リビングのように集う〜和歌山市民図書館〜
こんにちは!しおりです。
今回は、本を読む場所を超えて、街のリビングのように人が集まる図書館、"和歌山市民図書館"をご紹介します。
本と暮らし、商業と公共がゆるやかに溶け合う、
いまの時代らしい図書館建築です。
基本概要
・名称:和歌山市民図書館
・所在地:和歌山県和歌山市
・開館:2020年
・設計:隈研吾建築都市設計事務所
・用途:図書館+カフェ+商業機能
和歌山市民図書館の魅力①
魅力①は、この図書館が南海和歌山市駅と一体になった再開発プロジェクトの中心施設となっている点です。
駅を出てすぐアクセスできる立地は、通勤・通学の動線の中に自然に図書館を組み込んでいます。
目的地として行く図書館ではなく、「日常の途中に立ち寄る図書館」になっていて、それがこの建築の大きな特徴です。
和歌山市民図書館の魅力②
魅力②は、木のルーバーがつくる、やわらかな内部空間です。
内部に入ると印象的である天井や壁面に広がる木のルーバーが設計者の隈研吾らしい木の使い方であり、大空間に温かさを与えています。
本棚はただ整然と並ぶのではなく、立体的に配置され、階段状の閲覧スペースや吹き抜けと絡み合う構成となっています。
どこか書店のような高揚感と、公共図書館の落ち着きが同時に存在しています。
終わりに
和歌山市民図書館は、本のための箱ではなく、街と人をつなぐプラットフォームです。
木の温もり、駅との一体感、滞在を促す立体構成はここならではの計画となっています。
もし和歌山を訪れることがあれば、電車を降りたその足で、ぜひ立ち寄ってみてください。
