを自分の中で咀嚼して、自分を加えてアウトプットするので、さらけ出すことになるわけです。
池田さんはそこを「だし」と表現されています。

「作る」について


この「作る」章で池田さんが語られるのは、今後自分が作っていくためのいろいろなアウトプットの基礎、でてくる「だし」の元である自分を、できるだけ言語化しましょう、ということです。

具体的には「自分年表」「自分経営理念」「プロフィール」「(セミナー講師をやる想定で)40分話せるセミナー」などを作るのです。

いやー、これ結構時間かかるって。
わたしもまだ読んだばかりだから自分年表に取り掛かったばかりです。全然完成させてません。

でもこのパートが大事なのはわかります。
自分にとって当たり前なことは何なのか、自分の強みは何なのか、つまり自分の「だし」の味を自分で知っておく必要があるんです。

「動く」について


「作る」を経て、自分に噓をつかず飾らず、素のままの気持ちをアウトプットしながら動けるようになったらできることです。

あえて接点のない、アウェイ環境に行ってみる、という提案もあります。
これは石山恒貴先生がおっしゃっている「越境学習」でもありますね。

いろいろと動きはじめてみたらぶつかる壁を、どうクリアしていくかが書かれていますね。
わたしはまだ「作る」が終わっていないのですが、せっかちなので動きながら作り、また動く、でやっていきたいと思います。

行動変容を促すということ


キャリアコンサルタントとして相談を受けるときに、相談者がなにかに気づいた顔をして帰られることがうれしい(かつ罠だと思う)ということを書いたことがあります。

なぜ彼、彼女が「気づきを得る」のかは、こちらとしてはわからないわけです。彼、彼女のことをすべて知っているわけじゃないから。

気づきでさえそうなんだから、行動変容なんて他人ができるようなことではない。彼、彼女ら自身が自分を見つめなおして、必要だと思った時にしか動けない。そう思います。

この本は、たぶんそんなときの地図帳なのかな。
わたしは会社人生を終えた後の新しい仕事や居場所をもとめて、いろいろもがいているわけですが、自分なりの転機に遭遇して四苦八苦している方々にお役立ちの本ではないかと思います。



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