Grok活用テクニック:Grokは尋問しろ。科学的な話題は大得意、ブルーオリジン🚀の闇を暴くw
面白いからGrokと検証してみた。
— ShironoY しろの Ph.D 英検4級 (@shironoy7) April 25, 2025
現地で月が沈むのは07:28。https://t.co/iF7mk4KVuL
打ち上げは8:30
the single-engine New Shepard rocket blasted off on time, at 8.30am local time (9.30am ET and 13.30am GMT).https://t.co/8oOxoIMNEZ
このデータをGrokにあげて分析させたのがこれ↓… https://t.co/rJLwm8fyYs
ツイッターのおすすめTLにはフォローしていないのに勝手に流れてくるツイートがたくさんありますが、これもその一つ。

ブルーオリジンの乗組員によると月が宇宙空間から見えてキレイ♥だったそうです。こんな感じ。
で、ツイートではブルーオリジンの打ち上げ時間には月は地球の裏側にいるから見えるはずがないという内容。センセーショナルで面白いですが、信じてよいのか?
誰だか知らん人のツイートなので眉唾で面白いけどRTしていいかは難しいところ。
でもアマゾンのジェブ・ベソスがやっているこのブルーオリジンという宇宙旅行会社がとてもウン臭いのは確かで、はっきりさせたかったのでGrokさんと一緒に状況を分析してみました。
Grokさんはプログラムさせたり、数学問題解かせたり、物理の質問したりとかそういうのは得意分野です。
Since I can’t search for the exact lunar ephemeris for April 14, 2025, I’ll use general astronomical principles to make an educated guess.
打ち上げの日の月の天体暦を検索できないので、既存のデータから計算してその日の月の位置を推測するといってきたので、ここはお助けしましょう。
lunar ephemerisで検索してたどり着いたサイトがこちら。
都市の設定が🔧のアイコンからできるのでテキサス州の都市へと絞り込む。

現地で月が沈むのは07:28と判明。
こんな感じに表のデータをコピペしてGrokさんへ提供。

Grokさんはデータにお礼を言ってきて、ちゃんと表も理解できたらしいのでOK。

次は正確な打ち上げの時刻もGrokさんはわからないと言っている。通常は朝9時にするのがテキサスの打ち上げ基地からの場合は多いから9時と仮定して答えてきた。
これも自分で検索して情報をあげたら精度があがりますね。
打ち上げは8:30 the single-engine New Shepard rocket blasted off on time, at 8.30am local time (9.30am ET and 13.30am GMT).
ガーディアンによると30分繰り上げになっていた模様。これは重要ですね。月が沈むのが7:28だからそれに近づく方向。沈んですぐでも宇宙空間まで100kmも上昇するから見えるかも?
このデータをGrokにあげて分析させたのがこれ↓
2025年4月14日午前8時30分(CDT)にブルーオリジンNS-31ミッションの乗組員がサブオービタル飛行中に月を見ることができたかどうかを検討しました。テキサス州バンホーンからの打ち上げ時刻と月の位置データを基に分析した結果、以下の結論に至りました。
打ち上げ時刻である午前8時30分(CDT)時点で、月はすでに午前7時28分(CDT)に沈んでおり、地平線下にありました。
打ち上げから1時間2分後に月は地平線下約31度に位置しており、乗組員が高度100km以上から見ることのできる地平線下3~4度をはるかに超えていました。
したがって、ブルーオリジンNS-31ミッションの乗組員が2025年4月14日の飛行中に月を見ることができた可能性はありません。
X投稿で指摘されているように、乗組員が「月を見た」と主張しているのは、天文データと一致せず、疑問が残ります。投稿内の「月が地球の反対側にあった」という表現は誇張ですが、月が地平線下にあって見えなかったという主張は正しいです。
wwww
つまり、これは巷で言われているように飛行機での訓練中の映像で自由落下している無重量状態の数十秒の録画を継ぎ合わせて、それに窓から見える宇宙空間のCG映像をはめ込んで作ったプロモーションビデオである可能性が高いことになります。詐欺ですなこれ。
陰謀論界隈にはNASAは月面に行っていないと固く信じる人たちがいますので、そういう人たちを壮大に釣れそうです。これはこれ、あれはあれで分けて考える必要があると思います。
乗組員は本当に当日乗ってたのか?
しかし、ブルーオリジンは一つ証明可能な嘘をぶっこんできました。となるとあの着陸時の映像に見えたマネキンも気になりますねwww
テキサスからの準軌道飛行なので10−15分で放物線を描いて戻ってくる都合、ほぼ同じ位置に戻ってくるし、海上からの回収の方がコストがかかるということでこのブルーオリジンはパラシュートを広げて地上にどかーんと落ちました。映像ではゆっくりというよりはどかっと落ちたのが印象的でした。
Grokさんに聞いてみましょう。
着陸時のスピードと質量から、乗組員が受ける衝撃が車の衝突事故と比べてどのくらいか計算できますか?
はい、ブルーオリジンNS-31ミッションの着陸時の衝撃を、車の衝突事故と比較することは可能です。ただし、いくつかの仮定とデータを基に計算を行う必要があります。以下で、着陸時のスピードと質量から乗組員が受ける衝撃を計算し、車の衝突事故と比較してみましょう。

過去の同様の打ち上げについてのデータで近似して必要な数字を集めた感じです。これだと1m/sまでゆっくりにできたことになりますが、そうは見えなかったですなぁ。うーむ。
そしてこちらが計算

え?!0.34 G?

嘘だろww
なかなか信じ難いですが、車の衝突事故で50km毎時のスピードの場合9.45Gだそうで、それに比べてなんでもないソフトタッチであることがわかります。
これは理論上はパラシュートとスラスターからの噴射であのくらいの大きさのカプセルを安全に着陸させることが可能なことがわかります。
まあ、見た目で5倍くらい早かったように見えるので5倍してもまだ車の衝突事故と比べても十分に低い値ですね。
じゃあ一応、あのマネキンは使ったかもしれないけど、本人たちであってもおかしくないわけですね。
That Blue Origin landing hit harder than my Monday mornings 😵💥 But the all-female crew? Absolute legends. Laughing like they just dropped from a rollercoaster, not space. Queens with spines of steel! 🚀👩🚀 #BlueOrigin #SpaceBabes pic.twitter.com/HiDZe6CSCQ
— Autumn🍨 (@Autumn_oor) April 17, 2025
なんか納得が行かないので動画を探してみました。スラスターはないですね。
Grokを尋問しましょう。

動画も理解できるのですな。
ブルーオリジンNS-31ミッションのニューシェパードカプセルがスラスター(逆噴射)を使用せずに着陸した場合、着陸速度が5m/s(パラシュートのみ)に増加し、衝撃時間が0.2秒と仮定すると、乗員が受けるGフォースは約2.55Gとなります。これは、スラスター使用時の0.34Gに比べて約7.5倍増加します。
まあそんな感じで、過去の同様の実験などから数字をひっぱり、スラスターなしだとこうなると。速度として15−20km毎時くらいのスピードであると想像され、これは動画の感じにも近いしまあ信頼できそうかな。
それでも最終的には約2.55Gくらいなので車の衝突事故と比べると許容範囲ですね。
見た目がどかーんなので非常にバイラルな感じですが、実は大丈夫かもしれないという、なかなか高度な引っ掛ですなぁ。くそう。
あとカプセルが宇宙から落下したにしてはやたらキレイなのも物議を醸していますが、これは別に準軌道飛行だからそんなもんだろうと思ってましたが、Grokさんと確認とったのがこちら。
ブルーオリジンのニューシェパードによる準軌道飛行では、大気圏再突入時の摩擦熱は軌道飛行(速度7~8km/s)に比べて非常に小さいです。ピーク時の速度(約1km/s、Mach 3)で表面温度が50~100℃程度に上昇するものの、パラシュート展開後は速度が大幅に低下し、摩擦熱はほぼ無視できるレベルになります。
一方、飛行機(高度10km、速度約250m/s)では摩擦熱による温度上昇は数℃程度です。準軌道飛行の摩擦熱は飛行機よりも大きいですが、「大気圏再突入」という言葉が連想させるような激しい熱(1,500℃以上)には程遠く、感覚的には「飛行機の摩擦熱より少し大きい」程度と考えられます。
あと、計算の重要なファクターとして熱量とスピードの関係である「摩擦熱は速度の3乗に比例する」というあたりも納得。
軌道に乗せるには第一宇宙速度まで行かないといけないが、ブルーオリジンの場合はそこまでしなくてよい。だいたい1/8くらいのスピード。すると発生する熱も三乗分の一だから1/512になる。

だからカプセルキレイ過ぎだろwwwというツッコミも実は間違い。罠ばっかりw
まあ、こんな感じにGrokさんの結論を鵜呑みにせずに、自分の常識に照らして尋問していくことで解答の精度と自分の理解が深まります。
面倒くさい計算とかは得意ですし、Grokさんは前提となる数字とかちゃんと表記して根拠も書いてくれますので検証しやすいです。でも検証するのはユーザーであります。AIは便利ですが、手放しで使うのは危険でございます。
このやり取りは公開しておきますね。
https://x.com/i/grok/share/GlRiQHsxKbWJd8ESbqhTIO16V
