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2016年の「グレート・ミーム戦争」とは? その①ウォールストリートを占拠せよ!ゲーマーゲート

ミームの学術的起源、政治運動としてのミーム戦争、そしてその文化的遺産を網羅し、2016年のトランプ選挙を支えたインターネット文化の力を多角的に掘り下げたBadlands Mediaの番組The book of Trumpの第9回目が神回でありましたので、紹介します。


番組ホストであるゴーストは中東情勢や歴史にやたら詳しいので最近JonさんがDaily Heroldによく呼んで解説を仰いで贔屓にしてる古参のアノンであり、もちろんQドロップにも詳しく、さらにはその一つ前の情報線最前線であった「グレート・ミーム戦争」をリアルタイムで体験している。さらにその前にあった4chanゲーム板住人に繰り広げられたソロス財団リベラルたちとの情報戦であるゲーマーゲート(後述)も実はあって、それをゴーストの弟さんが経験しているので、それにも詳しい。

ミームというインターネット、SNS時代における最強の武器を駆使し、2016年のアメリカ大統領選挙を勝ったトランプを擁立する米軍内部の何らかの秘密組織の活躍を辿ります。


早い話、リーマンショックで生まれた無職でゲームして現実逃避してた若者たちを2014年にリベラル・女性運動団体がネットで追い詰めたこと(ゲーマーゲートと言われる)で一足早くMAGAやアノンが経験したようなオンラインでの迫害を経験し、それに対抗するために一致団結して4chan住人とリベラルたちの戦争が始まったのだ。それがのちのグレート・ミーム戦争、Qドロップへと脈々と繋がっていく話。


「グレート・ミーム戦争」が展開された2016年当時を振り返る

13分までは2016年には各人がどういう活動してたかを振り返る。

QドロップのデコードでおなじみなBradZさんは4chanとかRedittとかにもおらず、なんとFacebookに偽名のアカウントを作って活動してたと。その頃はまだ検閲とかひどくなくって割と活動できた。リベラルの行き過ぎとかにヘドが出ていたのでそこでうさを晴らしていたわけだ。実名でやると友達と職を失う危険な技ww

ジョーダンは昔からビックファーマについて超調べていてロックフェラーなどが如何に凶悪であるかよくわかってたのでいわゆるブラックピルされてた感じで、ネットでの活動は極力控えてきたせいで、2016年以前まではSNSも使ってなく4chanも見ていなかったそうな。賢い。でも健康食品とか自己啓発について言いたいことが溜まってきて、実名顔出しでYoutubeチャネルを開設して政治とは無関係の内容で発信していたら2017年10月にQドロップが開始して、そのままチャネルはQを追うチャネルとなりYoutubeでは恐らく一番最初にQについて語り、ミリオンを超すでかいQアカウントへ。

ゴーストが何してたかは後の内容で語られるが、弟がゲーマーで4chanに入り浸ってた。4chanの政治ボード(/pol/)じゃなくてゲームの板ね。2016年の選挙期間中に4chanを本格的に見始めグレート・ミーム戦争にも参加できた古参。Redittはr/The_Donald板だけは2020年6月に消されるまで見ていたらしい。

「ウォールストリートを占拠せよ(Occupy Wall Street)」運動

13分から、一般市民の気持ちをある程度代弁したこの運動が3人に与えた印象を振り返る。これが色々ときっかけになっていた。

ウォール街を占拠せよ(ウォールストリートをせんきょせよ、英: Occupy Wall Street)とは、2011年9月17日からアメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタン区のウォール街において発生した、アメリカ経済界、政界に対する一連の抗議運動を主催する団体名、またはその合言葉である。運動自体は半年以上続いたが、大規模なものは開始後約2ヶ月ほどで沈静化した。

背景
2008年9月15日に、アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズが、連邦裁判所連邦倒産法第11章の適用を申請し、リーマン・ショックが発生して以来、アメリカ合衆国だけでなく、世界中が世界金融危機の不景気に喘いできた。特にアメリカの19歳から20代前半の若者(ハイスクール卒、大学卒)の4割は職業がなく[1]、それに対し有効な対策を打てないアメリカ合衆国連邦政府に対する(主に中流層が抱く)不満が、この「Occupy Wall Street」のデモ呼びかけに賛同させたとされる[2]

ウィキピディア

リーマンショックとか酷かったですなー。ハイリスクハイリターンであるサブプライムローンをせっせと推進し、儲けたら自分の手柄で、失敗したら政府の損失補償で一人勝ちです。政府の財政出動はもちろん税金なわけですが、金融危機の割りを食ったのは一般市民です。

太字部分の「特にアメリカの19歳から20代前半の若者(ハイスクール卒、大学卒)の4割は職業がなく」みたいに当時はかなり希望のない情勢で、しょうがないから家でゲームでもしてニートしてたような人がいっぱいいたわけです。これが伏線になります。

ジョーダンが振り返る場面をGrokに要約させるとこんな感じ。

2011年のOccupy Wall Street運動が自身の政治的覚醒のきっかけだったと語ります。彼は当時21歳で、ハワイでの家族旅行中にホテルの部屋から運動のライブストリームに没頭し、抗議者たちが警察からメイス(催涙スプレー)を受ける様子をリアルタイムで見ていました。この出来事が彼の「レッドピル」(真実を知る瞬間)となり、社会問題への関心を深める出発点となりました。
ジョーダンは、この運動が当初は純粋な反企業・反不平等の抗議だったが、後にNGOや企業スポンサーの介入により、一部の参加者がアンティファ(反ファシスト運動)のようなグループに流れたと指摘します。彼は、これらの組織が運動を「乗っ取った」と感じつつも、運動そのものが若者に抗議の力を示したと評価しています。

Grokによる要約

そしてブラッドは

ブラッドは、2011年にワールドトレードセンターの建設現場で働いていた経験を共有し、労働者からはあまり支持されていなかったと述べます。しかし hindsight(後知恵)では、運動が提起した経済的不平等の問題が正当だったと認めます。

Grokによる要約

ジョーダンたちは

運動参加者の「情熱と感情」は評価できるものの、「感情に流されすぎて合理的な判断ができなかった」と批判。敵が誰であるかを正確に特定できず、誤った方向にエネルギーを向けてしまったと分析します。

Grokによる要約

という点で一致。

ホストであるゴーストは

Occupy Wall Streetが「心理戦のケーススタディ」として機能したと説明。

運動は、不満を持つ情熱的な人々を集め、彼らに「悪役」(ターゲット)を示すことで動員し、中央公園でのキャンプのような行動を促したと述べます。この手法は、メディアや資金提供者によって増幅され、運動が大きく見えるよう演出されたと指摘します。

現代の政治運動がソーシャルメディアやライブストリームを活用して「バイラルなスペクタクル」を作り出す方法の先駆けとして、Occupy Wall Streetの役割が強調されます。

Grokによる要約

そしてみんな

Occupy Wall Streetが後の「Fight for $15」や「Black Lives Matter」などの運動にインスピレーションを与えたことが示唆されます。運動の参加者が持つ情熱や不満は正しかったが、それを具体的な成果に結びつける戦略が不足していたため、拡散してしまったとされます。

Grokによる要約

という点でも一致。

Occupy Wall Streetを支援していたようなNGOとか金持ちは、その後気象変動の活動、BLMやLGBTQ+などをゴリ押しする団体そのものであったというのも指摘されています。政治的主張はどちらかというと正反対になるのですが、動員されたのはまだ若く未熟なバカばかりなのでころっと乗せられているわけです。

まあ、この「ウォールストリートを占拠せよ!」運動にはネット時代となった現代の情報戦のテンプレートが目白押しであるということですね。

メディアが煽り、ジョージ・ソロス財団とかUSAIDが関係したようなお金で路頭に迷った若者たちを扇動してテレビでSHOWにしていくわけです。お金を持ってる方が、金で人工芝運動を仕掛けてきた。

ミームの起源

17分からミームの起源になります。

Redittのr/The_Donaldの板がBan食らったのは2020年の6月くらいで、r/greatawakeningがBan食らったのが2018年の10月で、それまではかなりメジャーな掲示板であるRedittにも保守派、アノン、MAGAの住処があった話になりますが、このRedittの位置づけがミームの伝播についての中継地点みたいになっています。

つまり4chanがミームの投稿先でいいのからだめなのまで過激なのがいっぱい投下される。/pol/板とかね。

で、4chan住人が投稿したやつから、ちょっとマイルドなやつを厳選したのがRedditへと転載されてそこで話題になる。4chanはハードコアなので人口はそこそこだけど、ちょっとぬるいRedittになると人口が増える。そこからTwitterとかに拡散してさらに人口が増えるみたいな流れ。

情報線最前線が4chanで、そこからReditt、Twitterと戦場が拡大していくわけ。Twitterですら、一般人から比較すると情報に飢えたようなちょっと進んだ人が使うツールなので、ここからさらにヤフー掲示板とかまで伝播するには年単位で遅延が発生するし、主要メディアが叩き始めてからやっと語られる単語や物語がヤフー掲示板に届くのだ。だからすでにネジ曲がって歪んで入ってくるので、Qアノンとかを日本人が最初に耳にするのは怪しい過激でバカなトランプサポーターの狂った人たちというイメージで入ってくる。

まあQアノンはそういうものでそんなに間違ってもいないけどw


Scientific American - "The Power of Memes" (2000年)

2000年10月に公開された記事で、ミームが人間の行動や文化に与える影響を科学的に探求しています。リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』でのミーム定義を基に、模倣を通じて文化がどのように進化するかを解説。

Grokさんの解説

上のリンクの論文(サイエンティック・アメリカンなのでどちらかというと記事)は有料なので、同じ内容の原稿へのリンクがこちら

恐らく著者が許可を得てコピーを置いているので合法です。

この記事をGrokに要約させましょう。

以下は、提供されたリンク先のPDFファイル「The Power of Memes」(Susan Blackmore著、Scientific American、2000年10月号)の要約です。この記事は、ミーム(文化的伝達単位)が人間の行動や文化に与える影響を科学的に探求し、その進化的役割を考察しています。原文は約5ページにわたり、リチャード・ドーキンスのミーム理論を基盤に、著者自身の視点や具体例を交えて展開されています。ここでは、主なポイントを簡潔にまとめます。

1. ミームの定義と起源
著者スーザン・ブラックモアは、リチャード・ドーキンスが1976年の『利己的な遺伝子』で提唱した「ミーム」を紹介。ミームは「模倣によって伝達されるアイデア、行動、習慣」と定義され、遺伝子が生物学的進化を担うように、ミームが文化的進化を推進するとされる。
例として、キャッチーなメロディー、ファッション、宗教的信念などが挙げられ、これらが人々の間で自己複製的に広がる様子が説明される。

2. ミームの力と脳への影響
ミームは人間の脳を「宿主」として利用し、複製と拡散を繰り返す。この過程で、ミームは個人の意志や利益を超えて独自の「生存戦略」を持つとされる。例えば、無意味な流行語が広まるのも、ミームの感染力による。
ブラックモアは、人間の脳が膨大な情報を処理する能力を持つため、ミームの格好の標的となり、時には有害なミーム(例: 自傷を促すアイデア)も拡散すると警告する。

3. ミームと遺伝子の相互作用
ミームと遺伝子は進化の過程で相互に影響を及ぼす。たとえば、特定の文化的習慣(例: 結婚制度)が遺伝子の生存に有利に働く一方、ミーム自体が遺伝子の利益を無視して独自に進化することもある。
著者は、人間がミームを受け入れることで、生物学的進化を超えた「第二の複製子(replicator)」として文化が進化すると主張。この視点は、ドーキンスの理論をさらに拡張したもの。

4. 具体例と社会的影響
記事では、宗教や広告キャンペーンがミームの例として挙げられる。宗教的信念は、恐怖や希望を利用して信者を増やし、ミームとしての成功を収める。一方、広告は記憶に残るスローガンで消費行動を操作する
また、インターネットの登場(2000年当時まだ初期段階)により、ミームの拡散速度が劇的に増したことが指摘され、将来の文化変容への影響が示唆される。

5. 人間性とミームの未来
ブラックモアは、人間が「ミームの機械(meme machines)」として機能していると述べ、自我や意識すらミームの産物である可能性を提起。この議論は哲学的で、人間がミームに支配されているのか、それとも利用しているのかという問いを投げかける。
最後に、ミームが技術や社会をさらに変革し、人類の未来を形成する力を持つと結論づける。ただし、その力が有益か有害かは予測不能とされる。

全体のポイント
核心: ミームは単なる文化的断片ではなく、人間の脳や社会を動かす強力な進化的力。遺伝子と並ぶ「複製子」として、独自の進化を遂げる。
トーン: 科学的かつ思索的で、ミームの可能性に興奮しつつも、その制御不能な側面への懸念を示す。

関連性: 2000年時点ではインターネットミームは未発達だったが、後のデジタル文化(例: グレート・ミーム戦争)を予見する洞察を提供。

なかなか素晴らしい要約ですなこれは。偉いGrok。

ドーキンスが出てきますね。ジョーダンも彼の著書をよく読んでたそうです。無神論者だったからwww(黒歴史ww)わしも高校生か大学か忘れたけどブルーバックスとかで読んだわ。

ドーキンスは今のジョーダンからみるとちょっと理屈っぽすぎてアホにみえるくらいwと馬鹿にされてますが、ミームという言葉を作ったのは偉業。先見の明ですね。

でもドーキンスの時代にはネット時代ではないのでミームというのは印刷物とかになります。

ドーキンスの定義が1976年というインターネット以前の時代に書かれたため、非常に抽象的で哲学的なものだったと指摘します。現代のミーム(画像や動画)がデジタル技術(Photoshopやグラフィックデザインソフト)に依存しているのに対し、当時のミームは「印刷所で印刷するか、黒板に描く」ような具体性に欠ける概念だった

しかし、デジタル時代に突入するとTwitterが主戦場となります。

話題は、2000年代の「Scientific American」や2016年のTwitterでの議論に飛び、ミームが学術的概念から大衆文化へと移行した過程が示唆されます。特に2016年の選挙戦では、Twitterが「ワイルド・ウェスト」のような自由な場となり、ミームが政治的ツールとして爆発的に使われたと振り返られます。この時点で、ドーキンスの抽象的な定義が具体的なデジタル戦争の武器へと変貌したことが暗に示されます。

ワイルド・ウェストというのは西部開拓時代のウエストのことですね。つまり西武です。

#ややこしくするのはやめろ

まあ無法地帯であったという意味です。2016年というとまだまだSNSの検閲が稚拙であり、トランプ占拠キャンペーンはこれを利用することが出来たのですな。


Memetics: A Growth Industry in U.S. Military Operations

24分から28分くらい

そして2016年に4chanなどで話題になった海軍の論文であるこれが22分に登場します。論文自体は2005年から2006年の研究をまとめたものです。

先程のThe Power of Memesが2000年とインターネット時代の黎明期であるのに対して、こちらはまあ現代の形にだいぶ近づいたあたりですね。

この海軍の論文はこちらにありました。

以下は、提供されたリンク先のPDFファイル「Memetics: A Growth Industry in U.S. Military Operations」(著者: Michael B. Prosser少佐、Marine Corps University、2006年提出)の要約です。この論文は、ライブストリームの22分付近で言及された「Master of Operational Studies」の学位論文であり、ミームを軍事作戦における情報戦や心理戦のツールとして活用する可能性を論じています。全28ページにわたり、理論的枠組み、実践的提案、組織的構造が詳細に述べられています。ここでは、主なポイントを簡潔にまとめます。

1. 序論と目的
目的
: 未来の米軍は、伝統的な武力だけでなく、イデオロギー領域での優位性を確保するため、ミームを活用した新しい作戦的アプローチを採用すべきである。
背景: 2006年当時、イラクやアフガニスタンでの対反乱作戦(COIN)において、敵の心を掌握する情報作戦(IO)や心理作戦(PSY-OPS)の重要性が高まっていた。この文脈で、ミームの戦略的利用が提案される。

2. ミームの定義と理論的基盤
定義
: ミームはリチャード・ドーキンスが提唱した「文化伝達の単位または模倣の単位」とされ、アイデア、信念、行動が人から人へ伝播する手段。
特性: ミームは遺伝子のように自己複製し、進化する能力を持ち、時には宿主(人間)の利益と無関係に拡散する(例: 流行歌やスローガン)。
軍事への応用: ミームは敵のイデオロギーを攻撃し、友軍や中立層の支持を得る「心理的ワクチン」として機能する。

3. ミーム戦争の必要性
課題
: 従来のIOやPSY-OPSは臨時的(ad hoc)で体系性に欠け、敵のイデオロギーに対抗する戦略が不十分。
比喩: イデオロギーを「病気」に例え、ミームを「薬」として用いる疫学的アプローチを提案。反乱勢力の思想を「感染症」と見なし、ミームで「予防接種」を行う。
事例: 民間企業3Mが「イノベーション」ミームを導入し、社員文化を変革して30%の利益増を達成した例を挙げ、ミームの効果を実証。

4. 提案: Meme Warfare Center (MWC)
構造
:
ミッション: 司令官にミーム生成と運用を助言し、敵・友軍・非戦闘員への影響を分析。
機能: ミームの生成、分析、品質管理、有機的伝達手段を包括的に担当する「フルスペクトラム能力」を目指す。
スタッフ: 認知科学者、文化人類学者、行動科学者、ゲーム理論家など、多様な専門家で構成。
利点: 既存のIO/PSY-OPS組織が持つ断片的なアプローチを克服し、体系的かつ洗練されたミーム戦争を実施。
図解: 論文にはMWCの組織図が含まれており、司令官直属のスタッフ組織として位置づけられている。

5. 結論と展望
結論
: ミームはイデオロギー戦争における新興ツールであり、敵の精神内部での戦闘を可能にする。MWCは、この分野での知的・戦略的優位性を提供する。
推奨: 米軍はミームを「武器化」し、専門家を「ミームを操るガンファイター」として育成すべき。
未来: 技術の進化(例: インターネットの普及)により、ミームの影響力は増大し、軍事作戦における成長産業となる。

全体のポイント核心: ミームは文化的伝達を超え、敵の心を攻撃し味方の結束を高める軍事的ツールとして活用可能。MWC設立により、この潜在力を体系的に引き出す。
トーン: 実践的かつ戦略的で、軍事ドクトリンへの具体的な提案を重視。理論と応用の橋渡しを目指す。
関連性: 2006年の論文だが、後の「グレート・ミーム戦争」(2016年)のようなデジタル時代のミーム活用を予見。ライブストリームでの言及と一致。

いやーーー出だしからすごいですね。

未来の米軍は、伝統的な武力だけでなく、イデオロギー領域での優位性を確保するため、ミームを活用した新しい作戦的アプローチを採用すべきである

まさに先見の明。これが現実で毎日起きています。気がついてますか、皆さん。

第二次世界大戦でもバルーンからビラ配りとかして敵の戦闘意欲を損ねよう!みたいなのありましたが、それが今はミームなんですよ。

そして

ミームは敵のイデオロギーを攻撃し、友軍や中立層の支持を得る「心理的ワクチン」として機能する

まさにwww

リベラルと保守派のイデオロギー対決をみたらまさにこうなっているでしょ?しかもリベラルはミームを作れないので一方的なタコ殴りになります。

リベラルはミーム作るの下手なのです。なぜなら思想が偽物だから。真実が伴わないから。ミームにはユーモアセンスが必要で笑いへと苦しい現実や狂った状況を笑いへと昇華させることが必要ですが、リベラルは単純に相手を馬鹿にしたり怒っているだけなので笑いへと昇華するようなウィットとは正反対にいるのです。

デオロギーを「病気」に例え、ミームを「薬」として用いる疫学的アプローチを提案。反乱勢力の思想を「感染症」と見なし、ミームで「予防接種」を行う。

これも深いですな。へー。

ミームを催眠療法みたいにも使えて、モチベーションをあげたりもできるし、敵の攻撃を予行演習しておいて敵の思惑を乗り越えたりも出来るということですかな。

ミームはイデオロギー戦争における新興ツールであり、敵の精神内部での戦闘を可能にする

ここも言い得て妙です。ミームというのは映像なので一瞬で脳が理解してしまうのですな。そして心や思想に影響を与えてしまうのです。

まあある程度の知能や、予備知識が必要なのも多いのですが、それは保守派が保守派向けに書いたようなやつであり、リベラルを攻撃するようなのはあいつらのいつも使ってる論理とかをちょっと誇張してやれば粗が見えてしまってバカみたいなのに気がついちゃったりするでしょう。

それでも主戦場であるTwitterを去るのは負けを意味するのでリベラルは保守派アカウントを見に行ってコメント欄で攻撃しに来るのです。そして見たくないミームをわざわざと見てしまうのですww


ゲーマーゲート(GamerGate)

28分からはゲーマーゲートの話題に移ります。

「グレート・ミーム戦争」の本格的な開始(トランプの2015年大統領選出馬表明)に至る前の出来事として、2014年のゲーマーゲートを取り上げます。ゲーマーゲートは、フェミニズム運動がビデオゲーム業界を標的にしたことで、4chanを中心とするゲーマーコミュニティが反発し、ミーム文化が政治的覚醒のきっかけとなった出来事として紹介されます。この話題は、ミーム戦争の土壌がどのように形成されたかを理解するための重要な前段階として位置づけられています。

トランプの2015年大統領選出馬表明からミーム戦争の本格開始となるのですが、このゲーマーゲートはちょうどその前年の2014年ということで前哨戦に当たります。

ゲーム業界というのは若い男性層をターゲットにしているのが当たり前ですが、その若い男性たちは今ちょうどさぷサブプライムローンが弾けて以来は失業中なわけで、ゲームによりハマって現実逃避していたのです。

そんな状況でフェミニズム運動がビデオゲーム業界を標的にしたキャンペーンを始めて攻撃しはじめちゃったのですね。女性ゲーム開発者やジャーナリストへのハラスメント、ゲーム文化内のミソジニー(女性嫌悪)批判などがあったと。これがゲーマーゲートです。キャンセルカルチャーやWokeイズムの原型がここにすでに芽生えていたわけです。

Gateというのはウォーターゲート事件みたいなのと同じです。

「Gate」は英語で「門」を意味する古語に由来しますが、スキャンダル名における「Gate」は、1970年代の「ウォーターゲート事件(Watergate Scandal)」に起源を持ちます。この事件があまりにも有名だったため、「Gate」はその後、スキャンダルや論争を表す接尾辞として使われるようになりました。

ウォーターゲート事件
1972年、アメリカのワシントンD.C.にあるウォーターゲートビル(Watergate Complex)で、共和党ニクソン政権の関係者が民主党本部に侵入し盗聴を試みた事件

「Watergate」の「gate」は元々ビルの名前の一部

Grokの解説

なんでゲーム業界がターゲットになったかというと、経済的な背景と影響力のデカさがあるようです。

ゲーム業界がハリウッドなどの映画産業を余裕で上回る経済的影響力を持つようになったのですが、最近の数字はより顕著です。

Newzoo(ゲーム業界調査会社):
・2023年のレポートによると、グローバルなビデオゲーム市場の収益は約 1,840億ドル(約20兆円) と推定されています(出典: Newzoo Global Games Market Report 2023)。
・一方、映画産業のグローバル興行収入は、Motion Picture Association(MPA)の2023年データによると約 310億ドル(約3.4兆円)(出典: MPA THEME Report 2023)。
・これにより、ゲーム業界の収益は映画産業の約 6倍 に達しており、経済的規模で明確に上回っています。

Grokに調べさせた

2014年当時の数字を比べてもMotion Picture Association(MPA)の2014年データによると、ゲーム業界(915億ドル) ÷ 映画産業(364億ドル) ≈ 2.5倍の差にすでになってたそうです。

ゴーストもそうですが、BBも自分の番組でゲーム業界がハリウッドを完全に凌駕している現状を指摘していました。

4chanがゲーマーゲートの中心地で、アニメやゲームの板が標的。そこにいた若い男性たちは政治に幻滅してほっといてほしかったのですが、フェミニストの介入がゲーマーの「安全地帯」を脅かし、反発を誘発した訳です。

そうやって生きる目的がなかったニヒリズムで無神論者の若者たちに反発するという生きる目的を与えてしまったわけです。

そしてその反発が4chanやTwitterでのミームの作成と拡散となって始まるのです。

ミロ・ヤノプルスとBreitbartの台頭

32分から34分

さて、その反撃を担った重要人物がミロ・ヤノプルス(Milo Yiannopoulos)というBreitbartで記事を書いたりSNSで活躍したゲーム記者だそうです。

因みにミロ・ヤノプルスと書かれてますが、アメリカ人はミロじゃなくマイラと発音しますな。

「#Gamergate」のハッシュタグを広めたり、色んな大学キャンパスを訪問して公演をして左翼からの反発を受けつつも注目を集めたりしてたと。

同時期に新しいメディアであるBreitbartが「リベラルを挑発する(trigger the libs)」トロール的なジャーナリズムを展開し始め、それがゲーマーゲートのエネルギーを政治的勢力に変える一因となったと。

そしてこのゲーマーゲートが当時の文化的潮流(反フェミニズム、反政治的正しさ)を集約し、それが「グレート・ミーム戦争」に直接繋がったという流れ。

ジョン・スチュワートのThe Daily Showとミーム戦争

34−36分はブラッドが語ります。

ブラッドは、「グレート・ミーム戦争」の開始から終了まで、保守派がミーム戦争の分野で一貫して勝利してきたと主張。
対立する側(リベラル派)がミーム戦略で劣化しており、上達していないと指摘。これを「面白い(funny)」と表現し、保守派の優位性を強調。
リベラリズムが広まった主要因の一つがジョン・スチュワート司会の「The Daily Show」だ。
スチュワートは単に左派寄りのニュースを伝えるだけでなく、保守派や反体制的なものを「嘲笑(making fun of)」するスタイルで影響力を発揮
ジョン・スチュワートは保守的な思想や「Woke culture」に反するものをミーム化し、嘲笑することでリベラル側の勝利を導いた。これは、ミーム戦争がユーモアを通じてイデオロギー闘争を勝ち抜く手法であるというブラッドの主張と一致。

なるほど。リベラルもミームをこのように利用してきているのですな。

このスタイルは今ではありふれていますね。私が一目置いてるのはジョン・オリバー。彼も保守派を滑稽にあざ笑うのをやらせたら超一流です。


トム・ブレイディのデフレートゲートやディズニーのルーカスフィルム買収からの小説やコミックの打ち切り

36分からブラッドが長々と2014年から2016年あたりを振り返りますが、色々と熱中してたことを取り上げられてしまう連続のようです。

まずはデフレートゲートという2015年に起きたNFLのスキャンダルで、ニューイングランド・ペイトリオッツのQBトム・ブレイディが試合用ボールの空気圧を操作した疑惑で大ファンだったトム・ブレイディに幻滅して毎日みてたスポーツショーを見なくなったりします。

また、ディズニーが2012年にルーカスフィルムを買収し、2014年に旧拡張ユニバース(Expanded Universe)をディズニーの公式認定から除外すると、多くのファンが愛好していた何百冊もの小説やコミックの連載が打ち切られるという悲劇。

この打ち切りが、ブラッドのもう一つの趣味をぶち壊し暇になります。

同時にトランプが出馬表明してメディアに不可解レトリックでもって叩かれるようになり政治に引き釣り出されるのです。暇になった時間が大活躍。

Qも144で言ってるが
「ディズニーは注意をそらすものだ」と言っています。
ローマ帝国のコロシアムと同じですな。

うーむ。ディズニーはミスミス政治に無関心に保つための餌を投げ捨てたのですな。当時のCEOは誰だったのだろう。Grokに聞くか。

ルーカスフィルム買収のときのCEOはロバート・“ボブ”・アイガー(Bob Iger)で在任期間: 2005年9月30日 - 2020年2月25日と。

かなり最近までこのアイガー氏ですな。

そしてボブ・チャペック時代(2020年 - 2022年)を挟んで現在までまたボブ・アイガーなのですな。

かなりWokeに染まった感じの人でWTMをちらっとみても嫌われていますな、アイガー氏。

このトランプ出馬表明を前にした若い男性たちから趣味や現実逃避の逃げ場をうばうこの動きは、なんだか愛国者が手を引いていたかと深読みしましたが、このディズニーの動きは単に自爆ですかね。

さて長くなりましたので、今回はこの辺でお開きにします。

ここからはピザゲートの話題へと移り、いよいよトランプが話題に登場します。ピザゲートといえばジョン・ポデスタですね。なんかGrokが書き起こしvttファイルに確実にあるPizzagateをなかなか認識してくれないのでこの部分は手作業でやらないとだめかもです。GrokにもAIによくある自己検閲があるようですなー。とほほ。

追記
Grokにピザゲートの部分を解説させるとうまく言ったり行かなかったりするのですが、検出されてもタイムスタンプがずれてたりと、ちょいとvvtファイルがデカすぎるのが行けないのかもです。

vttを手で編集して、AIにもわかりやすいようにしたら精度あがると思うのですが、Defectedの書き起こしで使ったスクリプトを走らせるとぶちギレている文章をつなぎ直したりして圧縮できるので、時間を見つけてそれをやってから記事を再開します。なのでちょいと遅れますよ。