土佐文旦「愛」にあふれて!vol.2 [文旦類の来歴編]
色々な話しになる前に、まずばおさらい。
高知県内で、「文旦」といえば土佐文旦の事になりますが、鹿児島ではボンタンと言ったり、長崎辺りなどでは、ザボンとも呼ばれていますが、そこな辺りも整理したいと思います。

◉文旦類の伝来
文旦類は、16世紀頃の大航海時代に、ポルトガル船やオランダ船、中国などを通じて日本に渡来しました。
鉄砲やサツマイモの伝来と同時期に、九州西部の沿岸地域に上陸したとされ、各藩の文献にもその記録が残されています。
特に、港を中心に交易が盛んだった藩港の周辺で、文旦類の栽培が行われていたようです。
栽培の過程で突然変異などが起こり、さまざまな文旦類が発見され、次第に広まっていったと考えられます。
その中には、果肉が白色系(やや透明や薄い飴色など)や赤色系(薄いピンク色や赤色)など、いくつかの種類があります。
「ザボン(朱欒)」は漢字に「朱」という文字が含まれており、この「朱」は赤系の色を指すことから、ザボンは赤色系に分類されます。
次回は、幾つか文旦類を紹介いたします。
20251010
