歯科治療でまさかのプライベートリムジン! しかも12ドル!?
「インプラントは準備OK。でも今回はブリッジで」
オーストラリア在住の男性にインタビューしたときのお話
――実は、最初はインプラントを希望していました。しかし、今回は骨の状態が悪く、治療が見送りに。時間の都合もあり、応急的にブリッジで対応してもらうことに。
とはいえ、悪い部分はまだ上の2本だけなので今後まとめて治療を受けるつもりです。
きっかけは、旅行中の“差し歯トラブル”
――昨年、ベトナムを旅行中に差し歯が取れてしまって。
オーストラリアで治療すると非常に高額なので、現地で歯科のGoogle検索。返信の早さと見積もりでは「18ドル」と聞いた料金の安さに驚き、すぐに予約。
実際に行ってみると、とても丁寧なカウンセリング。差し歯のクラウンを再装着するために歯を削って調整してくれて……なんと費用は12ドル!
くっつかないはずの取れた差し歯を試行錯誤して装着してくれて、見積もりよりも安く済んだのです。
その時にインプラントの見積もりもメールでもらいました。強引なセールスも一切なく、「参考にどうぞ」と気軽に案内されたのが印象的でしたね。
たった一度の治療でも、まるで“かかりつけ”のような親しみやすさ
――それから半年後
そのメールに返信したところ、たった一度訪れただけなのに、まるで長年通っている歯医者のような温かい対応。しかも空港からホテルまでプライベートリムジンがお迎えに来てくれる、超!神対応。

今回は滞在期間短めで、歯科近くのホテルを取り再訪しました。
ブリッジの修理で通院したのは合計2回。
仕上げと最終確認で1回ずつ、計4回の診療でした。説明は受付や歯科助手の方が丁寧に対応してくれて、治療の8割は「打ち合わせ」。
日本の歯科とは段取りがまったく違います。
日本や他国との違いは?
――タイの歯科にも行ったことがありますが、かなり雑で「まるで獣医みたいで怖かった。」日本の歯科のイメージも至って良くなかったが、日本に住んでいた頃の当時は「これが当たり前」と思ってました。
オーストラリアの治療費よりニュージーランドの歯医者の方が安かったので、旅行の際に治療に訪れた時のこと。医者は私の日本での治療を見て、「よくないね、これ、どこで処置したの?」と言われたこともあります。
日本では治療費が安くても、患者も歯科医もあまり会話をしない印象です。
支払いの工夫もありがたい
――クレジットカード支払いは通常3%の手数料がかかりますが、それを差し引いた価格で対応してくれたのも良心的でした。他の歯科では企業側の手数料も患者負担になることがあり、合計6%も上乗せされるケースも。
ここの良いところは、治療前にメールで連絡すれば滞在日数に合わせてきちんとスケジューリングしてくれます。
一時的なブリッジも、歯を削らずに対応
――ブリッジはインプラントまでの仮歯として入れたもの。削らずに済んだのが大きいですね。横の差し歯は調整しましたが、根は残してあります。次回はインプラント2本と差し歯2本の予定です。
審美面にもこだわって
――実は「歯を白くしたい」気持ちも強い。ただ、1〜2本だけ白くすると逆に浮いてしまう。そこで、2本つながったクラウン(セラミック素材)を選び、自分の歯より少しだけ白いクラウンにしました。
日本の安いメタルボンドは避けますね。
強度を増すためクラウンの内部が金属素材のやつ。あれは歯茎に悪影響で、時間と共に金属が溶け出し歯茎が黒ずむらしいから。
その点オールセラミックなら歯茎の変色も、赤ワインやカレーで歯自体の変色もしない。まるで“カッパを着た歯”。水で洗えば落ちますし、お手入れがラクです。
ブリッジ(クラウン)に保証は付きますか?
確か10年くらい保証が付いていたんじゃないかな。「俺はジジイだから3年でいい。まるでビザと同じだね(笑)」なんて冗談も飛び出しましたが、「長生きするかもしれないしな」と話してくれました。
治療の質、医師の熱意が段違い
――先生は30代半ばくらい。日本では患者が多くて流れ作業になりがちですが、ここではしっかり時間を取ってくれる。
患者が「OK」と言っても、先生が納得いくまでクラウンの調整をしてくれるんです。治療後に違和感があれば、帰国前でも無料で再診してくれたのはありがたかったですね。
治療のデメリットは?
――唯一のデメリットは、やっぱり「言語の壁」と「滞在の手間」でしょうか。でも、歯科助手の方がしっかり段取りしてくれるし、「どの歯を治療するのか」なども図解でわかりやすく説明してくれました。
こんな話を聞くと、旅行ついでに歯も治したくなる。旅のプラニングがより楽しみになりそうです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
それではまた、Ciao ciao !!
