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最近の『ヤングジャンプ』連載作品の独断的感想文~フォビドゥン澁川大先生ひっそりと一時帰還の知らせ~


1 はじめに~今回の投稿のきっかけ~


 ふと立ち寄ったコンビニの本棚に置いてあった『週刊ヤングジャンプ』を見ると、『九龍ジェネリックロマンス』が表紙であったので即購入を決意した。『九龍ジェネリックロマンス』が8月末に実写映画が公開されるということでその宣伝も兼ねて表紙を飾ったのだろう。一夏の恋物語がどのような結末を迎えるのか少しその一端を覗いてみようじゃないかということで帰宅したら早速『ヤンジャン』を読み進めることにした。しばらくして巻末に掲載されていた漫画(の絵柄)を見て思わず横転した。つい数ヶ月前に突然完結した『スナックバス江』の原作者である「フォビドゥン澁川」先生の新作読み切りが掲載されていたからである。それも代原の2回目ということである。「ということは先週号もフォビドゥン澁川先生の新作読み切りが読めるということか!だとすると先週号のヤンジャン買ったかしら?」と疑問に思って自宅を引っかき回しているとなんと幸運にも先週号のヤンジャンを買っており、発見することに成功した。先週号はうっかり巻末まで読み込んでなかったので改めて確認すると確かにフォビドゥン澁川先生の新作読み切りが代原という形式で掲載されていた。個人的には最近のヤンジャンに関して思いがけない僥倖であった。

 『スナックバス江』あるいはフォビドゥン澁川先生が好きという我ながら変わり者であることを自覚しつつ、「この面白い作品の存在を周知しないと男が廃るぜ!」と言わんばかりに気付けばnoteの記事を書き連ねていた。そういうわけで、しばし私の「推しマンガ語り」にお付き合い頂ければ幸いである。

2 週刊ヤングジャンプ2025年No.38号掲載作品感想


 予め断っておくが、『交番のやつ』の感想は後でまとめて述べることにする。そして、掲載作品全ての感想を述べるわけではない。私の独断と偏見と偏愛に基づき気に入っている作品だけの感想を述べようと思う。

(1)『ジャンケットバンク』

 掲載されたのは191話「ハーフタイムショー」である。主人公・真経津晨と三角誉による命を賭けたデスマッチは真経津さんが勝利を迎える。これで真経津さんを擁立していた宇佐美班が、三角を擁立していた伊藤班を吸収することが決定した。だが、それでも伊藤主任は落ち着きを崩さない。宇佐美主任は「伊藤班が真経津君に負ける可能性も考慮していたでしょう」と冷静に分析しており「今後は一緒に仕事していきましょう」と言い残しその場を去る。その言葉を聞いた伊藤は「これだから俺は、お前と話すのが嫌いなんだ」と言い残す。

 一方、先程まで真経津さんと三角が戦っていた試合場で、真経津さんを監督する銀行員の御手洗君がステージの椅子に座る。御手洗君は真経津さんに魅了されて無茶な銀行のギャンブル業をメインにする課に配属変更の意思表示を示した。それから真経津さんのようなギャンブラー達の姿を何度も観て彼らに近づきたい・彼らのようになりたいと密かに願っていた。だが、今回の真経津さんと三角の戦いを観て御手洗君は気付いた。自分は彼らのようにはなれないと。涙ながらに「僕は僕なりに何かを見つけます」と誰も居ない空間に宣言する。そんな御手洗君の背後には御手洗君が生み出した空想の真鍋瑚太郎先生が笑顔を残してその場を去って行った。

 そんな銀行員達の思惑や想いはつゆ知らず、真経津さんは獅子神さんの家でダラダラしていた食っちゃ寝していて太らないのかと心配になるほどである。さらに無断で獅子神邸にマフツフレンズである村雨先生と「神」こと天童弓彦(以下「弓ピコ」)が入室する。家主の獅子神さんに無断で獅子神邸の合鍵を作っていたのである。弓ピコはもう一人のフレンズである叶黎明の行方を尋ねていた。

 ゲームストリーマでもあるギャンブラーにしてマフツフレンズの一人である叶黎明はゲーム配信実況に熱を上げていた。そんな中ある人物からメッセージが届く。そのメッセージには黎明が銀行員と一緒に債務者をボコボコにしている世間には絶対にバレてはいけない動画が添付されていた。コレを宣戦布告と受け取った黎明は嫌々ながら対戦を受け入れることを決意する。

 黎明にメッセージを送ったのはUTubeで人気グループの「EZ Mode(イージーモード)」のリーダー格の「うじゃめ」である。うじゃめは黎明を目の上のタンコブと捉えており、邪魔な黎明を排除するためにうじゃめは黎明にグループでのゲーム勝負を挑む。そして、そんなうじゃめに対するヤングジャンプ編集部からの煽りメッセージは「――やめとけ。」である。この秀逸な煽り文を見て初期から『ジャンケットバンク』を読んでいる読者は瞬間的に察しただろう。そう、あの大人気の幕間である「オーバーキル編」のセルフリメイクの襲来である。この煽り文句だけで次回以降に「EZ Mode」がどんな目に遭うかはおおよその予想は出来てしまうのではなかろうか。

 次回(来週は休載なので再来週から再開予定)からはマフツフレンズ5人が無双するのだろうと勝手な予想をしているが、気になるのはそもそも癖の強いマフツフレンズのメンバーが素直に黎明に協力するのかという問題がある(獅子神さんは素直に協力してくれそうだが)。真経津さんは「つまんない人たちとわざわざ遊びたくないよ」等と言って協力してくれなさそうだし村雨先生も「なぜ私が貴重な休日をこんな下らんことに費やさねばならんのだ。責任はマヌケを見落とした銀行員にあるだろう」と黎明に積極的には協力しなさそうである。弓ピコは意外と「愚か者に神が教えを説く良い機会ではないか」と勝負にノリノリな気もする

 これは勝手な次回の展開予想であるが、黎明が乗り気でないマフツフレンズの面々に対して獅子神さんの協力を仰いで、獅子神さんに「コイツら放置するとオレらもヤベぇんじゃねぇのか?」とか「黎明に協力してやらないと二度とメシ作ってやらねーぞ」的なことを言ってもらうことでマフツフレンズ達を唆すのではないかと予想する。特に獅子神さんの食事は個性の強い・ギャンブルの実力では格上のマフツフレンズ4人を同時に従わせることの出来る「魔法」であるから、獅子神さんの食事にありつけなくなるくらいなら黎明に協力することを優先するだろう。それにしても、マフツフレンズ5人が写真を一緒に撮る光景が単行本の書き下ろし漫画ではなく本編で見られるのは僥倖だなと思った。本当に仲いいなコイツら。

 今後ヤンジャン本紙で掲載予定の「オーバーキル編リターンズ(仮)」の予習として、どんな雰囲気のノリの漫画なのだろうと知りたい方は単行本の『ジャンケットバンク』5巻を購入することをお勧めする。ちょうど初代「オーバーキル編」がまるっと収録されているので色々な意味で初心者向きである。

(2)『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』(以下『100カノ』)

 次に紹介するのは『100カノ』である。この号のヤンジャンに掲載されている漫画で私が読んでいるものが他にない(他の読んでいる作品はだいたい休載であった)ので、漫画の簡単な紹介はこの号に関してはコレが最後である。

 正直に言うと最近は『100カノ』はスルーしていたのだが、久しぶりに読んでみるとなんだかんだ面白いものである。ラブコメでありながら「負けヒロインゼロ」を謳っているだけあって、ヒロイン同士の掛け合いも楽しかったり感動出来たりする話ばかりなので途中から読むこともオススメである。

 今号の話は主人公・恋太郎の彼女の中では中学1年生組3人にフォーカスした話である。学級委員長タイプの「知与」・江戸っ子気質の「祭李」・ツインテールが特徴的な「慧流」のお泊まり回である。ほっこり回であり、登場人物達の心情深掘り回でもあるので一挙両得である。ただ恋太郎君とイチャイチャしたり「令和のボーボボ」と言われるようなギャグ展開だけで終わらせないのが『100カノ』という作品の面白さの奥深いところである。

3 週刊ヤングジャンプ2025年No.39号掲載作品感想


 ここでも上述の通り一旦『交番のやつ』を除いた私の読んだ作品の感想のみを綴ろうと思う。

(1)『九龍ジェネリックロマンス』

 ヤンジャンの巻頭表紙は鯨井さんの描下ろしイラストグラビアであり、特典に特製ステッカーまで付いていて大盤振る舞いである。8/29には『九龍ジェネリックロマンス』の実写映画が公開されるというのであるから、宣伝としてこれ以上無いほど力を入れているということなのだろう。そしてそのまま巻頭カラーで『九龍ジェネリックロマンス』の本編が掲載されていた。

 今回の話で第二九龍が「工藤さんの記憶をベースに再現されている」ことが判明する。もっとも、この設定はアニメ版『九龍ジェネリックロマンス』で先にネタバレされていたので、アニメ版を見ていた自分としては特に驚くことはなかった。この話で何故工藤さんの記憶をベースに九龍が再現されているのならば鯨井さんは正確に再現されないのかという謎は明言されなかったが、この辺りの設定もアニメ版と同一なのだろうか。個人的にはもう少しひねって欲しい気もする。

(2)『ウマ娘シンデレラグレイ』(以下『シングレ』)

 アニメ版『シングレ』第2クール目の放送を10月に控えている私のお気に入りの作品の一つである。が、本誌掲載の原作『シングレ』は最終章に入ってから主人公のオグリキャップがひたすらお労しい姿しか見せていないな。扉絵の煽り文句である「私は無音。」の意味が変わっているように見えるのもなんか辛い。耐えられない。早くハッピーエンドを、せめてオグリに希望が見えないと読者の私は死んでしまうぞ!冒頭で北原がオグリを追いかけるシーンから物語は始まる。「オグリの様子が変だ」と疑問に持ち始めてから「いつからオグリはああなった」と原因を辿っていくと北原自身がオグリを追い詰めることに繋がっているのではないかと気付いてしまう。カサマツで燻っていた頃の北原であればその場で後悔の念に苛まれてその場でうずくまって挫けていたかもしれないが、流石に中央のトレーナーにまで昇格した北原は、自身が後悔に苛まれることよりもオグリの安否を優先して再びオグリを探すことを優先したことに北原の成長がうかがえる。アニメ化が決まる何年も前から原作漫画の『シングレ』を追いかけていた身からするとこれは嬉しい成長物語である。

 一方、オグリは泣き続けながら逃げてばかりいる。全盛期の頃は「怪物」と呼ばれていたオグリであるが、今や「怪異」と呼ばれても不思議ではないほどお労しい姿である。オグリの表情だけでなくベルノの表情も辛いモノになっている。アニメ版『ウマ娘プリティダービー』でもお辛い展開はあったけれど、今回の『シングレ』のような表情は前代未聞である。深夜に今回の表情のオグリに出くわしたら小便を漏らす自信がある。史実を忠実に再現しているという真摯な作品作りの表れでもあるのだろうが、そろそろ何か希望か気分転換がないと読者である私のメンタルが持ちそうにない。

 更に追い打ちを掛けるように、最後のオグリキャップの靴が道ばたに脱ぎ捨てられている黒いコマに添付されている編集部からの煽り文は「おとぎ話だったら良かったのに。」である。ところがどっこい、『シングレ』は限りなく史実を忠実に再現した物語であり、オグリキャップにとっては紛れもない現実なのである。控えめに言っても人の心ないんか?オグリは先にレースを引退したライバル達にメンタルケアして貰うべきだと思うのだが、そういうわけにはいかないだろうか。良くも悪くも先の展開が気になって仕方がないのである。

(3)『のあ先輩はともだち。』

 表紙ののあ先輩が健康的かつエッチな感じがしていい。すぐ隣の頁が真っ黒な『シングレ』のコマであったので、寒暖差で風邪を引いてしまいそうになる。サウナのようにヤンジャンでは寒暖差の激しい作品で「ととのう」ことでも流行らせようとしているのだろうか。

 のあ先輩は理人君から会社内で50cm接見禁止令が出されたショックで落ち込んでいた。TPOをわきまえつつ理人君という「ともだち」と側に居る感覚を得られるような代案として、理人君はのあ先輩の私物であるぬいぐるみを「理人君」という「概念」としてやり過ごすことを提案する。そんなこんなで、会社でバリキャリモードの状態でぬいぐるみの「りっひー」を抱きかかえて過ごすことにしたのあ先輩。バリキャリモードで膝の上に「りっひー」を抱えているのあ先輩は意外と様になっている。段々「りっひー」が「理人君の概念」という存在から「りっひーという一個体の存在」に昇華したことを実感したのあ先輩は改めて理人君をハグしたいと申し出るが、理人君は当然の如く拒否するというオチである。

 今回の『のあ先輩』は編集部の煽り文も仕事をしている回だなと思った。冒頭で泣いているのあ先輩に対し居て「頼むからニコニコしててくれ。」とツッコミが入るのだが、このツッコミは前に掲載された作品があの『シングレ』であったから、「頼むから雑誌の重い空気を更に重くしないでくれ」というメタ・メッセージなのではないかと思うと余計におかしい気分になってしまう。そして最後のコマにおけるのあ先輩の「外面とか気にしなくていいってゆってたじゃん!!」という台詞に対して編集部からは「いいわけないだろ。」とバッサリ切り捨てている。これはどの漫画であっても同じ事が言えるが、秀逸な編集部からの煽り文が単行本化されると削除されてしまうのが本当にもったいないなぁと思うのである。あるいは、本誌を購読している読者の特権と思うべきだろうか。「真のファンは本誌掲載版と単行本を両方購読するものである」といった過激な思想を持つファンが増えないことを願うばかりである。

 話はいささかズレてしまったが、『のあ先輩はともだち。』は安定した面白さを保っていたと思われる。

(4)『100カノ』

 先週の話とは打って変わって、主人公の恋太郎と特定のヒロイン一人の仲を深める回である。今回恋太郎と仲が深まるヒロインは、数字を偏愛しているがそれ故に数学が苦手という難儀な正確をしているヒロインの「数(すう)」ちゃんである。数は今回の冒頭でこのままだと数学の成績不振で留年する危機を迎えてしまう。当初は留年を問題にしていない数であったが、同じ恋太郎ファミリーであり友人でもありクラスメイトでもある「あー子」を心配させまいと、数は恋太郎に数学を教わりに行くという話である。

 恋太郎なりに数の数学嫌いと向き合い、何とかギリギリ留年は回避できた。そして最後はイチャイチャキスで終了である。私は普通の純愛ラブコメは何故かあまりピンとこないが『100カノ』はドンドン恋太郎ファミリーの仲の良さを見せつけて欲しいと思っている人である。もしかするといつか本当に「俺自身が101人目の恋太郎君の彼女になってるかもしれねぇぜ?」と思いそうである。(読者よ?)と正常なツッコミが出来た貴方はそれなりに『スナックバス江』の読者であるようだぞ。

4 本題の『交番のやつ』感想会


 それでは、今回の投稿の主役である『交番のやつ』の感想会を執り行おうと思う。

(1)第1回(No.38号掲載)

 最初にヤンジャン38号を読んだ時にはうっかり読み飛ばしていたのでその存在を認識すらしていなかった。この第1回目の『交番のやつ』の存在に気づけたのはヤンジャン39号を読んだ際に『交番のやつ』が掲載されていることに気づいたからである。どうやら前号の38号にも「代原で掲載されているらしい」と気づいた時には一瞬血の気が引いた。38号を買い逃していたらフォビドゥン澁川先生の最新作が読めないと絶望しかけたからである。しかしその絶望は杞憂に終わった。過去の自分はきちんとヤンジャン38号を購入していたのである。『ジャンケットバンク』目当てに購入しておいて良かったと思わなかったときはない。

 『交番のやつ』は「八津巡査」という黒髪ボサボサヘアスタイルの女性警官(『スナックバス江』の小雨ちゃんのデザインを流用していると思われるキャラデザである)が仕事を辞めたがっているところから物語は始まる。そんな八津巡査の退職を止めようと同僚ないし先輩警官の水島巡査(ショートヘアにアレンジした『スナックバス江』のチーママこと明美に似ているキャラデザイン)が説得するというストーリーである。個人的にこの作品、というかフォビドゥン澁川節が相変わらずキレッキレで好きだと思ったのは、以下の水島巡査の台詞があったからである。

水島「確かに犯罪者と関わるのは嫌だけどさ…ギリギリで犯罪者じゃない奴の方がもっと嫌じゃない?どう考えても死刑が妥当なのにシャバ歩いてる奴とか…」
八津「どうお考えで?

『交番のやつ』「第1話」フォビドゥン澁川

 個人的にこの世の中に対するモヤモヤを上手く水島巡査が代弁してくれたような気がして爆笑してしまった。『スナックバス江』のままでもおそらく同じような内容の話は作れそうな気がするが、警察官が言っているということで台詞の説得力・破壊力が増しているところはある気がする。評判が良ければこのまま勢いで『交番のやつ』が連載化されないかと期待している次第である。

(2)第2回(No.39号掲載)

 ヤンジャン39号を普通に読み進めていくと、最後の方に『交番のやつ』が掲載されていることに気づいた。『スナックバス江』でよく見た絵柄であると思ったものである。これが私の『交番のやつ』とのファーストコンタクトであった。最初にこの絵柄を見かけたときは頭に「!?」と文字が浮かんだものである。もしかして『スナックバス江』の続編かと思ったが、次のページをめくるとフォビドゥン澁川先生の新作読み切り、それも代原作品であるということであった。「2号連続緊急代原」とあったので、後で先週のヤンジャンもすぐに確認せねばと思った次第である。

 今回の話は不審者に対して職質をすべきか否かという話の導入であるが、話の内容自体は「人を見た目で判断していいのか」という『スナックバス江』でもありそうな話である。フォビドゥン澁川先生はこうした日常のあるあるというか素朴な疑問をギャグ漫画に昇華するのが上手いなぁと感嘆せざるを得ない。似たような日常のあるあるをコメディ漫画化するのが上手い作家としては『みなみけ』等で有名な桜場コハル先生も思い浮かぶが、どうしてここまで作家性に違いが出るのかが不思議なところである。話を『交番のやつ』に戻すと、パトカー内で八津巡査と水島巡査がやいのやいのしているうちに、覚悟を決めて不審者に職質することを決意する。真相は不審者と思われた人はうんこを漏らして引きつった表情をしているだけの人であった。何ともフォビドゥン澁川先生の作品らしいオチであった。とりあえず、少し久しぶりのフォビドゥン澁川先生が元気そうで安心したのを記憶している。

5 おわりに~フォビドゥン澁川はいいぞ~

 本当はもっと早く投稿してヤンジャン2025年No.39号がまだ発売されているうちに告知したかったのだが、結果的に投稿が遅れてしまったのは申し訳ないと思っている。だが、『交番のやつ』の存在を認知したが紙のヤンジャンを買い逃した・読み逃してしまった人のための救済措置がある。それは「ヤンジャンアプリ」である。ヤンジャンアプリをインストールすれば、あるいはインターネットが使える環境にあれば適当な検索エンジンに「ヤンジャンアプリ」と入力すればいつでも(基本)無料で『交番のやつ』を読めるようになるのである。以下に『交番のやつ』に直接アクセスできるようにヤンジャンアプリへのリンクを添付するので、ここから『交番のやつ』を読んで欲しい。

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交番のやつ|ヤンジャン+|集英社・ジャンプ系青年マンガ公式

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 フォビドゥン澁川先生はいくつか短期連載・読み切り作品を残しているのだが、一番長く「フォビドゥン澁川」という作家の味を堪能するのに適した作品は2017年から2025年の8年間週刊ヤングジャンプで連載された『スナックバス江』であろう。全18巻と収集する上でもそこまで多い方ではなく、しかも途中から・途中だけ読んでも余裕で許される緩い作品である(スナックギャグの内容はキレッキレであるが)。そういうわけで、本屋でふらっと『スナックバス江』の単行本の表紙を見かけたら手に取ってみて欲しい。そしてそのままレジまで運んでみて欲しい。別に連続したストーリーがあるわけではないので(超・初期には連続したストーリー的なものがあったりしたこともあったがいつの間にかなかったことになっている)、とにかく書店に置いてあったモノを手当たり次第読み漁るということをしてくれても全然かまわない。全巻コンプリートしようとも思わなくていい。とにかくふらっと行きつけのスナックに久しぶりに行くようなノリで、『スナックバス江』という作品に気楽に触れて欲しいと思うのである。

<2025年9月8日追記>

 週刊ヤングジャンプNo.40号を見ると巻末にまさかのフォビドゥン澁川先生による代原の第3弾として『南極のやつ』という読み切り短編が収録されていた。個人的には『交番のやつ』の方が完成度が高かったかなと思った次第である。『交番のやつ』は女性警官二人のやり取りが丁度良い感じであったのが、『南極のやつ』だと登場人物が3人(うち2人は厳密には人間ではないので「2体」と表記するのが正確なのだが)というのが若干バランス悪くないかなと思った。個人的には『交番のやつ』をもっと読みたい。そういえば、週刊少年ジャンプで連載していた『超巡!超条先輩』も2025年で連載が終了してしまったのを思い出した超能力警察コメディ漫画が終わってしまった悲しみの気持ちの穴埋め的な意味でも、リアル寄りの警察コメディとしてもっと『交番のやつ』がヤンジャンに掲載されることを願う今日この頃である。


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4浪U太郎 チップを得られればより長く安定した創作・投稿活動を継続できます。何より投稿して良かったと心から思えます。貴方にとっては小さなことかもしれませんが私にとってはとでもデカいことなのです。なので堂々と金額の多寡は気にせず気楽に投げていただければ!