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movie column|ジョーン・ジェット バッド・レピュテーション


movie column|Bad Reputation

〈data〉

監督|ケヴィン・カースレイク
製作|ピーター・アフターマン、キャリアンヌ・ブリンクマン
製作総指揮|ダン・ブラウン
脚本|ジョエル・マーカス
音楽|ジャック・ブラウトバー
公開|2020年


〈cast〉

ジョーン・ジェット
ビリー・ジョー・アームストロング(Green Day)
デボラ・ハリー(Blondie)
マイケル・J・フォックス
イアン・マッケイ(Fugazi)
イギー・ポップ
キャスリーン・ハンナ(Bikini Kill)


〈trailer〉


〈story〉

70年代、女性だけのロックバンドとして衝撃的に現れた「ザ・ランナウェイズ」の中心人物であり、解散後は「ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ」として活躍。ジェンダーを超えたロックンロールスターのアイコンとして君臨するギタリスト、ジョーン・ジェットのドキュメンタリー。
まだ女性のロックバンドが認められなかった時代に先鞭を付け、アップダウンの激しいショービジネスに翻弄されながらも、自分の意思を貫き通し、2015年にはロックの殿堂入りを果たす。40年以上にわたる彼女のロックンロール人生を、「Green Day」のビリー・ジョー・アームストロングやイギー・ポップ、「Blondie」のデボラ・ハリー、「Bikini Kill」のキャスリーン・ハンナ、さらには映画で共演したマイケル・J・フォックスなど、彼女と関わりの深い人物のコメントを交えて描く。監督は「NIRVANA」のミュージック・ビデオを手がけてきたケヴィン・カースレイク。


〈column〉

洋楽ファン、ロックファンではあるが、「ザ・ランナウェイズ」、「ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ」はさほどハマっておらず、名前と数曲知っている程度。
だから、ザ・ランナウェイズ結成から、メンバーチェンジ、解散の経緯などはまったく知らなかったので新鮮な感覚で観られました。
ヴォーカルのシェリー・カーリーの脱退理由が日本公演にあったこととか、ザ・ブラックハーツがあれほどレコード会社から妨害を受けていたとか。

何より、たった50年前なのにその頃は「女性のロック」が認められていなかった時代にかなりのカルチャーショックを受けた。日本ならまだしもアメリカで。

この映画を観る限り、彼女がザ・ランナウェイズを結成した頃から現在まで、一貫して自分のやりたいことに妥協せず、しかし、他者を尊重する姿が見て取れる。
戦争は反対だが軍(兵士)に対しては尊敬する。
動物愛護に熱心で自身もヴィーガンだが肉を食べる人を批判はしない。
そして、音楽界での女性の地位を認めさせるために他者を攻撃するのではなく自らの行動で認めさせる姿勢。
などなど。

音楽、風貌、発言などで誤解されがちだが、ジョーン・ジェットがいかにピュアな人物なのかがよくわかる。

改めてザ・ランナウェイズ、ザ・ブラックハーツの楽曲を聴いてみると、演奏も曲も格好いいし、ジョーン・ジェットの声もいい。改めて聴いてみようかと思わせてくれる良い映画でした。

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